始めた時が褒める時
発達障害グレーゾーン子育ては思い通りにならないことの連続…。
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毎月1回、18時配信です。
第23回 好きなこと以外頑張れない子
発達障害・グレーゾーンのお子さん、宿題や明日の準備など、やらないといけないことなのに全然やろうとしない様子に困っていませんか。
自分が好きなこと、やりたいことならすぐ始めるし、集中してやるのに…どうしてやらないの?
✓ちょっと頑張ればできるのに
✓すぐ終わることなのに
隣で見ているお母さんはイライラ。小言を言って親子バトルになることもあるかと思います。
今回は、なかなか行動しない、頑張れない発達障害・グレーゾーンのお子さまのサポート方法についてお話ししています。
行動を始めるときの対応が一番のポイントです。
◆好きなこと以外頑張れない \POINT解説/
なかなか行動しないのはなぜ
実は、私たち大人でも行動を始めるときに脳には大きな負荷がかかるんです。
特に嫌なことを始めるのが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもたちにとって、行動を始めること自体、とても大きなエネルギーが必要になります。
子どもの行動を促す5ステップ
子どもが嫌なことへ取りかかるのを助けるためには、行動の始まりをサポートすることが大切です。具体的に5つのステップに分けて紹介します。
1つ目は、ネーミングを変えて子どもの興味を引くことです。例えば、お風呂に入ってほしいときも、「お風呂入って」と伝えるより「バシャバシャ泡タイムです」など擬音語を混ぜて面白く伝えてください。
2つ目は、終わったあとのご褒美を提示しておくことです。「宿題終わったらテレビ見よう」など終わったあとに楽しいことが待っているというゴールを意識してもらえるようにしてください。
3つ目は、行動を分解した指示出しです。宿題も「ノート出そうか」、「この1行書いてみようか」など、行動を分解することでハードルが下がり、少しでも「できそう」と感じることで行動がしやすくなりますよ。
4つ目は、行動を始めたことを褒めるです。全部終わったら褒めようと思っていませんか?行動を始めたときが脳に負荷がかかるときなので、まずは行動を始めたことを褒めてあげてください。
例えば、宿題を始めたときには、宿題の前段階からが褒めるポイントです。「ノート出せたね」「鉛筆用意できたね」など、見たままを実況中継するだけでOKです。
5つ目は、途中で褒めると終わったら認めるです。ちょっと集中が切れそうになったタイミングなど、途中で褒める声かけを入れることで、もう一度やる気を引き出すことができます。
「どうして早くやらないの」とできないことにイライラするより、どうしたら気持ちよく行動ができるようになるのか工夫してみることが大切です。
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