保育園児が気持ちよく朝の支度をして登園し、1日外で頑張れるのはママのご機嫌次第!ママがいつもご機嫌でいれば朝のバタバタを減らせます。ママが笑顔で過ごせる子どもの対応の心得をお伝えします。
【目次】
1.支度が進まない!朝のバタバタを減らしたい!
2.朝の支度が進まない保育園児がサクッと動くには?
3.朝のバタバタをなくすご機嫌なママの心得
1. 支度が進まない!朝のバタバタを減らしたい!
まだまだ身支度にママのお手伝いが必要な保育園児との朝時間は、子どもの動きも鈍く、時間に追われてバタバタしてしまいますよね。
朝の支度が進まない子どもを気持ちよく動かすことができるのは、ズバリ「朝からご機嫌なママ」です。
ママが朝から笑顔でご機嫌でいれば、保育園児はスルスル魔法にかかったように動き出します。
この記事では、ママのイライラを減らして、子どもが朝から元気に動きだすママご機嫌の心得をお伝えしていきます。
朝の登園までの時間は、1日の中でも一番時間に追われてバタバタする時間。
なるべく時間の無駄をしないように、子どもが動きやすいようにと、声掛けをしたり、手を貸したり忙しい朝にたくさん苦労されていると思います。
ママはあまり自覚がないかもしれませんが、時間に追われる焦りからだんだんイライラしてきて口調が荒くなったり、険しい顔で対応したりしていませんか?
実はこのママの朝のバタバタから感じ取るピリピリした雰囲気に子どもは余計に動けなくなってしまうんです。
2.朝の支度が進まない保育園児がサクッと動くには?
毎朝バタバタ、忙しい思いをして、急ぐように指示出しをしているのに…同じことの繰り返しでは、ママがイライラしてしまうのも無理ないですよね?
朝の支度がなかなか進まない子どもがスルスル動くようになるには、行動の動きはじめを軽くして動きやすくしてあげることが鍵になります。
人の脳は動き始めが一番負荷がかかるんです。車のエンジンと一緒です。
特に登園渋りのある、集団行動に苦手を感じている保育園児にとっては、そのストレスでエンジンがかかりにくい状態になっています。
車って調子よく走り出すまではアクセルをグッと踏み込みますよね?
エンジンが温まってスピードに乗ってしまえばアクセルを踏み込まなくてもスイスイ走って行けます。
子どものかかりにくい状態のエンジンをかかりやすくするには、エンジンの調子を整えるエンジンオイルの役割、ご機嫌なママの笑顔が欠かせないんです。
朝一番のママのご機嫌が子どもの1日のコンディションを左右します。
気持ちよく1日のスタートができた子は、その後の動きもスムーズに行きやすいんです。
3.朝のバタバタをなくすご機嫌なママの心得
毎日、子どものため、家族のために一生懸命頑張っているママに伝えたい、朝のバタバタを激減させるママご機嫌の心得は、子どもの感情に流されないこと。
そのために押さえておきたい対応のポイントを2つ解説していきます。
この対応をママができるようになると、子どもにママの指示が通りやすくなって、何も言わなくてもスルスル動くようになっていきます。
◆ポイント1:やる事を決めておく
子どもが癇癪を起したり、怒ったり感情的になっている時にやる事を決めておきます。
荒れている子どもに気づかないふりをして反応をしないためです。
・お皿を拭く
・掃除をする
・本を読む
など、ママは口を出さず黙ってすることを決めておくと、子どもの感情に流されずに済みます。
◆ポイント2:話しかけてくるまで待つ
決めておいたことや好きなことをしながら子どもが落ち着いて話しかけてくるまで待ちます。
感情が落ち着くと子どもから「〇〇できないから手伝って」とか「〇〇が嫌だった」とか落ち着いた声で話しかけてきます。
その時に、ママは笑顔で「〇〇できなかったんだね」「〇〇嫌だったんだね」と子どもの言葉に共感して肯定をします。
この対応ができるようになってくると、子どもの感情や行動にママが巻き込まれることがなくなって、朝からご機嫌でいられるようになります。
それと同時に、子どもは感情的になることがなくなり、自分から動き出してくれるようになって、バタバタしない朝がやってきますよ。
ママが朝から笑顔でご機嫌でいれば、朝の支度が進まない保育園児はスルスル魔法にかかったように動き出します。
ぜひ試してみてくださいね。
子どもの行動が驚くほど変わるママの声掛け学びませんか?
執筆者:渋沢明希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)