【教材付】発達障害・グレーゾーンの子どもの「言葉で言うのは苦手」を克服して、脳を発達させる!『きょう、〇□〇□したことは なぁに?』

発達障害・グレーゾーンの子どもは、言葉で表現することが苦手ですが、感じたことや気持ちを「〇□〇□」(オノマトペ)で言うことで表現できるのです。一日のできごとをお母さんと一緒に楽しく自分の言葉で書き出してみましょう。楽しい教材を紹介します。
 

【目次】

 

1.感じたことや気持ちを言葉で伝えるのは難しい

 
 
自分の気持ちや感じたことを言葉で表現するには、誰にとっても難しいですね。なぜなら、人の気持ちや感情は目に見えないからです。
 
 
大人も子どもも同じです。目に見えるものや経験したこと、できごとだって言葉で表現するのは大変です。
 
 
言葉の知識が少なかったり、言葉を知っていても、その言葉をどうやって使っていいのかわからなかったりするからです。
 
 
 
 
あれこれ悩んでいるうちに、伝えたいことをすっかり忘れてしまうし、時間だけが過ぎてまた、次の何かが起きてしまいます。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは、特に言葉で表現することが苦手です。
 
 
自分の感じたことや気持ちをうまく表現できないので、かんしゃくを起したり暴言を吐いてしまったり、つい手が出てしまうことが少なくありません。
 
 
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2.発達障害・グレーゾーンの子どもの強い味方!~オノマトペでみるみる言葉が発達~

 
 
感情や気持ちとぴったり合う言葉を探しても、なかなか見つかりません。
 
 
たとえば、友だちとけんかをしてしまったとします。自分が悪くないのに、先生から「謝りなさい!と叱られてしまった子どもの気持ちは、どうでしょう。
 
 
「悲しい」や「悔しい」、「怒り」など、いろいろな感情が織り交ざっているでしょう。それを、ピタッと表せる言葉はなかなか見つけられません。
 
 
特に、発達障害・グレーゾーンの子どもは、もともと知っている言葉の数か少なく、ちょうどよい言葉を探しているうちにイライラして、爆発してしまうことも少なくありません。
 
 
そういうときに、「もやもやする」や「心がちくちくする」などとお母さんに言えたら、気持ちが伝えられて、少し穏やかに過ごせるでしょう。
 
 
 
 
言葉のような言葉でないような、「〇□〇□」(オノマトペ)は、とても便利なのです。
 
 
思い出してみてください。実は、私たちはみな、幼児のころ、車のことを「ブーブ」と言ったり、おそばのことを「つるつる」と呼んだりしていました。
 
 
正しい言葉を知らなくても、耳で聞いたり肌で感じたりしたことを、伝わりやすい表現を自然に見つけて使っていましたね。
 
 
オノマトペとは、音や声をまねて作ったり、身振りや状態をそれらしく表したりした言葉です。それを、お母さんとお子さんとのおしゃべりで楽しんでください。
 
 
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3.お母さんと一緒に探してみよう!「〇□〇□ したことはなぁに?」の使い方

 
 
こんなに便利なオノマトペは、無意識的に私たちの生活の中にあるのですが、いざ、思い出そうと思ってもなかなか出てきません。
 
 
お母さんとお子さんが一緒に楽しくおしゃべりしながら、いろいろなオノマトペを見つけてみましょう。
 
 
オリジナルの言葉を作ってもいいのです! 「〇□〇□ したことはなぁに?」の使い方を説明します。
 
 
 
 

◆(1)目的

 
 
・お母さんとお子さんが楽しくおしゃべりをしながら、お子さんの経験を思い出す
 
・お子さんの経験を言葉で表現する
 
・オノマトペを使えば、簡単に言葉で説明できることを体験する
 
・何をお母さんが声掛けすれば、子どもが経験を上手に言葉で説明できるか、おかあさんもお子さんも思考を整理する
 
 

◆(2)使い方

 
 
「今日、ドキドキしたことはなに?」などど、お母さんが質問してあげます。いろいろな「ドキドキ」がありますね。
 
 
このプリントは、お子さんが一人で取り組むものではありません。必ず、お母さんとお子さんと一緒に挑戦してみてくださいね。
 
 
お子さんが嫌がるときは、無理にやろうとしないでくださいね。 年中さんから、小学校高学年のお子さんとお母さんにぜひ、使っていただきたいです。
 
 
【1】一日のできごとを思い出してみましょう。
 
 
びっくりしてドキドキ、走ってドキドキなど、お母さんがたくさん例を言ってあげましょう。お子さんのイメージが膨らみやすくなります。
 
 
「ドキドキ」のほかにも、いろいろなオノマトペがあります。プリントに書いてありますので、お母さんはその中から選んで聞いてあげてください。
 
 
①の枠の中に、お子さんの言葉で書きましょう。枠からはみ出してしまっても、全部ひらがなでも構いません。難しかったら、お母さんが手伝ってあげてください。
 
 
【2】②には、いつのことかを書きます。
 
 
「それは、いつのこと?」などをお母さんが質問してあげてくださいね。たとえば、「朝、学校へ行く途中」などと書いてみます。
 
 
【3】③には、どこであったことなのかを書きます。
 
 
たとえば、「一丁目目郵便局の前」などです。なるべく具体的に固有名詞で書いてくださいね。
 
 
【4】④には誰と一緒だったのかを書きます。
 
 
【5】⑤と⑥には、それぞれ、プリントに書いてあることをお母さんが質問してあげてください。
 
 
このプリントをコピーして、毎日繰り返すことで、お子さんは一日のできごとを思い出しやすくなります。
 
 
また、オノマトペを上手に使えるようになります。そうすると、ものごとを自分の言葉で上手に表現できるようになっていくでしょう。  
 
 

◆(3)お母さんがお子さんをほめるポイント

 
 
この練習をするときに、お母さんはお子さんのどんなところをほめてあげたらよいのかを説明しますね。
 
 
・お母さんの「やってみよう!」の声かけにお返事をした
「わ~、やる?うれしいなぁ。」
 
・お母さんの目を見て、なになに?と質問を聞く姿勢になった
「さすが~、こっち向いて聞いてくれるんだね!」
 
・お母さんが、「今日、○○なことは?」と聞いたら、「え~っと」と考えた
「おっ、考えてる、考えてる!」
 
・お子さんが「○○した~」と答えた
「へぇ、そんなことがあったのね~。」
 
・お子さんが自分で書いた
「わぁ、書かけたね~書けたね~。きれいな字だね。」
「ん?漢字がいっぱい書いてあるね!」
 
・終わったとき
「きょうもステキなことがあったね。よかったね。」
「がんばって書けちゃったね!」
 
 
できたことをほめられると、子どもはとてもうれしくなります。それだけではなくて、びっくりしてあげることも、ほめられたみたいにうれしいものです。
 
 
この練習をすると、お子さんの思考が整理されていくので、今までとはちがう、筋道が通った、しっかりした会話ができるようになります。
 
 
慣れてきたら、プリントを使わなくても、大丈夫。いつでもどこでも、楽しくおしゃべりしてください。お散歩中でも電車の中でもできます。
 
 
このプリントは、ファイルして大切に保存してくださいね。作文を書くときにとても役に立ちます。そして、お母さんとお子さんの懐かしいおしゃべりのアルバムとして、ステキな宝物になります。
 
 
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動画でも詳しい使い方をご紹介中です!
 
 
執筆者:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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