子どもに自己効力感をどう授ける?自分の得意を認識して行動力がアップした具体例

 

「自己肯定感」と並んで注目されるキーワード「自己効力感」。社会環境がめまぐるしく変わる現代、しなやかに生きていくためにぜひ培いたいものです。今回は具体例とともにわが子に自己効力感を授けるヒントをお伝えします!
 

【目次】

1.保育園嫌いだった子が変わった!きっかけは「得意」の認識
2.自己効力感で脳を育てる
3.具体例に学ぶ、自己効力感がUPする3ステップ
①子どもの得意を観察する
②子どもに得意を認識させる
③得意を披露する機会をつくる

 
 

1.保育園嫌いだった子が変わった!きっかけは「得意」の認識

 
 
わが家の自閉スペクトラム症傾向、5歳の長男は集団行動が苦手です。
 
 
0歳から保育園に通っていますが、集団が嫌で登園渋りをしていた時期もありました。
 
 
落ち着いて通えるようになってからも、ひとり遊びが好きでクラスで行われる集団遊び等には未だに参加できないこともあります。
 
 
お友だちへの興味は徐々に出てきて、誘ってもらえれば輪に入ることができるものの、なかなか自分から声をかけて遊ぶのは勇気が出ないようでした。
 
 
それが、少し前にあることをきっかけにガラリと変わっていったのです。
 
 
きっかけは長男本人が自分の「得意」を認識したことでした。
 
 
長男は小さな頃からもの名前等を覚えるのが好きで、文字を読めるようになるのも早かったように思います。
 
 
4歳半ば頃には絵本の音読がすらすらできるようになっていました。
 
 
記憶力の良さで園のお部屋にあるほぼすべての絵本の内容を暗記して、抑揚も上手につけて読めるようになっていきました。
 
 
 
 
周りから「○○くんは絵本の読み聞かせが得意だね!」と言われるようになりとても嬉しかったようです。
 
 
毎日「ぼくは絵本の読み聞かせが得意だよね。」と確認するように私に言ってきて、家でもたくさん読み聞かせを披露してくれました。
 
 
保育園でもお友だち数人に読んであげたりしていたようですが、なんと最終的にはクラス全体に「しゅうごーーーう‼」と自分で声をかけてみんなに読み聞かせができるまでになったのです。
 
 
先生からそのことを聞いた私は本当に驚きました。
 
 
ひとり遊びばかりしていた子が、別人になったような大成長でした。
 
 
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2. 自己効力感で脳を育てる

 
 
なぜ長男はたった一つのきっかけで大変身することができたのでしょうか。
 
 
それは、「自己効力感」が育ったからです。
 
 
似たことばに「自己肯定感」がありますが、2つの違いを先にお伝えしておきます。
 
 

「自己肯定感」

 
 
ありのままの自分を無条件に受け入れている、いわば過去と現在の自分に対する自信のことです。
 
 
他者と比較せず、今の自分を認め尊重する感覚です。
 
 

「自己効力感」

 
 
自分の行動には効果があるという未来の自分に対する期待感や自信を指します。
 
 
ある状況において「自分ならきっとうまくできる!」と自分の可能性を認知している状態です。
 
 
 
 
もうすぐパリオリンピックが開催されますね。
 
 
オリンピックに出場するようなスポーツ選手は、自己効力感が高いと言われています。
 
 
オリンピックに出られるようになるまで、指導者やチームメイト等に厳しいことを言われる経験をたくさんしてきていると思います。
 
 
それでもめげずに大会出場を勝ち取るまでに至ったのには、その過程で素晴らしい記録を残したり、試合に勝利したりという成功体験の積み重ねが自信に繋がっていったからでしょう。
 
 
「自分ならできる!」ということをよく知っており、結果を出すための努力を惜しみません。
 
 
成功体験と自信は人の行動を変えます。
 
 
行動を司る脳に、やったことに対してポジティブなフィードバックがあるとその行動を繰り返そうとする性質があるためです。
 
 
これはもちろんスポーツ選手に限ったことではありません。
 
 
私たち大人自身も、子どもも同じです。
 
 
成功体験を重ね、自己効力感を高めながら脳を育てることができれば、困難があったときも心折れずしなやかに生きていくことができそうですね。
 
 
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3. 具体例に学ぶ、自己効力感がUPする3ステップ

 
 
では、子どもに自己効力感を授けたいと思った場合どのようにしたら良いのでしょうか。
 
 
わが家の具体例をもとにヒントをお伝えしていきます。
 
 

◆①子どもの得意を観察する

 
 
自己効力感をUPさせるきっかけは、やはり子どもの好きなことや得意なことが良いと思います。
 
 
できれば、得意なことを見つけたいです。
 
 
わが家の長男は絵本を読むことでした。
 
 
ただ、際立った得意を見つけることが難しい場合もあると思います。
 
 
その場合は、他の子と比べてということではなくお母さんの主観で良いと思います。
 
 
3歳の次男は長男ほどわかりやすいものがないのですが、日頃から教えたことを的確に理解して再現するのが上手だと感じていました。
 
 
夕飯作りをよく手伝ってくれるのですが、ある日「お米をきっちり測るのが得意」というのを発見しました。
 
 
ぜひお子さんをよく観察して、得意を見つけてみてください。
 
 

◆②子どもに得意を認識させる

 
 
これは私がそうだったのですが、子どものしたことに対し何でも同じようなトーンで「上手だね~!」と褒めていませんか?
 
 
もちろん肯定することは大切なので褒めること自体はOKなのですが、これは光るものがある!と感じた場合はわかりやすく「これ得意だよね!」と伝えてあげることが重要です。
 
 
長男は保育園の先生や私から、
 
「絵本読むの得意だもんね!」
 
「お母さん〇〇くんに絵本読んでもらうの大好きなんだ〜。」
 
 
と繰り返し言われてから絵本の読み聞かせをどんどんするようになりました。
 
 
子どもが自分で「ぼくはこれが得意」と認識することで自信の芽ができるのです。
 
 

◆③得意を披露する機会をつくる

 
 
得意の認識ができたら、それを誰かに披露する場を意識的につくります。
 
 
長男には、家で弟や私たち両親に対して、また祖父母に会ったときにも読み聞かせをしてもらいました。
 
 
ありがたいことに保育園でも、先生が子どもたちに読み聞かせをする場面で長男にやらせてくれる機会を作ってくださいました。
 
 
ときには年下のクラスへの出張読み聞かせまでさせてくださったようです。
 
 
こうして長男は色々な人に自分の行動を褒めてもらう経験を積み重ねました。
 
 
そして自らみんなに「しゅうごーーう‼︎」と声をかけられるまでになったのです。
 
 
少しずつ育っていた自己効力感が花開いた瞬間だと思います。
 
 
 
 
絵本以外でも、「一緒に遊ぼう。」「今日一緒に帰ろう。」とお友だちに声をかけられるようになってきてグイグイ成長中です。
 
 
いかがでしたか?
 
 
お子さんの得意を見つけてみるところから、試してみてくださると何かが変わるかもしれません。
 
 
私の体験が参考になれば嬉しいです。
 
 
 
 
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執筆者:諸住乃莉子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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