勉強嫌いなノー勉ADHD中学生が得意教科で自信をつける!苦手教科も勉強し始めた記録

 

中学生になると勉強が難しくなり、聞く力が弱く見通しが立てられない発達障害・ADHD傾向のわが子は、塾以外はノー勉でした!しかし、得意な1教科だけを伸ばしていけば、勉強嫌いな子が苦手教科にも勉強し始めました。
 

【目次】

1.テスト前でもノー勉なわが子に親子喧嘩ばかり!
2.発達障害・ADHDの子が勉強嫌いなのはなぜ?
3.得意な1教科だけ究める!あとはノー勉でもOK
4.「ノー勉中学生」が不得意教科のチョコ勉しはじめる

 
 

1.テスト前でもノー勉なわが子に親子喧嘩ばかり!

 
 
みなさんのお子さんは宿題を自分からやっていますか?
 
 
声をかければできる子もいれば、逆にスマホやゲームばかりで全く勉強しなくて困っていますという方も多いのではないでしょうか?
 
 
まさにうちの子はテスト前でもノー勉のゲーム三昧で困っていました。
 
 
しかし、得意な1教科だけ取り組めば、苦手な教科も勉強し始めるようになりました。
 
 
中学生になると定期テストの際は、各教科からワークという宿題が出され、そこからテストは出題されることが多く、期日までに提出する必要があります。
 
 
提出物は内申点に大きく影響します。
 
 
帰宅するとゲームやYoutubeばかりの息子に「ゲームは終わりにしなさい!勉強しなさい!」って言っても逆効果でした。
 
 
暴言暴力が増し、テスト前は毎回親子喧嘩が繰り返されていました。
 
 
私は「ノー勉の息子は、テストはできないだろうから提出物のワークだけはしっかりやらせなくちゃ!」と思っていました。
 
 
そして、休日になると必死になってテスト範囲をワークに付箋し、息子とダイニングテーブルで宿題にとりかかれる準備をしていました。
 
 
しかし、肝心の長男は集中できなくて、「これが終わったらやる。あとちょっとだけ。」とYouTubeを観たり、ジュースやお菓子を食べたりとあっという間に3時間が過ぎてしまったのです。
 
 
こんな息子に付き合っている私は自分の時間も奪われ、やりたいことができなくて、疲弊していました。
 
 
 
 
しかし、発達科学コミュニケーションに出会い、今までの価値基準が変わり、私の対応も変えると、自分の休日は息子の勉強に付き合わなくてもよくなってきました。
 
 
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2.発達障害・ADHDの子が勉強嫌いなのはなぜ?

 
 
実は、発達障害・ADHDの子どもにとって、勉強が「悪い記憶」として刻まれている可能性があります。
 
 
なぜなら、強は挫折や苦痛を伴いやすく、それが原因で勉強に対する抵抗感や苦手意識が強まるから勉強嫌いとなってしまうのです。
 
 
まず勉強が苦痛となる理由として、
 
 
1. 成功体験の不足
発達障害の子どもは、集中力や記憶力、計画性の困難から、勉強で成果を出しにくいことがあります。
 
周囲の子どもたちが簡単にできることに苦労すると、「自分はダメなんだ」という劣等感が強まり、勉強そのものが嫌な記憶として定着することがあります。
 
 
2. 繰り返される否定的なフィードバック
親や教師から「なぜこれができないの?」「もっと頑張りなさい」といった指摘を繰り返されると、自尊心が傷つき、勉強が批判や失敗の象徴と感じられるようになる可能性があります。
 
 
3. 過去の失敗体験の影響
テストでの低得点や課題の未提出が原因で叱られた経験が、勉強に対するネガティブなイメージを形成することがあります。
このような失敗体験は、「勉強=苦しい、叱られる」という感情と結びつきやすいです。。
 
 
4. 過度なプレッシャー
「いい成績を取らなければならない」「〇〇ができないと将来困る」というプレッシャーを過剰に受けると、勉強が不安や恐怖の対象になりかねません。
 
 
この場合、プレッシャーが強いほど、避けたい気持ちが増してしまいます。
 
 
5. 感覚過敏や特定の学習困難
発達障害には感覚過や特定の学習困難(例:ディスレクシア、ディスカルキュリア)が伴う場合があります。
 
 
たとえば、鉛筆の感触や教室の騒音、黒板の文字が読みづらいといった感覚的な要因が勉強を苦痛に感じることがあります。
 
 
 
 
しかし、ポジティブな記憶を作り小さな成功体験を積めば、子どもは自分から勉強するようになります。
 
 
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3.得意な1教科だけ究める!あとはノー勉でもOK

 
 
発達障害のある子どもが勉強や宿題に取り組むのが難しい背景には、発達障害特有の特性や、それに起因する環境や心理的な要因があることがわかりましたね。
 
 
そこで、得意な1教科に絞って勉強することで自信をつけ、やる気を引き出す方法があります。
 
 
これは、とても効果的なアプローチなんです!
 
