保育園行きたくない!5歳の登園しぶり心理的要因と解決へのお家対応

 

「保育園行きたくない!」という5歳の子に悩んでいませんか?園生活に慣れたはずの年齢でも登園しぶりをすることはあります。この記事ではその心理的要因と、まずはお家でできるお勧めの対応についてお伝えしていきます。
 

【目次】

1.保育園に行きたくない5歳。お迎え時も不機嫌
2.5歳の子が登園しぶりをする心理的要因
3.保育園を嫌がる5歳にはコレ!!お家でできる対応2選
①肯定のコミュニケーション
②休日に思いっきり好きなことをする

 
 

1.保育園に行きたくない5歳。お迎え時も不機嫌

 
 
小学校入学も意識し始める5歳の子に「保育園行きたくない!」と言われると、親としては不安になってしまいますよね。
 
 
5歳の登園しぶりには、まず親子のコミュニケーションを見直し、お家で心を整えることが大切です。
 
 
私の息子は年中さんに上がってしばらくした頃から、保育園に行くことを嫌がるようになりました。
 
 
行けば楽しいこともあるのか本当に行かないことはなかったのですが、日曜日の夜は決まって「保育園行きたくない!好きじゃないんだ!」と叫んでいました。
 
 
翌日、結局登園したは良いものの夕方お迎えに行き教室の外から目が合うと、キッと目を釣り上げて 走り寄ってくるなり私を何度も強く叩きます
 
 
そして「お迎え、お父さんがいい!」「○○(弟)とは一緒に帰らない!」などと怒鳴り散らすことが毎日続きました。
 
 
ギリギリまで仕事をしてなんとかお迎えに間に合うよう急いで帰ってきたのに、 園に着くなりその対応をしなければならないので私はお迎えに行くことが憂鬱になってきました
 
 
他の子はお母さんがお迎えに来ると嬉しそうに駆け寄っていき軽やかに帰っていく。何でうちだけこんなに毎日怒るんだろう…悲しくて泣きそうになる日もありました。
 
 
 
 
そんなとき、出会ったのが発達科学コミュニケーションです。
 
 
次項からは、5歳の子が登園しぶりをする心理的要因と、私が発達科学コミュニケーションを学んだことを実践し息子の登園しぶりを解決した対応法についてお伝えしていきます。 
 
 
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2.5歳の子が登園しぶりをする心理的要因

 
 
お子さんによって理由は様々ですが、5歳頃の子が保育園に行きたがらない心理的要因をいくつか挙げます。
 
 

◆お友だちとの関わりが上手くいっていない

 
 
3歳頃までは1人遊びが多かったのが、5歳頃になると複数人でやり取りしながら遊ぶことが増えてきます。
 
 
しかし、まだまだスムーズなコミュニケーションができないために嫌な思いをしていることもあります。
 
 
・まだまだ1人遊びが好きでお友達の輪に入れない、無理に誘われるのもイヤ
 
・自分の気持ちをことばで伝えるのが苦手
 
・遊びのルールが理解できない、守れない
 
 
というようなことからお友達とトラブルに発展することもあります。
 
 

 
 

◆保育園で苦手な活動がある

 
 
園生活では集団で様々な活動があります。
 
 
子どもにより得意・不得意があるので、すべての活動を楽しめるわけではないでしょう。
 
 
普段の1日の中でも
 
・人前でお話する
 
・手先を使った工作作業
 
・鬼ごっこ、かくれんぼなどの集団遊び
 
 
というようなことに苦手さを感じることもあります。
 
 
また、運動会や発表会など行事が好きでない場合は練習の時間もストレスを感じることになります。
 
 

◆中間反抗期

 
 
2歳頃の「イヤイヤ期」と10歳頃からの「思春期の反抗期」の間の時期に、子どもが反抗的な態度をとるようになることを「中間反抗期」と呼びます。
 
 
ことばの発達が進みコミュニケーションが取りやすくなる一方で、自分の意志や考えを持ちプライドが高くなると言われています。
 
 
5歳頃から小学校低学年の子どもに見られるとされ、特徴は下記のようなことがあります。
 
 
・口答えをする
 
・大人の言うことに耳を貸さない、無視する
 
・叩くなど暴力的態度をとる
 
・嘘をつく
 
・泣いたり怒ったりの癇癪を起す
 
 
人に言われた通りに動くことに反発するため、今までは素直に応じていたことを急にしなくなることがあります。
 
 
朝起きて保育園に行くというこれまでは普通だったことにも、抵抗感を感じているのかもしれません。
 
 
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3.保育園を嫌がる5歳にはコレ!!お家でできる対応2選

 
 
