不登校キッズが無気力な毎日を卒業できる!ママのスルースキル

 

不登校になって家で過ごすことは受け入れられても無気力で活動量が少なくなる事は避けたいですよね。遊びに誘っても一言目には「めんどくさい」と無気力な発言をする子も本当はやってみたいんです。今回は子どもが動き出すチャンスを逃さない対応をご紹介します
 

【目次】

1.無気力な不登校生活に飽きが出てきて「ひま」を連発
2.やることを探しているのに無気力な返事しか返らないのはなぜ?
3.無気力な不登校児が動き出すポイント
①無気力なは発言はスルー
②行動のハードルを下げて無気力ブロックを解除
③行動しはじめたらスモールステップの褒め
4.我が家での実践の様子

 
 

1.無気力な不登校生活に飽きが出てきて「ひま」を連発

 
 
我が家には動画視聴が止まらない小学一年生の息子がいます。
 
 
ゴールデンウイーク明け、しばらくしてから不登校となりました。
 
 
不登校になってからの家での生活は、外出をほとんどせずYouTubeとゲーム三昧の毎日です。
 
 
学校に行きたくない気持ち、行けない状態なのは受け入れられるようになりましたが、活動量が減って無気力になっているのが気になっていました。
 
 
そんな生活にも飽きてきたのか大好きなYouTubeを見ていても「ひま」と言うようになりました。
 
 
これはチャンス!とばかりに「トランプする?」「サッカーしよっか?」「工作しよう!」と好きな遊びを提案しても
 
 
・やだ
・めんどくさい
・そんなのつまんない
・ママやって
 
 
とこちらが期待した言葉とは逆の無気力な反応が返ってくるんです。
 
 
 
 
「ひま」って言ってたのに、一緒に遊びたいと思ってたんじゃないの?
 
 
今の生活に飽きてきているのは確か、何かやる事を探しているのに無気力な返事しか返ってこないのはどうしてだろうと不思議に思っていました。
 
 
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2.やることを探しているのに無気力な返事しか返らないのはなぜ?

 
 
どうして「ひま」だと言っているのに遊びの誘いに無気力な返事しかかえってこないのでしょうか?
 
 
それは不登校の状態にある子どもはエネルギー切れの状態だからです。
 
 
「ひま」だと感じていてもゲームやYouTube以外のことをする気が起きないくらい無気力な状態なのです。
 
 
 
 
また、不登校になりやすい発達障害グレーゾーンの子どもには「不安が強い」という特性があります。
 
 
無気力な状態に不安が強いという要素が加わって「やってみたい」「なにかやりたい」という気持ちがあっても
 
 
・めんどくさい
・同じことをやっている方が楽
・失敗するかもしれない
・できなかったらどうしよう
 
 
という思考が働いて、無気力な言葉となって出てきてしまうのです。
 
 
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3.無気力な不登校児が動き出すポイント

 
 

◆①無気力な発言はスルー

 
 
まずは無気力な言葉に惑わされずスルーすることです。
 
 
「ひま」が本心なので何かしたいのは確かです。
 
 
ちゃんと言葉にしてくれているのだから分かりやすいですね。
 
 
「めんどくさい」「そんなのつまんない」という無気力な言葉はスルーしましょう。
 
 
脳は行動することで発達します。それを真に受けて行動のチャンスを逃すのは勿体ない!
 
 
「そっか」「そう思うんだね」と共感して一旦その気持ちを受け止めましょう。
 
 

◆②行動のハードルを下げて無気力ブロックを解除

 
 
行動をスタートするときは誰でも「めんどくさい」と感じるものです。
 
 
私たち大人でも座ってテレビを見てるときにインターフォンが鳴ったら立ち上がって応答するのを「めんどくさい」と感じることありますよね?
 
 
インターフォンの子機が手元にあったらすぐに応答できると思いませんか?
 
 
不登校でエネルギーがない状態ならなおさら、やりたくても行動すること事態が「めんどくさい」のです。
 
 
トランプなら配ってやるだけの状態
工作なら道具を準備してやるだけの状態
 
 
あとはやるだけの状態までにハードルを下げてあげると無気力なブロックが解除され行動がしやすくなります。
 
 
 
 

◆③行動しはじめたらスモールステップの褒め

 
 
行動しはじめた後は無気力な思考が戻ってこないように褒めに徹します。
 
 
行動し始めたことを褒める事から始まり、できてもできなくてもできたところまでを褒めて終わります。
 
 
作業中は
 
 
・「〇〇してるんだね」 とやっていることの実況中継
・「なに作ってるの?」 など興味を示す 
・「〇〇までできたね」 できたところまでを確認する  
・「じゃ、次は〇〇しよっか」 次の行動の提案
 
 
肯定=褒めの声掛けをその場に応じて浴びせ続けます。
 
 

4.我が家での実践の様子

 
 
不登校生活が始まって7カ月が経った頃、大好きなYouTubeを見ていても「ひま」というのでモノ作りが好きな息子に工作を提案してみました。
 
 
返ってきたのは
 
 
「え~、めんどくさい。かぁか、携帯作って~」
 
 
と無気力な発言。
 
 
私が作ったんじゃ意味ないんだけどな…と思いながら、作るものは決まっているんだなと思って、携帯作りに必要なものを準備してみました。
 
 
「ちょっと手伝って」とお願いをして、私が箱を押さえ、子どもに箱に合わせてサイズを紙に移してもらいました。
 
 
するとさっきまでの無気力な態度はどこへやら、勝手に子どもが動き出しました!
 
 
 
 
自分でハサミを持って紙を切ったり、使いたい色のペンを取りに行ったり、どんどん自分がイメージしている携帯の画面の絵を書き始めました。
 
 
「ハサミで切ってるね」「ペン取りに行ったね!」実況中継をしたり「何かいてるの?」興味を示す声掛けをしました。
 
 
「ちょっと失敗しちゃった」と自信なさそうに言ったときは
 
 
「四角の中に三角があるね」「色分けできてるね」「楽しそうにやってるね」できていることを伝えました。
 
 
その後も自分でテープを出してきて貼り付けたりしていましたが、集中力がキレたのか「後はやって!」と作業をやめてしまいました。
 
 
「頑張ってここまでできたね」できたことを伝え、残りの作業を私が引き受け完成させることが出来ました。
 
 
完成した携帯を見た息子は大満足でその携帯を持って警察ごっこをして遊ぶことができました。
 
 
いかがでしたか?
 
 
引き籠りがちな不登校生活、動き出すきっかけを逃さず活動量を増やしていきたいですよね。
 
 
無気力な発言をスルーして子どもの行動をそっとサポートしてあげてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 

 

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