不登校の子どもの「やる気がない・おでかけ拒否」状況に不安や焦りを感じていませんか?安心できる環境と小さな成功体験を積むことで外の世界に動き出したくなります。おうちでの具体的な3ステップのサポート術をお伝えします!
【目次】
1.不登校の子の「やる気がない・おでかけ拒否」状況に不安を感じていませんか?
2.今すぐ無理に子どもを動かさなくてもいい理由
3.子どもが自信をつけて外の世界に飛び出したくなる!3ステップのサポート術
4.やってみたい!お出かけしたい!が溢れるようになった事例
1.不登校の子の「やる気がない・おでかけ拒否」状況に不安を感じていませんか?
子どもが不登校。「やる気がない・おでかけ拒否」状況に不安や焦りを感じていませんか?
まずは安心できる環境と小さな成功体験を積むことで、子どもは動き出すことができます。
子どもが「やってみたい!」「おでかけしたい!」が溢れるようになる、おうちでできる3ステップのサポート術があります!
「どうしてうちの子だけ?」
「毎日勉強もしないで大丈夫?」
「どうしたら動き出すの?」
「何をしたらいいの?」
お一人で悩んでいませんか。
子どもに勉強をさせようとしても、癇癪を起こしたり反抗されたりすることもあるかもしれません。
子どもに外に出るように促せば促すほど、断固拒否されることもあるかもしれません。
子どもが不登校になって、荒れてしまったり、家にこもってしまったり、家で勉強もせずにのんびりしていたり、好きなことばかりしたり、暇を持て余していたり…。
他の子は、 勉強しているのに… お友達と話したり遊んだりしているのに… 体を動かしているのに… 集団生活のルールを身につけているのに…
心配し始めると、どんどん出てきてしまいますね。
お母さんお父さんも当然、不安や焦りを感じてしまいますね。
実は、まずは安心できる環境と小さな成功体験を積むことで、子どもは将来に必要な『動き出す力』をつけることができます。
家にいても、子どもの成長のチャンスにすることができます。
子どもが「やってみたい!」「おでかけしたい!」が溢れるようになる、おうちでの具体的なサポート術をお伝えします!
2. 今すぐ無理に子どもを動かさなくてもいい理由
不安や焦りから、すぐに登校復帰、フリースクール、オンライン学習や習い事などの勉強や新しいことに取り組ませることを考えることもあるかもしれません。
押し付けてしまうと、子どもはますます動けなくなってしまいます。
ステップを踏んだサポートをすれば、その後により安定して行動できるようになります。
今すぐ無理に子どもを動かさなくてもいい理由は大きく2つあります。
一つ目の理由は、不安な中では脳は成長せず、動き出せないから。
二つ目の理由は、苦手なことではなく、楽しいことで脳は成長するから。
この二つの理由をもう少し詳しくお伝えします。
◆◆◆ 理由①不安な中では脳は成長せず、動き出せないから ◆◆◆
不登校の状況は、子どもにとっても不安です。
休んでいるから、開き直っているように見えるからといって全て安心、というわけではありません。
受け止めてもらえる安心できる環境では、脳が育ちやすく、自信をつけて動き出していくことができます。
◆◆◆ 理由②苦手なことではなく、楽しいことで脳は成長するから ◆◆◆
不登校の子の「やる気がない・おでかけ拒否」状況では、目に見えないたくさんの苦手を抱えています。
勉強、運動、環境、感覚過敏、人との関係やコミュニケーション…
無理に苦手に取り組もうとしても、効果がないどころか、ますます苦手が強くなってしまいかねません。
できること・好きなこと・得意なことから楽しんですることで、脳は成長し、動き出しやすくなります。
すると、苦手なことにもチャレンジできるようになっていきます。

不登校の今、安心な環境で、小さな自信を育み、『成功体験』を積むことで、一歩を踏み出す力をつけることができます。
『成功体験』は、日々家でできるごく小さなことからで大丈夫です!
お父さんお母さんのサポートで、不登校でも家でたくさんの成功体験を積むことができるんです。
家にいることを子どもの成長のチャンスにすることができます。
子どもが一歩を踏み出せる、おうちでの具体的なサポート術をお伝えします!
3. 子どもが自信をつけて外の世界に飛び出したくなる!3ステップのサポート術
不登校の子どもが動き出すためには、まず家での親子の安心な関わりのなかで自信をつけることが必要です。
家で自信がつくと家の中で動けるようになり、行動することで脳が発達していきます。
さらに外にもエネルギーを向けることができるようになるために、一歩を踏み出すための3ステップをお伝えします!

