【妊婦の物忘れはなぜ?】マミーブレインの正体と子育てがラクになる!対策3選

 

「最近、物忘れがひどい…大丈夫かな?」と不安になっていませんか?実は“マミーブレイン”という妊娠中だけの特別な脳の変化。うまくつきあえば、赤ちゃんの脳を育てる“ママの力”に変えるチャンスなんです!

 

【目次】

 
 

1.妊娠中から物忘れがひどくて悩んでいませんか?

 
 
「最近、物忘れがひどい」「以前はできていたことが思い出せない…」 妊娠中、そんな“うっかり”に悩んでいませんか?
 
 
妊娠中や産後に物忘れが増えると、「もともと発達障害の傾向があったのかも…?」 「夫にもADHD傾向があるし、私も?」そんなふうに不安になる方も少なくありません。
 
 
 
 
たしかに、大人のADHD(注意欠如・多動性障害)でも、物忘れや不注意が目立つことがあります。
 
 
妊婦さんに多く見られるこの物忘れの状態、実は『マミーブレイン(Mommy Brain)』と呼ばれる、妊娠中や産後に見られる脳の一時的な変化です。
 
 
「こんなに忘れっぽい私は大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、 大丈夫。ただの不注意ではなく、子育てに必要な脳への進化の途中なのです。
 
 
この記事では、マミーブレインの正体や、不安との向き合い方、子育てに活かせる日常生活でできる対策をお伝えしていきますね。
 
 
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2.妊婦が物忘れしやすくなる3つの理由

 
 
妊娠中や産後、物忘れや注意散漫が増えるのには、子育てに大事な理由があります。
 
 
妊娠中に物忘れが増える理由を3つお伝えしますね。
 
 

◆① ホルモンバランスの変化で集中力がダウン

 
 
妊娠中はお腹の赤ちゃんを成長させ、妊娠を持続させるために、女性ホルモンの変化が激しく、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
 
 
その影響で集中力が落ちたり、物忘れしやすくなるのです。
 
 

◆② 睡眠不足による脳の疲労

 
 
妊娠初期のつわり、中期の体の変化、後期のお腹の圧迫感や出産への不安などで、睡眠が浅くなりがちです。
 
 
その結果、脳がしっかり休めず、記憶力や判断力が落ちてしまいます。
 
 
 
 

◆③ 脳の構造的な変化(マミーブレイン)

 
 
アメリカの研究結果によると、「出産の前後には脳が5%ほど萎縮する」ことがわかっています。
 
 
「マミーブレイン」とも呼ばれ、脳の萎縮により、記憶力や判断力が低下するため、物忘れが増えたと感じるのです。
 
 
この脳の萎縮は一時的なもので、産後少しずつ回復し、産後半年から1年で妊娠前の状態に戻ると言われています。
 
 
また、出産後子育てがはじまった時に、不要な情報を減らし、赤ちゃんの感情やニーズを素早く察知するための一時的な変化とも言われています。
 
 
つまり、妊婦の物忘れはただの衰えではなく、“子育て脳”への進化途中の自然現象なんです。
 
 
 
 
とはいえ、うっかりや物忘れが増えると、「またやっちゃった…」と自分を責めてしまいがち。わかっているのに防げないとなおさら、自信を失うことになってしまいます。
 
 
では、どんな対策をすればいいのでしょう?
 
 

3.妊婦の物忘れ対策3選|マミーブレインと上手に付き合うコツ

 
 
大切なのは「どうすれば困りごとを防げるか」を考える視点を持つこと。
 
 
これは、実は、子育てにもつながるとても大切な視点なんです。
 
 
子どもが困っているとき、「またやっちゃってるよ」「ダメじゃん」と否定したり、「〇〇しなさい」と命令するよりも、「どうしたらうまくいくかな?」と子どもの隣で伴走してあげたいですよね。
 
 
そのためには、まずママ自身が「自分を責めない工夫」を知っていることが大切なんです。
 
 
今すぐできる、妊婦の物忘れと上手に付き合う、対策を3つお伝えしますね。
 
 

①「確認してね」と声をかけてもらおう

 
 
パートナーや家族に「もし忘れていたら、やさしく『確認してね』って言ってくれるとうれしい」と伝えておきましょう。
 
 
忘れたことを責められるのではなく、気づかせてもらえるだけで、心が軽くなります。
 
 
 
 

②自分でも「確認した?」と声かけしよう

 
 
自分自身に「確認した?」とやさしく声をかけてみてください。
 
 
それだけで意識が向き、思い出しやすくなったり、「確認する」という行動につながります。
 
 
ポイントは、声のトーン。 命令口調やイライラした言い方ではなく、笑顔とやさしい声で伝えることが大事です。
 
 

③成功体験で上書きする

 
 
「確認した!」という行動ができたら、それは立派な成功体験です。
 
 
忘れてたけれど、思い出した、確認できたなど、できたことに注目することがコツ。
 
 
「できた!」という成功体験で、自己肯定感が高まり、マミーブレインとうまく付き合えるようになります。
 
 
 
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4.子育てにも活かせる「自分を責めない思考」

 
 
赤ちゃんは、泣くことで、ママに不快を伝えようとします。
 
 
そのとき、ママが「泣いた=伝えようとしてるんだ」と、泣いていることを肯定的に受け止めて対応すると、赤ちゃんは「ママに伝わった!わかってもらえた!」と感じることができ、赤ちゃんの脳はぐんぐん育ちます。
 
 
それと同じように、ママ自身も「確認できた」「できた!」という小さな積み重ねで、自分のことを肯定的に捉え、自信を取り戻すことができます。
 
 
赤ちゃんの泣いている姿だけを切り取って注目すると、嫌だ、悲しいなどのネガティブな要素を強く感じますよね。
 
 
泣いていることを、ママが肯定的に捉えるためには、ママ自身の心に余裕があることが大前提になります。
 
 
だからまずは、ママ自身が自信を失わないようにすることがとても大事なんです!
 
 
マミーブレインは、子育て脳にシフトする準備期間。だからこそ、妊娠中の物忘れに気づいたら「私、今、進化中なんだ」と思ってOKです。
 
 
マミーブレインを乗り越えたあなたは、赤ちゃんの小さな変化に気づける“感度の高いママ”に成長しているはずです。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
妊婦の物忘れは、決して恥ずかしいことではなく、妊婦の“のびしろ”!
 
 
正しく理解し、上手に付き合うことが、子育てをぐんと楽にするヒントになります。
 
 
妊娠中にママが自分で自分を責めるのを防ぐことができれば、お子さんの脳を伸ばす声かけにもなって一石二鳥!
 
 
ぜひ、やってみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:福真 礼子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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