発達障害の二次障害を改善させる!思春期のADHD中学生が素直になる秘訣

 

発達障害・中学生の暴言暴力などの二次障害に困っていませんか?言うことをきかない子どもに叱責・注意や指示だしは火に油を注ぐ行為です!さらに二次障害を悪化させてしまいます!思春期のADHD中学生が素直になる秘訣をお伝えします。
 

【目次】

1.発達障害・二次障害がみられるADHD中学生の長男に困っていました
2.叱責・注意や指示出しは二次障害を悪化させる!
3.子どもを信じて「ちょっと待つ」

 

1.発達障害・二次障害がみられる中学生の長男に困っていました

 
私はワーキングマザーで注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の中学2年生の長男がいます。幼少のころから以下のような発達の特性でいろいろ悩んでいました。
 
 
・怒りっぽい、感情コントロールが苦手
・無くし物や忘れ物をしやすい
・片づけが苦手
・時間管理が苦手
・待てない
・朝起きられない
 
 
このような問題行動に対し私は、「いい加減にして!」「早くして!」「やめて!」注意や叱責、矢継ぎ早の指示出しを繰り返していました。
 
 
長男が中学生になると、反抗期に突入!さらに暴言暴力は悪化し、親の言うことを聞かなくなり、会話も減っていきました。
 
 
また、長男から笑顔は消え、兄弟喧嘩や親子バトルが繰り返され朝起きられない、暴言暴力悪化、登校しぶりがみられるようになっていきました。
 
 
 
 
困り果てた私は夜な夜なネットサーフィンで発達科学コミュニケーションに出会い親子関係を修復させました!
 
 
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2.叱責・注意や指示出しは二次障害を悪化させる!

 
 
発達障害・グレーゾーンADHD傾向の子どもは、脳の特性上、「情報の整理ができない」ため、子育てが一筋縄ではいきません。
 
 
集中力の短さもあり最初の情報しか聞いていないので、何が・どうして・そうなったのかと、情報を整理し組みたてながら聞くことが苦手なのです。
 
 
「脳の聞く力」が弱いので相手の話がきちんと理解できず、それに対する自分の意見もうまく伝えられません。脳の聞く力が弱いままでいると以下の問題が起こりやすいです。
 
・記憶力が育ちにくくなる
・スケジュール通りに行動できなくなる
・キレやすくなる、友達ができにくくなる
・じっくり考える力が育ちにくくなる
・自立できなくなり、自信がない子になる
 
などです。
 
 
この問題行動の原因が「脳の聞く力の弱さのせいだ」と親や周囲の大人が気づかずに注意や叱責をし続けると、
 
 
子どもの意欲は低下、劣等感に苛まれ、抗うつや不安障害、暴言暴力、引きこもりなどの二次障害へ発展させてしまいます。
 
 
また、われわれの脳は、まず最初に音や言葉の情報を聴覚として認識します。
 
 
そして、その音を理解するために理解系へ、さらには記憶するために記憶系に情報を届け、行動するまでに処理する時間が必要になります。
 
 
脳が成長するというのは、神経細胞同士をつなぐネットワークが伸びていくことをいいます。
 
 
大人と比べ子どもの脳は未熟な状態がほとんどなので、その処理速度が違うので理解して行動するまでに時間がかかるのです。
 
 
発達障害は先天的な脳機能障害のため完全に治すことはできません。しかし、二次障害は周囲の環境や対人関係によって引き起こされることが多いのです。
 
 
このような二次障害を予防するためには、周囲が発達障害に対して理解することが大切です。
 
 
 
 
「中学生になってしまったら、もう手遅れだ。」とあきらめる必要はありません。今からでも間にあう、脳を育てることはできるのです。
 
 
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3.子どもを信じて「ちょっと待つ」

 
 
先ほど子どもが行動できないのには「脳の聞く力」と「処理速度」が関係しているとお話しましたね。
 
 
思春期の中学生になると、ある程度の知識と理解力はあるものの、行動につながりません。
 
 
例えば、ずっとYouTubeを見続けているお子さまについ「勉強はまだやらないの?」と言ってしまったことはありませんか?
 
 
そして「今やろうと思ったのにやる気が失せた!」と逆ギレされたことはありませんか?
 
 
反抗期中学生の脳を育てるのに一番効果があるのは「待つこと」です。
 
 
つまり、「まだできないの?」とか急かしたり、先回りした指示出しより、時間がかかっても子どもが自分の脳を働かせているのを見守るほうがだんぜん脳の成長を促します!
 
 
身近にいる大人である親がどんな言葉や言い方、それを言っている表情や状況も子どもはみているのです。
 
 
私も矢継ぎ早の指示出しや注意をやめて優しく声をかけ暴言がみられたり自分がイライラしたらその場を離れるようにしました。
 
 
また、「勉強するけどまだやらない。」と長男が言っていたので、そのまま私は先に寝て翌朝起きてみると宿題を終わらせた形跡が残っていました!
 
 
こちらが少し待つことを続けていたら兄弟喧嘩や親子バトルも激減しました。
 
 
 
 
子どもを信じて待つ時間をつくり、一緒に二次障害を予防していきませんか?
 
 
そして楽しく子どもの脳の発達を加速させていきましょう!
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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