発達障害・宿題に時間がかかる子に効果的!小1夏休みの宿題がサッと終わる秘訣

 

発達障害の宿題に時間がかかる子に「早くしなさい!」と注意するのは逆効果!何度言っても宿題しない子が、夏休みの宿題をサッと終わらせる秘訣を4つお伝えしますね。これをマスターすれば平日の宿題問題も解決しますよ!
 

【目次】

1.発達障害グレーゾーン、宿題に時間がかかる子にイライラ!
2.なかなか宿題をしない!終わらない理由
3.夏休みの宿題をサッと終わらせる秘訣
①楽しいスケジュールで見通しを立てる
②肯定的な注目と声かけ
③取りかかりのハードルを下げる
④ご褒美を使う

 
 

1.発達障害グレーゾーン、宿題に時間がかかる子にイライラ!

 
 
発達障害・グレーゾーンの小学生は、宿題に時間がかかる子が多いですよね。
 
 
・何度言っても宿題をしない!
 
・途中で遊んで、宿題が終わらない!
 
・やり始めるまでに時間がかかる
 
 
イライラして「早くしなさい!」と言いたくもなりますよね。
 
 
私には発達障害グレーゾーンの小3の息子がいます。
 
 
小1だった当時は、集中したらすぐに終わりそうな宿題に何時間もかけるなど、とにかく時間がかかっていました。
 
 
・取りかかるまでに何度も声かけが必要…
 
・宿題をランドセルに取りに行く途中、置いてあるおもちゃで遊んでしまう…
 
・宿題を広げるまでに時間がかかる…
 
・宿題を始めても途中で消しゴムで遊んでしまう…
 
 
やっとのことで始めた宿題も、時間がかかりなかなか終わりませんでした。
 
 
さらに字が思うように書けないと、イライラして何度も書き直したり、消しゴムで綺麗に消せなくてイライラしたり、間違った字を指摘すると怒り出したり…
 
 
今日こそはサッと終わらせて遊ぶ時間を作ってあげたい!と思い、早目に宿題をするように声をかけますが、結局終わらせるのは夜。
 
 
 
 
やり始めてからいったい何時間経った?と思うような日もありました。
 
 
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2.なかなか宿題をしない!終わらない理由

 
 
実は宿題に時間がかかるのには、いろいろな理由があります。
 
 
・宿題が楽しくない
・宿題をする意味を理解していない
・集中力がない
・宿題の量や、どれくらいの時間がかかるのかを把握していない
 
 
特に発達障害・グレーゾーンのお子さんはこれらに加え、
 
 
・気持ちの切り替えが苦手
・衝動性があり、目の前の物が気になる
・注意が散漫で、集中力が続かない
・何をするのか忘れてしまう
・こだわりが強く、先に進まない
・見通しを立てるのが苦手
・読み書き、計算が苦手
 
 
などの特性も影響しています。
 
 
原因が1つではなく複数の要因が重なっていることも多いです。
 
 
つまり単に「早くしなさい!」と注意するだけでは、子どもは動けないですし、お互いにイライラしてしまうだけなのです。
 
 
 
 
それではいったいどうすればいいのでしょうか。
 
 
夏休みの宿題を例にお伝えしますね。これができれば、平日の宿題もサッと終わらせるようになりますよ。
 
 
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3.夏休みの宿題をサッと終わらせる秘訣

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんがサッと宿題を終わらせるようになる秘訣を4つご紹介しますね。
 
 

◆①楽しいスケジュールで見通しを立てる

 
 
まず、夏休みに楽しみにしている予定をカレンダーにどんどん書き込みます。
 
 
その楽しみにしている予定をみながら、じゃあこの宿題はどの日にする?と決めていくのです。
 
 
この宿題はここに遊びに行く前に終わらせよう!この宿題は時間がかかりそうなので、時間がたっぷりあるこの日にしよう!
 
 
楽しい予定をみながら宿題の予定を立てることで、ママも子どもも楽しみながら、宿題に対する見通しをもつことができます。
 
 
平日であれば、夕食、公園遊び、テレビ、お絵描きなど、今日やりたいことを決めたあとに、それじゃあ宿題はここの時間にしよう!と決めるといいですよ。
 
 
宿題の先に楽しいことがあるとモチベーションがアップしますからね。
 
 
しかしここで注意して欲しいことが1つあります。
 
 
それは、予定変更オッケー!予定通りにできなくても怒らないということです。
 
 
時間になっても始めない子どもに、つい怒ってしまうとやる気がぐんと下がってしまいます。
 
 
そんなときは、じゃどうする?と一緒に考えてあげましょう。
 
 
宿題先にする?おやつ食べてから宿題する?と選択肢を出して、子どもにいつするのか考え直してもらうことがお勧めです。
 
 
子どもが決めたことを実行することで、自信を上げる事ことにもつながります。案外、自分で決めたときは動けることが多いですしね。
 
 

◆②肯定的な注目と声かけ

 
 
宿題の時間だよ!早くしなさい!今日はこの宿題をする日だよ!
 
