【AERA with Kids YouTube ×吉野加容子】第18回 動画、ゲームやめられない子

 
終わらせ方より始め方が肝心
 
 
発達障害グレーゾーン子育ては思い通りにならないことの連続…。
 
 
こちらのページでは、Youtube番組のご案内のほか、発達障害グレーゾーンの子育てに迷わない毎日を手に入れるための情報をお届けしていきます!
 
 

毎月1回、18時配信です。
 
 
第18回 動画、ゲームやめられない子
 
 
✓ごはんの時間になってもやめない
 
✓ゲームや動画ばかりで宿題が進まない
 
夏休み、動画やゲームばっかりのお子さんにイライラしていませんか?
 
 
パステル総研で行った夏休みの困りごとアンケートでも、ゲームや動画の視聴時間一番の困りごとになっていました。
 
 
声をかけてもやめてくれない禁止すると親子バトルが始まってしまう…どうやってやめさせたらいいんだろう?
 
 
今回は、そんなお悩みを解決するため、ゲームや動画の活用方法と、ゲームや動画を終わらせるための声かけの方法をご紹介します。
 
 

◆動画・ゲームと上手に付き合うコツ \POINT解説

 
 
ゲームがやめられないのはどうして?
 
 
1つは、ADHDのお子さんに多い不注意です。
 
 
不注意傾向があるお子さんは、過集中にやりやすく、「もうごはんの時間だよ」などのお母さんの声も届かなくなってしまいます。
 
 
2つ目は、切り替えの苦手さです。
 
 
楽しい、面白いと感じることは途中でやめることができません。ゲームや動画は、どんどん続けたくなるように作られているので、余計にやめることが難しくなってしまいます。
 
 
ゲームって本当にダメなの?
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、ゲームや動画の時間は、学校でためたストレスを癒す時間に使っている場合もあります。
 
 
そのため、ゲームや動画をすべて禁止したり、悪いことだというイメージを持ったりするのではなく、認めて上手に付き合っていくことをオススメします。
 
 
ゲーム活用法
 
 
ゲームや動画を上手に活用して、親子のコミュニケーションのツールにしていくことがポイントです。
 
 
例えば、
 
 
「このゲーム、どうやってこのアイテム集めたの?」と興味を持って質問することで、子どもと会話が始まります。
 
 
ちょっと難しい算数の勉強、今は面白おかしく教えてくれる動画もたくさんあります。
 
 
お出かけが苦手なお子さんには、お出かけ先の動画を一緒に見ることで、どんなところか安心できますし、興味を持つきっかけになるかもしれません。
 
 
ゲームや動画を見ているときは、どうしても脳の使い方が受け身(受動的)になってしまいます。親子でゲームや動画について会話をすることで、能動的な脳の使い方ができるようになりますよ!!
 
 
始める前の予告が肝心
 
 
ゲーム・動画がやめられないお子さまには、予告の声かけを使ってみてください。ポイントは、ゲームや動画を見始める前に声をかけることです!!
 
 
「動画を●本見たら終わりにしようね」、「●時になったら終わりにしようね」など、本数や時間で予告します。
 
 
さらに、ゲームや動画の後は、子どもが楽しんでできることを用意しておくとスムーズに終わりにすることができますよ!!
 
 

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