冬休みは発達障害グレーゾーンの中学受験生にとって、勉強のペースを維持しつつ、リフレッシュする大切な時期!年末年始を上手く乗り切って自信を深めたいですね。今回は受験のプレッシャーに打ち勝つために簡単にできる合格イメージング法をご紹介します。
【目次】
1.不安の強いグレーゾーンの中学受験生の冬休み
2.グレーゾーンの受験生にストレスは大敵
3.中学受験生に効果的な合格イメージング法
1.不安の強いグレーゾーンの中学受験生の冬休み
グレーゾーンの中学受験生が、受験のプレッシャーに打ち勝ち、前向きな気持ちで受験の日を迎えるにはどうしたらいいと思いますか?
我が家の娘がポジティブ思考を維持するのに効果があったのは、合格イメージをして宣言することでした。
そんなことで?と思われるかもしれませんが、脳は口に出したことを勝手に探し始めます。
我が家にはグレーゾーンで繊細な中学1年生の娘がいます。小学6年の中学受験生だったとき、年末年始はどうするか家族で話し合いました。
いつもの我が家のお正月の過ごし方は、年末に義母が泊りにきて一緒に年越しをするのですが、受験イヤーは各家庭で過ごすことになりました。

娘は、グレーゾーンの特性からストレスや不安なことがあると過剰に反応し、勉強が手につかなくなることがあったので、冬休みや年末年始の過ごし方には工夫が必要でした。
安心材料として、第一志望校に合格しなかったときのための併願校の選定や対策について塾講師から提示してもらっていたので、いつものルーティンに加えペースを崩さずに過ごしました。
とはいえ、入試間近で不安が出てくるようだったので、冬休み中はメンタル面ではこまめな声かけを意識しました。
この記事では、娘に効果のあった心をポジティブに変える声かけをご紹介しますね。
2.グレーゾーンの受験生にストレスは大敵
グレーゾーンの子どもは、脳の特性でネガティブな経験を記憶に残しやすいです。
例えば、試験や集団の中でうまくいかなかったこと、他人の反応に対して感じた恥ずかしさなどの記憶が不安を強くさせます。
これを繰り返すと、不安記憶が強化され、その後も似たような状況で再度不安を感じやすくなります。
グレーゾーンの中学受験生は不安で心が落ち着かなくなると、最適なパフォーマンスが発揮できなくなるので特に注意が必要です。
しかし、過去のネガティブな記憶を新しい経験や学びによって「上書き」することが可能です。

ネガティブな記憶から不安を引き出すのではなく、それを上回る楽しいこと、ワクワクすることを脳にインプットしてポジティブな気持ちになるようにすればいいのです。
次章ではワクワクする気持ちになる声かけをご紹介します。
3.中学受験生に効果的な合格イメージング法
受験生にとって一番気持ちがポジティブになる方法があります。
それは、合格のイメージングです。敢えて、口に出して宣言します。
我が家では、特に大事にしていたことです。合格して第一志望校に通っているイメージをするのです。
とっても簡単で効果のある方法なんです。
イメージして宣言することで得るメリット
・ポジティブな思考に変換
・モチベーションの向上
・ストレス軽減
志望校へは、文化祭や学校見学などで何度も足を運んでいたので周辺の様子は分かります。
入学したら「待ち合わせ場所はあそこだね」とか「あの制服着てここ通うんだよ」とか具体的にイメージできるように声をかけることが大事です。
楽しくなってワクワクが止まりません。
声をかけるタイミングはリラックスしている時が効果的です。
食事の時や車での移動中など楽しそうに話していると、最初はスルーしていた娘が段々笑顔になっていきました。
合格して第一志望校に通うイメージができてきたサインです。

合格への思いは高まり、前向きに頑張る気持ちを自然と維持できますよ。
是非、合格イメージング、口に出して宣言することを試してみて下さい。
娘は中学1年生になった今、自信と希望をもってイメージ通りの中学生活を送っています。
この記事が、中学受験生をお持ちのご家庭のお役に立てれば幸いです。
グレーゾーン中学受験生の困りごと、対応策ご紹介しています!
▼ご登録はこちらから
▼無料小冊子プレゼント▼
♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)