反抗的な子が素直に「ごめんなさい」と言えるようになる秘策

 
悪いことをしたのに自分の非を認めなかったり、うそをついたり。反抗的で素直になれないのは、性格の問題ではなく脳の発達に原因があります。素直さを引き出して「ごめんなさい」も言えるようになる秘策をご紹介します。
 

【目次】

 

1.反抗的で「ごめんなさい」が言えない娘

 
 
お友だちをたたいてしまった時や、物を壊してしまった時、悪いことをしてしまったと心の中では思っていても、素直になれない。
 
 
「ごめんなさい」と言うどころか、うそをついたり、泣いたり、怒ったり。そんなことありませんか?
 
 
悪いことをしたら素直に謝ってほしい、謝れる子になってほしい。ずっとこのままだったらどうしよう?親としては心配になってしまいますよね。
 
 
 
 
私の5歳の娘は、いつの頃からかちょっとしたことで癇癪を起こしたり、自分の非を認めず人のせいにしたりするようになっていました。
 
 
たとえば、
 
 
・おかずの盛り方が気に入らない
 
 
・親が出してきた服が自分が着ようと思っていた服と違う
 
 
・コップを倒してしまったのは親がよそ見をしたせいだ
 
 
というような感じでした。
 
 
元々頑固な性格であまのじゃくなところもあって、一度火がつくとなかなかおさめることができず、本人もつらそうな時もありました。
 
 
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2.なぜ、素直になれないの?

 
 
小さい子どもが素直になれないのは、感情系の脳の機能がまだ発達していないことが原因です。決して性格が悪い子に育ってしまったわけではないんです。
 
 
脳の中心部分に、感情をつかさどる「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」という部位があります。
 
 
ここの発達が未熟な状態だと、攻撃的になったり、逆にうつうつとするなど気分のムラが激しくなります。
 
 
 
 
そして、反抗的で攻撃的な子どもの言動や行動を受けると、ついきつい態度で反応してしまうこともあるかと思います。
 
 
でも、その対応だと脳は満たされず発達しないので、つまでもその状態が続くことになってしまいます。
 
 
では、感情をつかさどる脳の部位を発達させるにはどうすればよいのかと言うと、「ちやほや」してあげることがカギになってきます。
 
 
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3.「ちやほや」で満たされていくと素直さが出てきます!

 
 
どのように「ちやほや」するとよいのか、日常的な対応と反抗的・攻撃的な行動をしている時の対応で分けてご紹介します。
 
 

◆日常的な対応

 
 
日常的には、否定の注目よりも肯定の注目を増やすことを心がけてみてください。
 
 
肯定の注目を増やすためのポイントとしては、
 
 
・子どものやっていることに興味や関心を示す
 
・こまめに褒める
 
・ささいなことにも感謝する
 
・スキンシップを取る
 
 
などになります。日常的に肯定の注目を増やして接することで、反抗的・攻撃的な態度が減っていって、子どもらしい素直さが出てきます。
 
 
発コミュには「肯定の10テクニック」というものもありますので、こちらの記事もあわせて読んでくださいね。
 
 
 
 

◆反抗的・攻撃的な行動をしている時の対応

 
 
子どもが反抗的・攻撃的になっている時は、そ感情に巻き込まれるのではなく、見て見ぬふりをして落ち着くのを待ってください。
 
 
そうやって待つ時のポイントは3つあります。
 
 
① 好ましくない行動が始まったら、すぐに見て見ぬふりをして、視線・身体を向けない
 
 
注意したり叱ったりしてから見守るのではなく、最初から見て見ぬふりをするのがポイントです。
 
 
② 否定的な表情・態度・言葉・感情を示さない
 
 
否定的な注目をしてしまわないように、何かほかのことをするなどして感情をコントロールして、平静な態度をキープするようにしましょう。
 
 
③ 褒める準備をする
 
 
子どもが好ましくない行動をやめるか、好ましくない行動を始めるのを素知らぬ顔で待ちながらも、褒め逃しのないように褒める準備をしておきましょう。
 
 
そうやって待っていて子どもが自分で落ち着くことができたら、そのことを思い切り褒めてあげてください。褒める時には、言葉だけじゃなくハグしてあげるとより効果的ですよ!
 
 
 
 

◆反抗的だった娘の変化

 
 
ちょっとしたことで癇癪を起していた娘でしたが、私と妻と2人で(そのうち9歳の兄も加わって)重点的に「ちやほや」したところ、1か月ほどで癇癪が減って、素直さが出てきました。
 
 
そして、自分が悪いことをしたなと感じたら、素直に「ごめんなさい」も言えるようになりました。
 
 
反抗的な態度に対して少し遠回りに感じるかもしれませんが、親が「ちやほや」してあげると、精神面が落ち着いてきて、素直に「ごめんなさい」も言えるようになりますよ!

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執筆者:大谷聡志
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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