妊娠・産後の物忘れがひどい理由。今すぐできるマミーブレイン対策 

 

妊娠中からの物忘れや不注意が重なり、自信がなくなり悩んでいませんか?これはマミーブレインと呼ばれる状態です。ここでは、そのマミーブレインの原因と物忘れ等が重り、自分で自分を責めないようにする対策についてお話します。
 

【目次】

 
 

1.妊娠中から物忘れがひどくて悩んでいませんか?

 
 
妊娠してから、以前は覚えられていたのに思い出せなくなったり、「うっかりしてた!」と不注意が多かったりすることに悩んでいませんか?
 
 
妊娠中から続く物忘れや不注意はマミーブレインと呼ばれる状態かもしれません。
 
 
物忘れや不注意が続くことで、それまでにできていたことができなくなって自分を責めたり、自信をなくしたりしやすくなります。
 
 
 
 
旦那さんに発達障害の診断があるなど、発達特性があると感じていると、もしかして私も…?と気になってしまうかもしれません。
 
 
ですが、脳が一時的にキュっと縮まったような状態なので、時間経過とともに元に戻るので大丈夫です。
 
 
マミーブレインは「物忘れ」や「不注意」を引き起こす状態です。
 
 
ですが、この状態が続くことで自分で自分を責めてしまう状態になることの方が心配です。
 
 
できていないことが重なると、自信がなくなり、さらにできていないことに目が向きやすくなります。
 
 
こうなるとネガティブに考える負のループにもつながるから…
 
 
ですが、理由と対策を知ることで自分で自分を責めることを防ぐことができますよ。
 
 
次の項でマミーブレインの原因についてお伝えします。
 
 
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2.妊娠中に物忘れが多い理由

 
 
なぜ妊娠をきっかけに「物忘れ」や「不注意」が起きるのでしょうか?
 
 
その原因は、主にホルモンバランスの変化睡眠不足、そして脳の変化が関係しています。
 
 
それぞれ説明しますね。
 
 

◆①ホルモンバランスの影響

 
 
妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンのバランスが大きく変動します。
 
 
このホルモンバランスの変化は、自律神経にも影響を及ぼし、集中力が散漫になり、物忘れが増えることがあります。
 
 
特に、ホルモンバランスの急激な変動は、心身のリズムを乱しやす、それが物忘れや注意散漫の原因となるのです。
 
 

◆②睡眠不足

 
 
睡眠不足は、判断力を鈍らせる大きな原因で、物忘れや記憶力の低下が起こりやすくなります。
 
 
妊娠中は、妊娠初期にはつわり、中期にはボディラインの変化や体調管理、
 
 
後期には大きなお腹に圧迫されて眠りが浅いところに出産への不安も加わるなど、睡眠不足に悩まされることが続きます
 
 
そのため、睡眠不足が原因で、物忘れや不注意が増えやすくなるんです。
 
 
 
 

◆③脳の変化

 
 
アメリカの研究結果によると、「出産の前後には脳が5%ほど萎縮する」ことがわかっています。
 
 
「マミーブレイン」とも呼ばれ、脳の萎縮により、記憶力や判断力が低下するため、物忘れが増えたと感じるのです。
 
 
この脳の萎縮は一時的なもので、産後少しずつ回復し、産後半年から1年で妊娠前の状態に戻ると言われています。
 
 
また、妊娠中に関わらず、人は、初めてのことや新しいことをする時は、脳に負荷がかかるため、注意が散漫になりやすくなる傾向があります。
 
 
これらの理由から、妊娠中の物忘れや不注意は、自分の意思ではどうにもコントロールは難しいことだとわかります。
 
 
 
 
続いて、自分で自分を責めてしまう理由についてお話しますね。
 
 

3.物忘れが続くと自分で自分を責めやすくなる

 
 
自分で自分を責めてしまうことを防ぐ方法はあるのでしょうか。
 
 
ポイントは、忘れていたことに本人が自分で気づくことです。
 
 
自分で気づくことで、できていないことに気づき、気づくことで確認した後に「確認できた!」の成功体験へと転換できます。
 
 
具体的にいうと、
 
 
自分ではコントロールできないとわかっていて、どんなに気をつけていても、物忘れや不注意が多いと「またやっちゃった…」と思いがち。
 
 
疲れていると不注意になりやすい、とわかっているのにコントロールできないのは、努力が足りないからだ、と自分を否定してしまうことも。
 
 
そんな時、忘れていることを指摘されると、「教えてくれて助かった」と思う一方で、「またやっちゃったよ…」自分を責めたり
 
 
 
 
また、忘れていたことに対応した後でも、「忘れた」という言葉は事実として記憶に残ってしまいます。
 
 
「忘れなかった」ことにはならないからです。
 
 
「忘れてるよ!」と親切に言われても、自分で自分を責めてしまうのは、こういった理由からなんです。
 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプで不注意の特性がある大人やお子さんも、同じ理由で自信をなくしやすいんです。
 
 
では、自分で自分を責めるのを防ぐためには、どんな声かけがいいのか、お話ししますね!
 
 
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4.笑顔と優しい声で自分で自分に伝える対策

 
 
どうすれば自分で自分を自分で責めないで済むでしょうか?
 
 
一つ目の対策は、周りの人に「確認してね」と伝えてほしいと協力を依頼すること。
 
 
二つ目の対策は、自分で自分に「確認した?」と声をかけること。
 
 
自分に自信を失わせないマミーブレイン対策とは、忘れていたことに、本人が自分で気づくことがポイントになります。
 
 
その声かけは「確認してね」です。
 
 
「確認してね」の言葉で、できていないことに自分で気づくことができ、確認をした後は、「確認できた」と成功体験に変えることができます。
 
 
「できた」に変わることで、忘れてしまった、という失敗の記憶が上書きされ、自分で自分を責めにくくなります。
 
 
身近な人に、忘れている時は「確認してね」と伝えてほしい、と協力をお願いしておくのもいいですね。
 
 
また、自分自身にも、「確認した?」と声をかけることで、忘れる前に確認することになり、自信喪失を防ぐことができますよ。
 
 
注意してほしいのは「言い方」。
 
 
どんな言葉でも、責めるような「言い方」ではうまくいきません。
 
 
笑顔と優しい声で伝えましょう。
 
 
 
 
子育てに例えて言うと、子どもは、成功体験で「やってみたい!」という意欲が育ち、行動することで発達します。
 
 
赤ちゃんなら、自分の不快をママが取り除いてくれて、心地いい(=快)になった、これが成功体験になります。
 
 
だから、不快を取り除いてもらおうと、ママに泣いて「伝えよう」とします。
 
 
その時に、ママが赤ちゃんの泣きに対して肯定の注目ができるから、赤ちゃんが発達するんです。
 
 
赤ちゃんの泣いている状態だけを切り取って注目すると、嫌だ、悲しいなどのネガティブな要素を強く感じますよね。
 
 
泣いていることに、ママが肯定の注目をするためには、ママ自身の心に余裕があることが大前提になります。
 
 
だからまずは、ママ自身が自信を失わないようにすることがとても大事なんです!
 
 
妊娠中にママが自分で自分を責めるを防ぐことができれば、お子さんの脳を伸ばす声かけにもなって一石二鳥!
 
 
自分で自分を責めることを防ぐ声かけで、子育て上手にもなれます!
 
 
ぜひ、やってみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:福真 礼子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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