 
家事をしながら、遠く離れたところから大きな声で指示を出していては、子どもの耳には届きませんし、もちろん子どもは動きません。
 
 
まずは肯定的な注目と声かけをすることがお勧めです。
 
 
例えば、何のYouTubeを見ているの?面白そうだね。
 
 
と今している事ことを肯定します。その後に、時間になったから一緒に宿題しよう!と誘います。
 
 
そばに行って、優しく、笑顔で子どものペースに合わせて誘うと子どもは聞く耳をもち、動きやすくなります。
 
 
予定通りに進んでいなかったとしても、「昨日はここまで頑張ったんだね!たくさんできたね!」
 
 
宿題を広げたら、「用意が早いね!」
 
 
もっと綺麗な字で書いて欲しい時も、今書けている字の中で、一番きれいに書けている字を褒めます。
 
 
すると嬉しそうに丁寧に書き始めたり、汚い字を自分で消して、書き直したりするようになります。
 
 
声をかけると気が散りやすい場合は、笑顔でグッジョブをしたり、頷いてあげるだけでも肯定的な注目になります。
 
 
このように、できていることを褒めてあげると、自己肯定感が上がり、やる気もUPしますよ。
 
 

◆③取りかかりのハードルを下げる

 
 
予定を決めたからと言って、子どもまかせではうまくいきません。
 
 
特に宿題のように、あまり楽しいとは言えないことをするときには、取りかかりに大きなエネルギーが必要になります。
 
 
子どもが少しでも楽に取りかかれるように、ママがハードルを下げてあげることが有効です。
 
 
例えば、鉛筆を出して持たせてあげるなどです。
 
 
小学校低学年では、まだまだ手先が不器用で、筆箱から尖った鉛筆を1本出すだけでも時間がかかります。
 
 
たくさんのプリント類から必要なプリントを出すだけでも時間がかかります。
 
 
特に発達障害のお子さんであれば、目に入った物で遊んでしまうことも多いです。
 
 
面倒に思うかも知れませんが、自分でサッとできるようになるまではサポートしてあげましょう。
 
 
すると宿題への取りかかりのハードルが下がり、グンと早く始められますよ!
 
 
早くしなさい!とグチグチ言って、親子バトルをしている時間の方が勿体ないですよね。
 
 

◆④ご褒美を使う

 
 
最後にご褒美を上手に使うことです。
 
 
お出かけでもイイですし、アイスでもイイです。宿題とご褒美をセットにすることで、苦手な宿題も頑張れますよ。
 
 
宿題が終わったらご褒美があると思うと、頑張れます。
 
 
夏休みだとお出かけや遊びなど、色々と工夫がしやすいですね。
 
 
ご褒美をあげると、ご褒美がないと動けなくなるのではないかと心配されるママもおられると思います。
 
 
しかし大丈夫です。その行動が楽にできるようになると、ご褒美なんていらないよ!と子どもから言うようになります。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
 
宿題に何時間も時間がかかっていた息子は小3になった今、子ども部屋に一緒に行こう!と傍で優しく誘うと、サッとYouTubeを止めて、その後は自分で宿題に取り組めるようになりました。
 
 
時々覗いて優しく声かけすると喜び、さらに集中して取り組むようになりました。
 
 
小6の娘は、難しい宿題と楽しい予定をセットにして、自分で勉強の段取りを立てるようになりました。
 
 
テストの後にクッキーを作るわ!などと言いながら、自分で自分にご褒美を用意することもあります。
 
 
早くしなさい!と注意だけするのではなく、優しくサポートすることで、宿題へのハードルが下がり、子どものやる気を引き出し自信を付けてあげられます。
 
 
そして宿題に時間がかかる子も、サッと宿題を終わらせるようになります。
 
 
宿題はサッと終わらせて楽しい夏休みをお過ごしくださいね。
 
 
 
 
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♡小冊子のご感想
子どもの行き渋りにどう対応するのが正解か分からず困っていました。こちらの本を読んで、行き渋りが悪化する対応をしていたことに気付き、はやめに知れて良かったと思いました。また、どう対応したらいいのか、具体的な対応と声かけが書かれていたので、ありがたいです。今日から取り組んでみます。
 
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執筆者:優木はるこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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