いつも落ち着きがなくて、家の中でもドタバタと騒がしい。そんなお子さん、特に女の子にお困りのご家庭は必見です!活発な女の子が無理せず静かに動けるようになる秘策を、我が家の実例をもとにご紹介します!
【目次】
1.落ち着きがなく足音がドタバタとうるさい
いつも落ち着きがなくて、家の中でもドタバタと騒がしい。そんなお子さんにお困りではありませんか?
我が家の5才の娘は、衝動的に走り出したり、ドスドスと大きな足音を立てて走ったりします。飛んだり跳ねたりするのも好きでとにかく騒がしいです。
我が家はマンションの4階に住んでいるのですが、家の中でも騒がしいので、足音対策に厚めのプレイマットを家中に敷き詰めています。
そのような対策をしていたのですが、古くなったマットを買い替えようと取り外していたときに、下の階の住人の方から注意をされてしまいました。
その後急いでプレイマットを敷きなおしましたが、娘の衝動的な行動は急に治まるものではないので、また注意されるのではないかとひやひやしながら暮らしていました。
2.ADHDキッズの衝動性と多動性
注意欠如多動性障害(ADHD)の特性を持った人には、本人の意思では抑えられない衝動性(衝動的に動く)や多動性(落ち着きなく動き回る)があります。
これらの特性は脳の発達が未熟なことが原因なので、特性の程度には個人差がありますし、脳が発達すれば落ち着きます。
そうは言っても、身体が大きくなり体重も増えた子どもが、家の中で騒がしくするのを気にして暮らしているお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、我が家の娘が小さな足音で、静かに動けるようになった秘策をご紹介します!
3.ADHD女子が静かに動けるようになる秘策とは
ADHDキッズは楽しいことが大好きです。その特性を活かして、ドタバタ騒がしい娘が静かに動けるようになった秘策がこちらです。
◆①バレエごっこ
活発なADHD女子に有効な策その1です。娘はバレエの真似っこが好きなのですが、いつもの足音でやってしまうと確実に下の人から苦情が来てしまいます…。
そこで、娘と一緒にバレエの基礎動画を観て姿勢や基本動作の真似をして、静かにつま先から着地をするジャンプを身体で覚えました。
そうすると、普段も「バレエのように」と言うと姿勢はピンとして、静かにジャンプできるようになりました。親の運動にもなるのでお勧めです!
◆②くのいち(忍者)ごっこ
活発なADHD女子に有効な策その2です。忍者ごっこは男の子向けかなと思ったら、活発なADHD女子にも有効でした。
こちらが「シー!敵がいるでござる」とささやき声で言うだけで、話し声も足音も、途端に静かになる即効性のある技ですよ!
◆③プリンセスごっこ
最後にその3、プリンセスごっこです。活発な子には不向きかなと思いきや、そこはやっぱり女の子です!
活発な娘は9歳の兄と戦いごっこをするのも好きなのですが、ドレスを着てなりきるプリンセスごっこも好きなんです。
プリンセスになっている時は、
「プリンセス、あちらへ参りますよ」
などと私が執事役になって盛り上げてあげると、娘はプリンセスになり切ってしゃなりしゃなりと静かに歩いてくれます!
以上、我が家のADHD女子が楽しみながら静かに動く秘策をご紹介しました。同じようなお悩みを持ったお父さん、お母さん、ぜひ試してみてくださいね!
子どもの癇癪に困り果てているママ!対応策をご紹介しています!
執筆者:大谷聡志
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)