 
なぜなら発達障害のある子どもにとっては、「成功体験を積み重ねる」ことが自己効力感の向上につながり、全体的な学習意欲の向上になるからです。
 
 
1教科に絞る方法のメリットとして、
 
 
①成功体験を得やすい
1つの教科に集中することで、目に見える成果を得やすくなります。「できるようになった!」という実感が、他の教科への挑戦意欲を引き出します。
 
 
②プレッシャーを軽減する
複数教科を一度に取り組む必要がないため、子どもが感じる負担が軽くなります。特に苦手意識のある教科が多い場合、この方法はとても有効です。
 
 
③集中しやすい
1つの教科に集中することで、注意散漫になりにくく、学習の質が向上します。
 
 
④自分に合った学び方を見つけやすい
1教科に絞ることで、その教科に合った勉強法やツールを試しやすく、効果的な方法を見つけられます。
 
 
わが子は幼少のころから英語を習っていたこともあり、中学生の初めての定期テストでは上位でした。
 
 
英語の点数は90点以上取れていたので、塾で習っても大して成績は上がりません。
 
 
本来なら成績を上げるには、苦手科目の数学や理科を勉強したほうが、50点以上上がり、成績順位もよくなるはずだと考えていました。
 
 
疑心暗鬼ながらも、「得意を伸ばすと脳の成長は加速する!」という言葉を信じて得意な英語1教科だけ習うことにしました。
 
 
すると、英語だけは宿題やノートはきちんとやり続け、テストでは好成績を取り続けていました。
 
 
息子に「英語だけは誰にも負けたくない!」という気持ちが芽生えてきました。そこで、さらに得意を深めるために定期テストだけでなく、英検にチャレンジすることにしました。
 
 
 
 
中学2年生の冬に英検3級を取得してから、自信がついてきたのか定期テスト前に苦手な教科も勉強をし始めるようになりました。
 
 
もちろん答えを写して終わりということもありましたが、提出物を出せればOKとして、褒め、勉強に対するマイナスイメージを払拭させていきました。
 
 
中学3年生には英検準2級を取得し、定期テストでも英語だけは100点を取ることができたのです!
 
 

4.「ノー勉中学生」が不得意教科のチョコ勉しはじめる

 
 
得意教科だけ勉強することは、子どもの「自分にはできる」という感覚を育てるための非常に有効な手段です。
 
 
1教科で得た自信が、他の教科や日常生活にも良い影響を与え、全体的な成長につながってくからです。
 
 
英語で勉強に自信をつけたノー勉の息子から「理科ができないから、塾で習いたい。」と言うようになりました。
 
 
そして、課題のワークも自分でやるようになり、「答えを写すのは意味がない!考えてやらないとできないんだ!」と言うようになりました。
 
 
最終的には時間がなく、答えを写すこともありましたが自分でやらなくちゃという意識が芽生えてきたし、提出日に間に合わなかったら遅れて提出する選択肢も増えました。
 
 
先日、苦手教科のテストの点数がいまいちだった息子は、お友達からノートを借り、ノートの提出物で評価を上げようと考えるようになっていました!
 
 
正直勉強は嫌いでしょうが、息子なりの答えは出てきているようです。苦手教科でも、ノー勉ではなくチョコ勉するようになりました。
 
 
得意を伸ばすと脳は加速する!この言葉どおり、得意を伸ばしたら、成績はともあれ「次はどうするか」考える力がついてきたと感じました。
 
 
 
 
これを機に「勉強しなさい」を封印し、「勉強は終わった?」「提出物は出せた?」「もうすぐ定期テストだね。」という声かけに変えました。
 
 
今日も元気に登校し、帰宅後ゲームを楽しんでいます。チョコ勉できるようになった息子を認めていたら、家族喧嘩も減りました。
 
みなさんも得意を伸ばして、我が子の成長を加速させませんか?
 
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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