登園しぶりをする子は、何らかのストレスを抱えています。
 
 
まずは親子のコミュニケーションでストレスを和らげ、子どもの心を整えてあげましょう。
 
 
保育園の前後の時間ではなく、お家時間の過ごし方を工夫するのがポイントです。
 
 

◆①肯定のコミュニケーション

 
 
お家にいる時間に子どもを褒める、肯定することばの量を増やす意識をします。
 
 
 ただし、中間反抗期などで子どもが褒めを素直に受け取ってくれない場合もあります。
 
 
私の息子も元々大げさに褒めたりすると逆に怒ってしまうタイプなので、「できたね!すごいね!」というような声かけはあまりしませんでした
 
 
試したのは、「もうお着替えしてるんだね」「パジャマきれいにたたんでるんだね」のように今できていることをそのまま口に出して伝えることです。
 
 
“実況中継”です。
 
 
見たままを口に出すので、こちらも負担がありません。
 
 
どんなに小さなことや、できて当たり前と思ってしまうようなことでも、子どもができていることを認める、肯定することがとても大切です。
 
 
これを積み重ねていくと、「すごいね!」というようないわゆる褒め言葉も段々と受け入れてくれるようになっていき、コミュニケーションがスムーズになりました。
 
 

◆②休日に思いっきり好きなことをする

 
 
 平日はどうしても保育園に行く、行かないに意識が向いてしまいますが、休日はそこから解放されます。
 
 
この休日時間を「楽しい!」という気持ちで満たす工夫をしましょう。
 
 
私自身、息子が夜「保育園行かない」と行き渋り発言をしたり、お迎えに行って殴られたりしたときに
 
 
「頑張って保育園行くんだよ」
 
 
「こんなことしてはダメ、やめなさい‼」
 
 
と言い聞かせても、状況は何も改善しませんでした。
 
 
むしろひどくなってしまいました。
 
 
ところが、しばらくしてあることに気づきました。
 
 
息子は、週末に楽しい予定があるとわかっているときは平日もご機嫌なことが多かったのです。
 
 
日が近づいてくると、「日曜日は水族館に行くんだよね?」と何度も聞いてきたりしていました。
 
 
これは…‼と思い、私は週末の過ごし方を変えてみました
 
 
午前中お家でだらだらすることはやめ、子どもの好きな車に関する施設やイベントを調べてみたり、本人に希望を聞いて行き先を決め、その日は朝から夕方まで目一杯遊びに行くようにしました。
 
 
写真もたくさん撮り、帰ってからそれを眺めて「楽しかったね~。」と会話しました。
 
 
ポジティブな記憶をたくさん残す狙いです。
 
 
 
 
すると、段々声をかけなくても「おはよう!」と自分から起きてきたり、「次はどこ行こうか?」と前向きな発言が増えていきました。
 
 
お迎えでの暴力も回数が減っていきましたが、殴ってきたときは何も言わず身体を離して帰り支度を進めたりしてスルーしました。
 
 
2つのポイントを実践して4か月程経った頃、保育園を嫌がる発言は全くなくなりました
 
 
園でもお友だちにおもちゃを取られそうになったら対等に引っ張り合いができるようになったり、自ら周りに「ドロケイやろう!」と声をかけて遊んだりできるようになりました。
 
 
お迎えに行くと「お母さ~ん」と抱きついてきてくれたりして別人のようです。
 
 
帰り道、「保育園楽しかったー!」と言ってくれるようになりました。
 
 
私もご機嫌で降園できるようになり、週末は子どもとワクワクするようなお出かけを計画し、子育てが 楽しめるようになりました。
 
 
目指すは「お家でのストレス0‼」
 
 
たくさん肯定する平日の不機嫌はスルーして週末思いっきり遊ぶ
 
 
もし私の体験が少しでも希望になってくれたら嬉しいです。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:諸住乃莉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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