何をするにも気が散ってなかなか進まない発達障害・発達凸凹の幼児さんはいませんか?集中力がキープできる場所でゲーム感覚をプラスするとサクサク動いてくれますよ。簡単なのでお試しください! |
【目次】
1.発達障害・発達凸凹の特性を利用する方法とは?
何をするにも目に入ったものが気になって、取り組んでいることをすっかり忘れてしまい、やっていることが終わらないという発達障害・発達凸凹の幼児さん・お子さんはいませんか?
例えば、
・着替えの途中にも関わらず気になった本に目移りして読み始める。気づけば下着のまま…
・宿題を始める予定だったのに違う教科書に興味を持ってしまい全然進まない…
このような場面が続くと、お母さんはついつい声を荒げてしまいがちです。実は私もそうでした。
『だから、まず終わらせて!』
『ねぇ、何してるの‼︎』
と、うんざりする程声を子どもに掛け続け、どうしたらいいものかと悩み疲れていました。
このタイプの子どもは、視覚優位といって言葉だけの説明より、目からの情報を処理するのが得意な傾向があります。ですので、気になったものが目に入るとすぐに飛びつくのです。
何にでも興味が湧くのは、子どもの発達において大事なことです。特に発達障害・発達凸凹タイプの子どもは興味・関心の幅が狭いこともあるので、興味を持ったことは削ぎたくはないのです。
しかし、お母さんとしては、今やってもらわなきゃ困る!ということはありますよね?その気持ち、よくわかります。
すぐに気が散ってしまうお子さんの集中力をキープさせる方法があればいいと思いませんか?
そんな方法があります!目から入ってくる情報に長けているという視覚優位の特性を利用してみましょう!
2.幼児に人気!環境整備とゲーム感覚の組み合わせ作戦
◆ポイント1 お母さんが環境を整えること
もし、着替えが中断してしまうお子さんでしたら、洗面所などお子さんの興味がなさそうな場所で行うようにします。
視覚を利用して目に入るものを子どもが興味・関心がないものにしておけば良いのです。お部屋で着替える場合でも、おもちゃや本などが散らかっていないところがいいです。
◆ポイント2 発達科学コミュニケーション(発コミュ)・テクニックの活用
幼児さんなら遊びやゲーム感覚で行うのが一番ノリノリで集中できると思います。
子どもが着替えだしたら、
『お!右手が袖を通りました〜』
『〇〇くん、靴下を履いています〜』
と見たままを声に出す、遊びテイストの実況中継だと楽しく着替えができます。
少し大きくなったお子さんなら、タイマーを取り入れた方法もおすすめです。スモールステップで最初から長い集中時間を要求せず、この短い時間ならできるに決まっているという時間をセットします。
そして、たっぷり褒めてください!これがとても大事です!
行動する
↓
お母さんに褒められる
↓
嬉しい
↓
またやろう!
というサイクルができ、集中して行うという習慣が段々とついてきます。すると、お母さんが手をかけなくても子どもが自発的にできるようになります。
今していることに集中させる発コミュテクニック&褒め作戦!簡単なのでぜひ試してみてくださいね!
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)