友達トラブル発生!発達障害の我が子が謝れなかったときの対応法

 

発達凸凹の長男がちょっとしたトラブルで友達と喧嘩となり、なかなか謝れないことが原因でママ友と気まずくなってしまいました。そのときの私は頭ごなしに謝らせようとして、謝れない子の対応を知らなかったのです!

【目次】

 

1.「オレは悪くない。」と素直に謝れない息子
2.どうして謝れないのか?
3.子どもが謝らないときの対処法とは?
①起こったことについて確認をする
②気持ちに寄り添ってあげること(共感する)
③謝まれなくても怒らない
④謝ることでどんなメリットがあるか具体的に説明をすること
⑤(高学年になったら)親はあまり介入し過ぎない 
4.息子は息子、私は私

 
 

1.「オレは悪くない!」素直に謝れない息子

 
 
私には注意欠陥多動性障害傾向(ADHD)の中学2年生の長男がいます。
 
 
こだわりが強く癇癪もちだったので幼少のころは手を焼いていました。
 
 
子どもの発達の特性が原因でママ友ときまずくなった経験はありませんか?
 
 
私はあります。
 
 
保育園時代に息子同士の気が合い、親子共々仲良くなって遊びに出かけることもありました。地区の関係で卒園後は違う小学校に離れ離れでしたが、交流は続いていました。
 
 
そして、小学2年生の夏休みに親子ともども出かけた先に、子どもたちの喧嘩が勃発!こだわりの強い息子はなかなか謝れず…。
 
 
「謝れないともう遊べなくなっちゃうよ。」と注意すると、「別にいいもん。俺は悪くない」とテコでも謝らないといった始末。
 
 
その日はきまずい雰囲気の中、お友達とはお別れしました。
 
 
帰宅後に息子を説得し、その日のうちに電話をかけ息子がR君に「ごめんね」と伝え、形式上は仲直りをしました。
 
 
しかし、私はまた迷惑をかけてしまうのではないか、うちの息子と関わると悪い影響を与えてしまうのではないかと連絡を控えるようになりました。
 
 
そして、別の小学校だったので、次第に遊ぶこともなくなっていきました。
 
 
せっかく親子で仲良くなれたのに、どうしてこうトラブルを起こすのだろう?
 
 
うまく謝れない息子を引き目に感じてしまい、ママ友のグループの輪を遠ざけるようになってしまいました。
 
 
どうして素直に謝れないのでしょうか?
 
 
実は、体裁を気にして息子にすぐに謝らせるという私の対応がまず間違っていたのです。
 
 
 
 
なぜなら単なるわがままではなく、発達の特性が関与しているからです。
 
 
では、どのような対応がいいのでしょうか?それは後でお話しますね。
 
 
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2.どうして謝れないのか?

 
 
まず子どもの発達凸凹の特性を理解することが大切です。
 
 
発達凸凹の子は表情の読み取りが苦手だったり、言葉をそのまま受け取ってしまったりすることから、相手の気持ちを正確に理解することが苦手です。
 
 
こだわりもあって、価値観も他の人と大きく異なります。
 
 
客観的に見てどんなに自分が悪い状況になっていたとしても、自分自身でこれは悪くない!謝る必要はない!と思い込んでいる可能性があるのです。
 
 
また、人間関係が崩れることに全く恐怖を抱かない場合もあります。
 
 
どんなに相手から嫌われようと構わないと考えているのだと思われます。自分だって嫌なことをされたという被害者意識の気持ちが強いのです。
 
 
親の立場からすると無理矢理にでも謝るようにしつけをして、できるだけ人間関係を良好に保つようにさせたいと思ってしまいますが…
 
 
こういう状態を理解せずに、とにかくすぐに謝らせるという行為は癇癪を引き起こしかねない行動になります。
 
 
とはいえ、謝れない子どものままだと、みんなトラブルになるのを嫌がってその子を避けるようになってしまいます。
 
 
では、どういう対応がいいのでしょうか?
 
 
 
 
このあとにお話ししますね。
 
 
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3.子どもが謝らないときの対処法とは?

 
 
発達障害あるなしに問わず、なかなか謝れない子どももいますよね。親の立場としたら、真っ先に謝って事を納めたくなってしまいますよね?
 
 
謝らないときの対処法はこちらです。
 
 

◆①起こったことについて確認をする

 
 
子どもたちの間で何が起こったのかお互いの話を聞きます。双方から聞くことがポイントです。

 
 

◆②気持ちに寄り添ってあげること(共感する)

 
 
「○○が嫌だったんだね。そうだよね。」と共感する時間をとってあげると気持ちの整理がつきやすくなります。
 
 
興奮しているときは、「ちょっと話をしてくるね」と伝えて、その場から少し離れて話ができる場をつくるといいです。
 
 

◆③謝まれなくても怒らないようにする

 
 
喧嘩は一人ではできません。だから片方だけが悪いわけではないですし、謝らないことで怒り過ぎると「怒られた、怖い」という感情だけが頭に残ってしまいます。
 
 
せっかく諭しても怒りながら言っても内容を理解できません。
 
 

◆④謝ることでどんなメリットがあるか具体的に説明をすること

 
 
相手の気持ちがくみ取れない場合は、謝られなかった方はどんな気持ちになるかを想像させようとしても難しいです。
 
 
「謝られなかった時の相手の気持ち」と「謝られた時の相手の気持ち」を解説してあげましょう。
 
 

◆⑤(高学年になったら)親はあまり介入し過ぎない 

 
 
大きなケガや手が出てしまった場合は別ですが、口喧嘩ぐらいなら見守ることも大切です。
 
 
意外に子どもって昨日までは文句を言っていたのに、翌日は仲良く遊んだりするものです。しばらく時間と距離をおくことも必要です。
 
 
子どもに頭ごなしに謝らせようとすることは禁物です!
 
 
 
 
ママ友と気まずくなったままでは終わらせたくなかったので、私がとった対応策はこちらになります。
 
 

4.息子は息子、私は私

 

 
相手のママさんの考えにもよりますが、息子同士は遊ばなくなってしまいましたが、ママ同士は仲良くしていてもいいと考えが変わりました。
 
 
形式的にでも日にちを伸ばさずに謝ったことで、次の機会を作りやすくなりました。
 
 
私からも相手のママさんに「嫌な思いをさせてしまったよね。でも私はあなたと仲良くしたいから、これからも仲良くしてね。」と伝えました。
 
 
その後ママ友からもLINEをくれ、母同士はランチをすることになりました。
 
 
そして、トラブルの引き金と思っていた息子が友達の喧嘩の仲裁に入っていたとママ友から教えてもらい、わが子の意外な一面を知ることができました。
 
 
無理にママ友を作る必要はないけど、ママ友がいたらそれはそれでいいこともあります。息子同士は7年以上遊んでいませんが、ママ友との交流は続いています。
 
 
過去は変えられませんが、過去から学ぶことはできます。たくさんトラブルがあっても次はこうしようと学ぶ姿勢、打開策をみつけることが大切です。
 
 
そして、「息子は息子、私は私」をモットーに、私自身も交流関係を広げていきたいなと思います。
 
 
 
 
そして、発コミュにはいろんな対応策があります。ママ友には言いづらい子育てに悩んだときは、ぜひ活用してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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