発達障害・自閉症の娘は2歳の時に突然ことばが消え、支援学校小学1年生の夏まで喃語しか出ませんでした。そんな娘が、たった3週間で「ママ」3か月で「だいすき」と言えたのです!ここでは、私のやったテクニックをご紹介します。
【目次】
1.発達障害の言葉がゆっくりな子には待つことが大事
2.2歳でことばが消えた小1の娘が「ママ」と言った日
3.発達障害自閉症 脳の発達は待ったなし
4.消えた言葉を引き出すためにママがやったこと
1.発達障害の言葉がゆっくりな子には待つことが大事
ことばがゆっくりな我が子、この先どうやって人とコミュニケーションをとっていくのだろう…
考えれば考えるほどママはとても心配になりますよね。
支援学校小学1年生の夏まで喃語しか出なかった娘が、私の対応を変えたことで、たった3週間で「ママ~」と言えた!3か月で「だいすき」と言ってくれた!
ことばがゆっくりな子には、子どものペースに合わせてゆったりと待ってあげることがとても大事です。
この記事では、私がどんなふうにコミュニケーションをとっていったか、テクニックをご紹介します。
2.2歳でことばが消え喃語しか出せなかった小1の娘がママと言った日
私の娘は、1歳台の時にはことばを言っていましたが、2歳では消えてしまいました。
そして、小学1年生の夏まで喃語しか出せませんでした。
学びを進めていくうちに、ずっと聞きたかった娘の「ママ~」をもう一度聞くことができました!!
あの頃の私は
・話すとき娘の顔を見ることもなく
・無反応の娘に矢継ぎ早に伝え
・大きい声で脅すように言っていた
すると娘は
・癇癪を起こし
・不安でこだわりや後追いが増えた
これらの対応は娘のことばが伸びなかった理由でもあると分かりました。
今までの私は子どもを急かすように矢継ぎ早に言っていました。
これでは、考えている間に次々と情報が入って子どもの脳は混乱してしまいます。
娘の言葉がでなくなってから試行錯誤して、5年の月日を経て出会ったのが、おしゃべり上達メソッドです。
おしゃべり上達メソッドのおかげで、娘の「ママ~」を聞くことができました!!
3.発達障害自閉症 脳の発達は待ったなし
自閉症の主な特性として
①ことばやコミュニケーションが苦手
②社会性の発達がゆっくり
③強いこだわりや感覚のかたより
という3つが挙げられます。そして、この3大特性の濃淡は、個人差が大きい部分です。
娘のような自閉症児の言葉の発達は脳が関係していて、楽しいことをしているときに脳は育つと教わりました。
そして、脳の発達は待ったなし!
ことばを言えるようになるまでには、どうしても時間がかかります。
今日やったから明日成果が出るというものでは残念ながらありません。
ことばの脳を発達させるには今この瞬間から取り組んで欲しいと思っています!
それは、今の脳が一番若いからです。
次章ではことばの発達を加速させるために私がやったことをお伝えします。
4.消えた言葉を引き出すためにママがやったこと
娘のことばを引き出すために私がやったことは3つです。
①「笑顔を心がけること」
・真顔は脳が「怒った顔」と認識します!意識して笑顔を心がけました。
②「ゆっくり間を取って話すこと」
・子どもを観察してペースに合わせました。
・矢継ぎ早に言わず、ひとこと言ったら10秒待ちました。
親子の愛着関係が深まってことばが伸びていきます!
③「穏やかに伝えること」
・明るい優しい声で話しました。
・大きい声は恐怖を感じてしまうので、離れていたらそばに行ってそっと伝えます。
いかがでしょうか。少し意識するとできそうではないですか?
今の娘は、当時とは別人のように変わりました。
子育てが楽しくなり、娘とスムーズに会話ができる日が必ず来る!と希望と期待でいっぱいです。
ことばを諦めないで本当に良かったと思っています。
「笑顔で ゆっくり間をとって 穏やかに伝える」ことがポイントです。
脳の発達は待ったなし!です。
お子さんに喋ってほしい!もっと言葉を伸ばしたい!と思っているママは、ぜひこのテクニックをやってみてくださいね!
癇癪に悩む支援学校キッズママ!対応策をご紹介しています!
執筆者:月山 おと
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)