ADHDタイプで返事をしない中学生が反応して動きだす!3アテンションの法則

 

ADHDタイプの中学生が、スマホに夢中で返事をしない、もしくは生返事ばかりでイライラしているお母さんさんはいらっしゃいませんか?そんな中学生が反応して動き出すお母さんの声かけテクニック「3アテンションの法則」をご紹介します!
 

【目次】

1.ADHDタイプ中学生が返事をしない!
2.帰宅した途端スマホを始めて動かない中学生
3.不注意ADHDタイプが返事をしないワケ
4.返事をしない中学生が反応して動きだす!3アテンションの法則

 
 

1.ADHDタイプ中学生が返事をしない!

 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんが、スマホに夢中で返事をしない、もしくは生返事ばかりでイライラしているお母さんさんはいらっしゃいませんか?
 
 
お母さんが「お風呂だよ〜」、「ご飯だよ〜」と何度声をかけても、スマホを見続けて返事をしない。
 
 
最初は優しく声をかけているのに、まともに返事すらしない子どもの態度にイライラして声かけがどんどんキツくなっていく。
 
 
そして最後には親子ゲンカになってしまう親子もいらっしゃるかもしれません。
 
 
このお悩みはADHDタイプの子どもが返事をしない時の「脳の状態」を理解すると解決策が見えてきます。
 
 
 この記事でADHDタイプの子どもが返事をしないワケを知って、戦略的に子どもが動き出す声かけをしていきましょう!
 
 
 
 

2.帰宅した途端スマホを始めて動かない中学生

 
 
我が家にも、何度声をかけても返事をしない、ADHDタイプの息子がいます。
 
 
中学生になり、部活が始まったことで帰りが遅くなってきました。
 
 
 
 
帰ってきたら19時を過ぎていることもあります。
 
 
こんなに遅く帰ってきたのだから、さっさと夕飯を食べてお風呂に入って欲しいのに、息子は帰ってきた途端どっかりソファに座って、スマホで動画を見だして動きません。
 
 
「早くお風呂入って〜!すぐご飯になるよ!」と何度大声で言っても返事をしない、返事が返ってきたとしても生返事の息子にイライラしていました。
 
 
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3.不注意ADHDタイプが返事をしないワケ

 
 
ADHDタイプで、特に不注意とか衝動性がある子どもが、何度行っても返事をしないのは、実は、お母さんの声かけを聞いているようで聞いていないからです。
 
 
 
 
耳には入っていても、行動を起こすまでには脳で処理されてない状態です。
 
 
お母さんが何か言ってるのは分かるけど、何を言ってたかは分からない、ぐらいの感覚なので、返事をしない、返事をしたとしても生返事になってしまうのです。
 
 
ですから、子どもがお母さんの声かけに反応して、動きだしてもらうためには、脳に届いて、脳が処理を始める声かけをする必要があります。
 
 
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4.返事をしない中学生が反応して動きだす!3アテンションの法則

 
 
返事をしない我が子に困った私が実践している、子どもの脳に届く声かけをご紹介しますね!3つのステップで子どもの注目を引き出しているので3アテンションの法則と呼んでいます!
 
 

◆①子どもと目を合わせて自分に注目させる

 
 
特にADHDタイプには、視覚優位な子どもが多く、耳から入る情報より、見ているスマホに意識を持っていかれてしまうので、自分を見てもらいましょう。
 
 

◆②ボディタッチで触覚でも注目させる

 
 
視覚優位な子どもの注目を目の前のスマホから自分に向けるために、軽く肩を叩くなどのボディタッチで、触覚からも注意をひきます。
 
 

◆③明るくねぎらう言葉で注目させる

 

 

まずは、「部活遅くまで大変だったねー!」と、ねぎらいの声かけから始めましょう。
 
 
最初から指示だけを伝えると、相手の聞こうとする意欲を引き出せないので注意ですよ!
 
 
最後に、「お風呂入って!」と明るく伝えることで、お母さんの言葉がスッと脳に届いて、子どもが動き出します。
 
 
 
 
我が子の場合は、「何時に入る?」と、自分で決めさせたところ、よりスムーズに動き出しましたよ!
 
 
動き出したら、「お風呂入るんだね!」と行動できたことを伝えましょう。
 
 
ADHDタイプで、返事をしないお子さんへの声かけの参考にしていただけたら嬉しいです。
 
 
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執筆者:広路貴代江
(発達科学コミュニケーションクリエイター)
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