食べたら食べっぱなし!子どもがゴミを捨てないお悩み解消のための3つのポイント

 

お菓子を食べた後のゴミは誰が捨てていますか?子どもがゴミを捨てないことはありませんか?ゴミを捨てない子どもに「捨てて」と言っても捨ててくれず、片付けはいつもママ。そんな状況変えたいですよね!そんなママに解決策をお教えします!
 

【目次】

1.何度言っても放置されたままのゴミで親子喧嘩勃発!
2.発達障害グレーゾーンのマイペースな子の特徴
3.子どもがゴミを捨てないお悩み解消のための3つのポイント
◆ゴミ箱の位置を変える
◆ご褒美
◆声掛けのテクニック

 
 

1.何度言っても放置されたままのごみで親子喧嘩勃発!

 
 
おやつの時間を楽しみにしているお子さんは多いですよね。
 
 
私の小学校二年生の子どももおやつが大好きで、お菓子を自分で持ってきて食べています。
 
 
ですが、食べた後のお菓子のゴミはそのままです。ゴミをゴミ箱に捨てない子どもに対して、「片付けて」と言っても、「面倒くさい」「ママやって」と捨ててくれません
 
 
 
 
 
おやつの時間は毎日あります。こちらも毎日のことだと、不満が溜まり、「ゴミ捨てて」「いつ捨てるの?」「捨ててって言ったよね?」と強く言ってしまうこともありました。
 
 
けど、怒っても子どもはゴミを捨てるようにはなりません。お互いが嫌な気持ちをするだけでした。
 
 
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2.発達障害グレーゾーンのマイペースな子の特徴

 
 

ゴミをゴミ箱に捨てない子どもに対して、お菓子を食べたらゴミは捨てるという、ママからしたら当たり前の行動がなぜできないのでしょうか?

 
 
マイペースだなと思う発達障害グレーゾーンの子の特徴にこんなことはないでしょうか?
 
 
・段取りを組むことが苦手
 
・時間間隔の発達がゆっくり
 
・運動発達がゆっくり
 
 
こんな特性を持つお子さんは、おやつの時間が終わったら片付けるという時間感覚がない、ゴミをまとめてごみ箱に捨てるという段取りを組めない体を動かすことが億劫だと感じてしまうのです。
 
 
 
 
ですが、ゴミを捨てない子どもに対して、ゴミを捨ててもらうことを諦めなくて大丈夫です。次で子どもがゴミを捨てないお悩み解消のためのポイントをお伝えしますね。
 
 
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3.子どもがゴミを捨てないお悩み解消のための3つのポイント

 
 

子どもがゴミを捨ててくれるようになるまでにやったことはこの3つです。

 
 

◆ゴミ箱の位置を変える

 
 

我が家はキッチンにしかごみ箱がありませんでした。子どもがキッチンまでゴミを捨てに行くことが負担になっていないか考え直しました。

 
 
そこで、子どもがお菓子を食べるダイニングにもゴミ箱を置くことにしました。子どものすぐ横にゴミ箱を置くことで、ゴミ捨てのハードルをぐっと下げることができます。
 
 
キッチンまで捨てに行くのは面倒だけど、ゴミ箱がすぐ横にあるなら捨ててみようかなという気持ちになりますよね。
 
 

◆ご褒美

 
 

ゴミを捨てる行動を引き出す為ご褒美を用意しました。

 
 
我が家は1回お手伝いすると、お手伝いシールを1枚貼り、ある程度貯まったら1枚10円で計算し渡すことにしました。
 
 
そのお金で好きなお菓子やジュースなどを買い、喜んでいました。行動を引き出す為のご褒美はとても有効です。
 
 
ただ、1つ注意していただきたいのが、ご褒美と褒めの言葉を必ずセットにしてください。ご褒美だけだと、ご褒美がないと行動しなくなってしまいます。
 
 
褒めの言葉ですが、これもお子さんにとってご褒美です。
 
 
「捨ててくれてありがとう」
 
 
「捨ててくれる〇〇ちゃん!かっこいい」
 
 
グッジョブサイン!
 
 
など、お子さんが喜ぶ褒めを見つけて伝えてあげてくださいね。
 
 

◆声掛けのテクニック

 
 

ゴミ捨ての習慣がないお子さんにゴミを捨てて貰うには声掛けも重要です。

 
 
私は、「(笑顔で、ゆっくり、優しく)〇〇ちゃん、ゴミを捨てるお手伝いしてくれたら、お手伝いシール貼ろう」とお願いしました。
 
 
1回言っただけでは捨ててくれないので、5分後にもう一度同じトーンで同じ提案をします。
 
 
それでも動かなければ、5分後にもう一度同じトーンで同じ提案をします。これを繰り返します。
 
 
これで行動し始めたらすぐに褒め、ゴミを捨てたらお手伝いシールを貼りました。
 
 
5回くらい言っても捨ててくれないときは様子を見ることにしました。
 
 
あとで子どもが気付いて捨ててくれることもあったからです。捨てないでそのままにされていた日は、何も言わずに私が捨てました。
 
 
 
 
これを日々繰り返すことで、少しずつ子どもがゴミを捨てるという習慣が定着していきました。
 
 
また、今ではお手伝いシールがなくても自らゴミ捨てをしてくれるようになりました。捨て忘れていることもありますが、声掛けですっと動いてくれるようになりました。
 
 
ぜひ試してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:安室ゆう
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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