終わらせ方より始め方が肝心
発達障害グレーゾーン子育ては思い通りにならないことの連続…。
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毎月1回、18時配信です。
第18回 動画、ゲームやめられない子
✓ごはんの時間になってもやめない
✓ゲームや動画ばかりで宿題が進まない
夏休み、動画やゲームばっかりのお子さんにイライラしていませんか?
パステル総研で行った夏休みの困りごとアンケートでも、ゲームや動画の視聴時間が一番の困りごとになっていました。
声をかけてもやめてくれない、禁止すると親子バトルが始まってしまう…どうやってやめさせたらいいんだろう?
今回は、そんなお悩みを解決するため、ゲームや動画の活用方法と、ゲームや動画を終わらせるための声かけの方法をご紹介します。
◆動画・ゲームと上手に付き合うコツ \POINT解説/
ゲームがやめられないのはどうして?
1つは、ADHDのお子さんに多い不注意です。
不注意傾向があるお子さんは、過集中にやりやすく、「もうごはんの時間だよ」などのお母さんの声も届かなくなってしまいます。
2つ目は、切り替えの苦手さです。
楽しい、面白いと感じることは途中でやめることができません。ゲームや動画は、どんどん続けたくなるように作られているので、余計にやめることが難しくなってしまいます。
ゲームって本当にダメなの?
発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、ゲームや動画の時間は、学校でためたストレスを癒す時間に使っている場合もあります。
そのため、ゲームや動画をすべて禁止したり、悪いことだというイメージを持ったりするのではなく、認めて上手に付き合っていくことをオススメします。
ゲーム活用法
ゲームや動画を上手に活用して、親子のコミュニケーションのツールにしていくことがポイントです。
例えば、
「このゲーム、どうやってこのアイテム集めたの?」と興味を持って質問することで、子どもと会話が始まります。
ちょっと難しい算数の勉強、今は面白おかしく教えてくれる動画もたくさんあります。
お出かけが苦手なお子さんには、お出かけ先の動画を一緒に見ることで、どんなところか安心できますし、興味を持つきっかけになるかもしれません。
ゲームや動画を見ているときは、どうしても脳の使い方が受け身(受動的)になってしまいます。親子でゲームや動画について会話をすることで、能動的な脳の使い方ができるようになりますよ!!
始める前の予告が肝心
ゲーム・動画がやめられないお子さまには、予告の声かけを使ってみてください。ポイントは、ゲームや動画を見始める前に声をかけることです!!
「動画を●本見たら終わりにしようね」、「●時になったら終わりにしようね」など、本数や時間で予告します。
さらに、ゲームや動画の後は、子どもが楽しんでできることを用意しておくとスムーズに終わりにすることができますよ!!
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