自閉症の子の言葉を伸ばすためにママが持つべき大切な視点

 

自閉症の子の言葉を伸ばすためには、愛着を深めていくこと、つまり親子の絆を深めることが重要になります。それに加えて、わが子の過去、現在、未来についての視点を持つことも大切なことになってきます。
 

【目次】

1.目の前のわが子の行動をやめさせたい、に囚われていませんか?
2.愛着を深めることで自閉症の子の言葉を伸ばすことができるわけ
3.今時点ではなく、過去から現在、未来へと線で捉えてほしい理由とは?

 

1.目の前のわが子の行動をやめさせたい、に囚われていませんか?

 
 
子育てにおいて、何事もなく過ごせる日などはないですよね。
 
 
また高いところに登ってる!
 
服の袖口を吸って汚い!
 
どうしていつも床に寝そべるの?
 
 
など、コミュニケーションをとるのに難しさのある自閉症のわが子の状態を見て、「またか…」と気持ちが沈むこともあるでしょう。
 
 
 
 
これは、わが子の今現在の視点で、子どもの気になる行動を捉えていますよね。
 
 
どうしても目の前のことに囚われ、注意したり、すぐに止めさせようとしてしまいます。
 
 
この対応を続けることは、実は愛着を深めることと逆の行動になってしまうんですよ。
 
 
愛着と言葉を伸ばすことには関係性があることが理由なのですが、次項で説明していきますね。
 
 
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2.愛着を深めることで自閉症の子の言葉を伸ばすことができるわけ

 
 
愛着を深めると言っていますが、愛着とは、簡単に言うと親子の絆のことです。
 
 
子どもにとっては安心できる関係性が大事で、絆が深まることで、言葉を話したい意欲が出てくるのです。
 
 
水鉄砲に例えるとしたら、
 
 
水鉄砲の水が「ママ」と出てくる言葉で、水がタンクにたまっている状態が「ママ」という理解できている状態。
 
 
それを押し出すエネルギーになるのがコミュニケーション意欲になります。
 
 
タンクに水がほんの少ししか溜まっていなくても、押し出すエネルギーが強ければ水は出てきます。
 
 
 
 
これが愛着が大事だと伝えている理由になります。
 
 
ママから見たら困った行動ですが、子ども自身には理由がある行動を、ママが認めてあげられないと、親子の絆は育ちにくいと思いませんか?
 
 
自閉症の子育てをする中で、うまくいく日の方が今は少ないかもしれませんが、ママにはぜひ幅広い目線で対応してほしいのです。
 
 
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3.今時点ではなく、過去から現在、未来へと線で捉えてほしい理由とは?

 
 
愛着を深めて言葉を伸ばしていくためにも、過去、現在、未来をつなぐという視点をもって子育てをしてほしいと思います。
 
 
子どもの気になる行動には、本人が意識しているか、無意識なのかもありますが、必ず理由があるからです。
 
 
気になる行動を見たときは、
 
 
・今、目の前の息子の言動や行動は何が不安でしているかの把握(現在)
 
・息子がこれまでにどのような経験を重ねてきたのか(過去)
 
・今後、二次障害への予防や息子自身がより良く生きていくために、またはこれからの社会でどのように生きていってほしいのか(未来)
 
 
を総合して考えてみてくださいね。
 
 
 
 
そうすると、目の前での今の子どもの行動を俯瞰してみることができるようになるでしょう。
 
 
発達支援は長期的にわたってみる視点が重要になってきます。
 
 
子どものこれまでの発達歴の情報や現在の家庭環境や園での過ごし方など、過去や現在のことはママが一番知っているからです。
 
 
そして、大切なわが子だからこそ、ママは誰よりも未来を見据えた支援をすることができるのです。
 
 
愛着を深めて、自閉症のわが子が言葉をどんどん伸ばしていけるママになりませんか?
 
 
 
 
 
 
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執筆者:桜山 尚
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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