気に入らない事があるとすぐに怒り出す…発達障害グレーゾーンの子を育てにくいと感じる《癇癪》に効く対応

 

癇癪が起きると、発達障害グレーゾーンの我が子を『育てにくい』と感じる事はありませんか。おさえようと対応すると、どんどんエスカレートすることも。 実は「おさめようとする行動」が子どもの癇癪をエスカレートさせているんです!
 

【目次】

1.気に入らない事があると怒り出す我が子が育てにくい、と悩んでいませんか?
2.発達障害グレーゾーンの子が癇癪を起してしまう理由とは?
3.癇癪を減らすコツを伝授します!

 
 

1.気に入らない事があると怒り出す我が子が育てにくい、と悩んでいませんか?

 
 
思い通りにいかないと叫んで、ダメな理由を説明しても聞く耳を持たない。
 
 
『○○してみる?』と違う事に気をそらそうとしても失敗。
 
 
『ずっとそうしていれば!』とこちらが怒るとさらに行動がエスカレートする…
 
 
こんな子どもの様子に悩んでいませんか?
 
 
 
我が家の長男がまさにこれでした。 私は寄り添い、何とか妥協点を探そうとするも、子どもには全然伝わらない。
 
 
おさめようとすればするほど問題行動が悪化する…。 私は絶望感でいっぱいでした。
 
 
実は、この「おさめようとして関りを持つ」ことが子どもの問題行動をエスカレートさせているんです。
 
 
そこで今回は、癇癪の正しい対処法についてお話しします。
 
 
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2.発達障害グレーゾーンの子が癇癪を起してしまう理由とは?

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもは、
 
 
気持ちの切り替えが苦手
 
 
言葉で気持ちをうまく伝えられない
 
 
衝動的に動いてしまう
 
 
などの特性を持っていることから、1つの事にこだわってしまうことが多く、自分の気持ちの表現として癇癪を起してしまいます。 
 
 
では、なぜ「癇癪をおさめようとする」ことが子どもの問題行動をエスカレートさせてしまうのでしょうか?
 
 
実は子どもが何度も同じ行動を繰り返すのには、はっきりとした理由があります。
 
 
それは「その行動を取ることで、よい結果が得られるから」です。
 
 
例えば私たち大人でも
 
 
・褒められると、もっとやろうと思う
 
・効果のあったダイエット法を継続する 
 
 
など、自分にとってよい結果が得られた行動を繰り返すことはよくあります。
 
 
これは子どもも同じです。 
 
 
 
 
子どもはお母さんに自分のことを注目してもらうことが大好きです。
 
 
子どもの癇癪をおさめようと、あれこれ声をかける事は、子どもに注目しているのと同じです。
 
 
なかなか癇癪がおさまらないのは、お母さんが自分に注目してくれていると思うからなのです。 
 
 
子どもの癇癪がおさまらない原因は、お母さんの対応なんですね。 
 
 
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3.癇癪を減らすコツを伝授します! 

 
 
子どもの癇癪にお母さんはどう対応すればいいのでしょうか? 
 
 
それは、お母さんが子どもの癇癪に注目しないことです。
 
 
もちろん、他人を傷つける危険な行為や社会のルールに反することは、対応します。
 
 
こういった場合は感情的にならず、子どもが理解できる言葉で、穏やかに理由を伝えます。
 
 
子供が癇癪を起した時に、具体的にお母さんにしてほしい対応は
 
 
・問題行動(暴れる、叫ぶ等)を無視して、自分からやめるのを待つ
 
・問題行動がやめられたら、すかさず褒める
 
 
の2つです。
 
 
我が家の例ですが、長男と次男がゲーム機の取り合いをしていて、ジャンケンで順番を決めました。
 
 
負けてしまった長男は、足をドンドン踏み鳴らして『僕が先が良かった‼』と大声で怒っています。
 
 
こんな時は…
 
 
子どもが透明になってしまって、姿も見えないし、声も聞こえない、とイメージしてください。
 
 
『お母さんは何も気付いていない』という演技を貫いてください。
 
 
子どもが癇癪を起すと、どうしてもお母さんも気持ちが高ぶってしまいますよね。
 
 
このときに相手にしなくても、睨む、怒りのオーラを出すなどの否定的な行動をとってしまうと子どもに注目していることと同じになってしまいます。
 
 
ですから、お母さんは視線や体を子どもに向けないようにしましょう。
 
 
子どもの安全が確保できるのならば、違う部屋に行くことで、物理的に距離を取るのもいいですね。
 
 
いきなり関りを断つと、子どもはなんとかして注目してもらおうと、問題行動がエスカレートすることがあります。
 
 
より大きな声を出す・強く叩く等で、お母さんの注目をなんとか引こうとします。 
 
 
ここはお母さんの頑張りどころ。「子どもは透明人間!!見えないし、聞こえない!!」と心で唱えて、乗り切ってください。 
 
 
 
 
このように私が対応すると、長男は気持ちを入れ替え、本を読み始めました。 
 
 
問題行動が終わったら、すかさず「待ってくれて、ありがとうね」と、気持ちが切り替えられた点に注目し、褒めました。 
 
 
このように問題行動を無視し、よい行動に移れたらすかさず褒めることで、子どもに「問題行動を取ってもお母さんは注目しない。よい行動を取るとお母さんは注目する」ということを教えます。 
 
 
子どもはよい注目(肯定)されると自信がつき、自分で考えて行動できるようになります。
 
その結果指示が通りやすくなったり、自分から進んでよい行動を取ったりするようになります。いいことばかり‼ 
 
 
最後にもう一度。 
 
 
子供が癇癪を起した時は、 
 
 
・問題行動を無視して、自分からやめるのを待つこと。 
 
 
・問題行動がやめられたらすかさず褒めること 
 
 
の2つの対応をしましょう。 
 
 
はじめのうちは、ギャーギャー怒り叫ぶ子供を無視しつづけて『これでいいのか?』と不安になる時があるかもしれません。 
 
 
しかしこれは、《間違ったやり方(癇癪)を学習してしまったこと》(誤学習といいます)を正す行動です。良い行動が出るのを待っているのです。 
 
 
良い行動を褒める事で、癇癪に頼らない気持ちの伝え方が定着します。 
 
 
癇癪で要求を通していた長男も今では、長男の気持ちを受け止め、叶えてあげられない理由や代わりの案を説明すると、落ち着いて聞き入れてくれるようになりました。 
 
 
癇癪は、発達障害グレーゾーンの子を育てにくいなと感じる原因の一つですが、正しい対応をすれば減っていくのです。 
 
 
 
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執筆者:大島さくの
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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