【朝起きない子どもの起こし方】怒らずに動き出す「脳を起こす声かけ」とは?

 

朝起きない子どもにイライラしていませんか?大声で怒ってしまい朝から親子の雰囲気が険悪になるのは辛いものです。子どもがなかなか起きられないのは脳の仕組みが関係しています。すっきり起こす、脳に届く声かけを紹介します!

 

【目次】

 
 

1.子どもがなかなか起きないのは脳の仕組みが関係していた!

 
 
朝起きられない子どもの起こし方に悩んでいませんか?
 
 
ただでさえ朝は忙しいのに、何回声をかけても子どもが起きてこないと焦ってイライラしてしまいますよね。
 
 
実は、朝の声かけひとつで、子どもがスッと動き出すことがあるんです。
 
 

 
 
朝起きない子どもには、「低覚醒」という脳の特性が隠れていることがあります。
 
 
低覚醒とは、睡眠から目覚めた後、 脳がすぐに働き出せず、ぼーっとしてしまう状態。
 
 
これは性格ではなく「脳の仕組み」の話です。
 
 
人が目覚める仕組みは、
 
 
①脳が覚醒す
②脳が手足、体全体に「起きるよ!」と指令を出す
③体が動き始める
 
 
という順番です。
 
 
「低覚醒」の状態では、子どもの脳に目覚まし時計の音やママの声がなかなか届きません。
 
 
じゃぁどうするか?
 
 
子どもの脳に届く声かけに変えることで、朝の目覚めがスムーズになるんです!
 
 
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2.ますます起きられなくなるNGな起こし方

 
 

子どもが朝起きられないのは、実は子どもの脳にとって不快な起こし方をしていることが一因なんです。

 
 

◆ママがいきなり怒ってる!

 
 
何回声をかけても起きてくれないと、ママの声もどんどん大きくなり、口調も強くなりがちです。
 
 
ですが、いくら大声を出しても、まだ脳が受け取れないから聞こえていないんです。
 
 
ママからしてみれば最初は優しく声をかけていて、全然起きないから声を荒げたつもりです。
 
 
しかし、少しずつ覚醒が進んだ子どもの脳に初めて届いたママの声が「怒り声」だったら「起きたらいきなりママが怒っていた」という最悪な目覚めになってしまうのです。
 
 
「低覚醒」は脳の特性なので、本人の「努力」や「やる気」の問題ではありません。
 
 
自分でコントロールできないため子どもも辛くて困っているのです。
 
 

 
 

◆ネガティブな印象が思い浮かぶ

 
 
人間の脳はネガティブな記憶を長期間残しやすいという性質があります。
 
 
これは危険な場所や天敵を記憶していのちを守るための動物としての本能です。
 
 
「低覚醒」の特性があって学校が苦手な子は、
 
 
・朝→起きるのが辛くて大変→起きた時にいつもママが怒っている
・平日→学校に行く日→苦手だから行くのが辛い
 
 
というネガティブな記憶で頭がいっぱいになっています。
 
 
それでなかなか起きる気力が沸かないのです。
 
 
なかには、平日は起きられないけどなぜか休日の朝はすんなり起きられるお子さんもいますよね。
 
 
それは、休日にはネガティブな記憶がないからです。
 
 
・学校に行かなくてもいい
・朝から好きなことをして遊べる
 
 
頭がポジティブな記憶でいっぱいだと、たとえ「低覚醒」の特性があっても目覚めやすいのです。
 
 
大切なのは、子どもの脳に「ポジティブな朝の記憶」を積み重ねていくことなんです。

 

 

 

3.【体験談】朝起きない子どもにストレスMAX

 
 
私には小学2年の息子がいます。
 
 
起きられない息子にはイライラするし、朝から声を荒げてしまった自分に落ち込むし、毎朝ストレスMAXでした。
 
 
でも、「子どもの脳の仕組み」に合わせた声かけに変えたら、スッと起きる日が増えてきたんです。
 
 
 
 
平日の朝、とにかく起きられない息子。目覚まし時計が鳴っても身じろぎひとつせずに深く眠っています。
 
 
ようやく目を開けても、そのままベッドでウトウトしたり、「うー」と不機嫌に唸ったりして、ベッドから起き出すまでに1時間以上かかっていました。
 
 
息子は勉強が苦手なので、学校に行くこと自体も億劫。
 
 
そこに遅刻という状況が発生すると教室に入りづらくなるので、さらに学校に行きたくなくなってしまいます。
 
 
なので、私としても「遅刻させてはいけない」という思いが常にありました。
 
 
刻々と過ぎる時間に焦りが募り、息子を起こすわたしの声はどんどん大きくなります。
 
 
「もう声かけるのやめるからね!」
「遅刻しても知らないから!」
 
 
など、すごい勢いで言い捨てるわたしの剣幕にビクッとした息子は、ようやく身体を起こしてノロノロと動き始めます。
 
 
そんな私たち親子でしたが、脳の特性を理解し、ボーっとしている状態の子どもに届く声かけに変えたところ、朝の時間がとても穏やかに過ごせるようになりました!
 
 
次の章では、そんな朝のイライラを解消できた声かけのコツを紹介します。
 
 
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4.すっきり起こす!脳に届く声かけのコツ

 
 
脳をポジティブに覚醒させる声かけにするだけで、子どもが自分でスッと起き出す朝に変わります!
 
 

◆同じセリフを、同じトーンでくり返す

 
 
「低覚醒」がある子どもの脳には最初はママの声が届きません。
 
 
ママの声がどのタイミングで子どもの脳に届いてもいいように、いつも同じトーンで声をかけましょう。
 
 
「○○ちゃん、起きる時間だよ~。おはよう!」など声かけの言葉を決めて、何回目であっても初めて起こすつもりで、まったく同じトーンで声をかけます。
 
 
それを続けることで「あぁ今日もママの優しい声で起きられた」というポジティブな記憶を脳に残すことができます。
 
 
脳に届きやすいように耳元で優しく声をかけたり、身体をゆっく揺り起こしながら声をかけると、より効果的です。
 
 

◆ポジティブな記憶を呼び起こす声かけ

 
 
朝の目覚めをスムーズにするには、「楽しみなこと」を思い出させて、子どもの脳にスイッチを入れてあげることが効果的です。
 
 
「今日の朝ごはんは〇〇だよ♪」
「〇〇のDVDの続き、一緒に見ようね!」
「帰ってきたらは〇〇くんと公園行くよ!」
 
 
こんなふうに、子どもが「うれしい」「楽しみ」と感じる言葉をかけると、脳の中でポジティブな記憶がよみがえり、目覚めがラクになります。
 
 

 
 

◆ごっこ遊びやキャラ設定で遊びにする

 
 
お気に入りのキャラになりきって声をかけると、子どもの脳が「遊びモード」になって自然と覚醒が進みます。
 
 
わが家ではこれが息子にヒット!
 
 
「〇〇く〜ん、朝だよ~。今日も〇〇くんと遊ぶの楽しみだな♪まずは一緒に起きようよ♪」
 
 
キャラの声色で同じセリフ、同じトーンで声をかけ続けます。
 
 
するといつもより早い段階でピクっと反応するようになり、ニコっとしながら身体を起こすことができました!
 
 
朝起きない子どもの効果的な起こし方は、大声で起こすことでも、特別なグッズでもありません。
 
 
「親子のコミュニケーション」で解決できるんです。
 
 
ママの優しい声、繰り返される安心感、楽しい未来の予告…それが子どもの脳をじわじわと起こし、「自分で起きられる力」へとつながっていきます。
 
 
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執筆者:はた まゆ子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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