こんにちは。発達科学コミュニケーショントレーナーの中澤久美子です。
今日は、不器用なお子さんにお勧めの、目と指先の連携を鍛える【ちぎり】教材の使い方についてご説明します。
発達障害・ADHDの不器用な子どもに最適!ちぎり教材で楽しく脳を鍛えましょう!
レッスンスクリプト
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性を持ったお子さんは不器用なことが多いですよね。ハサミの扱いが苦手だったり、文字を書くことが苦手な場合が多いとされています。
みなさんのお子さんはいかがですか?
不器用さは目で見る(視覚)と手先を動かす(運動)の脳内の連携が弱いからおきることなんです。
例えば、カップ麺のかやくの袋や、こういった飴玉の袋が上手に開けられないといったお子様や家庭科の授業で玉止めや、ボタン付けに苦労しているというような、不器用なお子さんにはピッタリのトレーニングになります。
【ちぎる】トレーニングで楽しく指先と脳を鍛えましょう!
1.まずはプリンターで教材を印刷します。このちぎり教材はHPのスクリプトにダウンロードのリンクがありますのでチェックしてください!ニコット塾限定でダウンロードができます。
たくさんの限定コンテンツが初月無料で閲覧できますので、スクリプトのバナーから登録してダウンロードしてくださいね。
2.線の上をはみ出さずに、ちぎります。
このときに大事なポイントが1つあります!それは、一気に紙を破いてしまうのではなくて、線の上を少しずつ、ちまちま、細かくちぎるということです。やってみますね!
少しずつ、ちまちま、細かくちぎることで、丁寧に慎重に手を動かすということに繋がります。すると脳の中で、目の動き(視覚)と手を動かす(運動)の脳内の連携が強まるんです。
このように、「指先は動かさずに、右手首と左手首をねじるようにすると上手くちぎれるよ。」とお子さんに見本をみせて、一緒にやってみて下さいね。
このときに、もしお子さんがビリビリっと一気に破いてしまったとしても構いません。
特に小さなお子さんや、発達障害・ADHDのお子さんにとって、ちぎることは親御さんが思っている以上に難しい作業です。そんなときは、まず紙を破く感覚を楽しみましょう。
破くことに慣れてきたら、お子さんと一緒に破いた紙をみて、はみ出さずにちぎれているのかどうかを確認します。
また、『線の上をはみ出さずにちぎる』という指示を聞きもらしている可能性もあります。はみ出していたら、『はみださずにちぎれるには、どうしたら綺麗に上手くいくと思う?』と声をかけてみてください。
そして、『線の上を細かく、ゆっくり、小さくちぎると上手くいくんだよ』とやり方を促してあげてくださいね。
このときにお子さんが、細かく、丁寧にちぎり始めたら、声掛けのチャンスです!すかさず『そうそう!はみ出さずに 上手にちぎれているね』と、行動を褒めてあげて下さい!
ぜひ親御さんも一緒に、やってみて下さいね。
3.教材にはがんばったね!カードが付いています。1枚終わるごとに「がんばったね!カード」にひとつシールを貼ったり、色でぬったりして、「できたね!」と声をかけてあげて、達成感を味わわせてあげてくださいね。
教材はあくまでもコミュニケーションのきっかけです。もし、お子さんが嫌がる場合には、教材はいったんお休みして、コミュニケーションを見直すことから始めましょう。
発達科学コミュニケーションの講座では、親子のコミュニケーションをスムーズにするテクニックを学ぶことができます。お困りの際はぜひご相談くださいね。
目と手の連携を高めながらコミュニケーション力も高めることができる教材はまだまだあります。ぜひ次の動画をチェックしてください!
ちぎり教材のダウンロードはこちらから
講師:中澤久美子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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