子どもが外の世界に飛び出したくなる!3ステップのサポート術を具体的にお伝えしていきますね。
◆◆◆ ①親が「自分優先」時間をとる ◆◆◆
子どもが家にいると、最初は一人でお出かけなどもできないかもしれません。
ほんの小さなことからで大丈夫です。
例えば、
・早起きしてコーヒーをゆっくり飲む
・自分の好きな食材・食べ物・メニューを選ぶ
・花屋さんで見かけたきれいなミニブーケを買って飾ってみた
「子どものことなのになぜ自分が?」と思われるかもしれませんが、まず一番に大事にしていただきたいことです。
なぜなら、私たち親自身の心に余裕ができるからです。
◆◆◆ ②家での親子の安心な関わりで心を整える ◆◆◆
<①親が「自分優先」時間をとる>ことをしていると、家の空気感がピリピリしなくなります。
子どものことをそのまま受け止めたり、「今すぐに学校にいくことが全てではないな」「家でも成長するチャンスがある」など広い視野で見られるようになります。
子どもからすると、「受け止めてもらえる」「否定されない」環境で心が落ち着き、パワーチャージできるようになります。
◆◆◆ ③家で自信をつける ◆◆◆
安心安全な場所があると、行動するためのエネルギーが貯まります。
行動しても大丈夫と思えるようになります。
最初は、日常のほんの小さなことから、行動しようと思っていることを肯定することで自信をつけられます。
行動しようと思っていることを口にしたら肯定的に反応します。
例えばこんな感じです。
「これおいしそう!食べてみたいな…」
→「うんうん、おいしそう!食べてみたいね!」
「これいいと思うんだけど(作るのむずかしそう)」
→「いいね!いいの見つけたね〜一緒にやってみる?」
小さな「やってみたら楽しい、よかった」を積み重ねて、行動の量やバリエーションを増やしていくことができます。
4.やってみたい!お出かけしたい!が溢れるようになった。
我が家の娘は、繊細傾向が強めで、集団生活に苦手さがありました。
不登校になり、やる気もなくお出かけも行きたがらなくなりましたが、
①親が「自分優先」時間をとる
②家での親子の安心な関わりで心を整える
③家で自信をつける
子どもが自信をつけて動き出せる3つのステップを踏みました。
今では、やってみたいこと・行きたいところが溢れて、お出かけや新しいことへのチャレンジに忙しいくらいになりました。
当時はこんなことに困っていました。
・家から出たがらない、人と関わりたがらない
・フリースクールや習い事も提案してみるも、やはり「家がいい」の一択
・家での生活もちょっと飽きてきたみたい
外に出て何かできないか?人と関わることはできないか?
すぐに外に出るのは難しそうだから、どうしたらいいかと考えていました。

前項目の<子どもが自信をつけて外に飛び出したくなる!3つのステップ>を踏みました。
興味のある料理に絡めて、食材を買いに近所のスーパーに出かけてみました。
だんだんお店の人とのやりとりもできるようになりました。
ゲームに出てくる絵画の本物を観に行こう、と苦手だった電車に乗って少し遠出ができるようになりました。
家で工作をよくしていたら、陶芸教室に出かけるようになりました。
様々な年代の方と一緒に活動できるようになりました。
少しずつ、「行ってみたら楽しい」「やってみたら面白い」を積み重ねて、行動範囲や種類を広げていきました。
すると、今では、自分からイベントなど行ってみたい所・チャレンジしてみたいことをたくさん提案してくるようになりました。
まずは、お父さんお母さんとのコミュニケーションから、子どもの成長のチャンスを広げていきませんか。
きっと動き出せるとき、外に飛び出したくなるときが来ますよ!
不登校の親子が前向きになれる関わり方をお伝えしています!
▼ご登録はこちらから
▼無料小冊子プレゼント▼
♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
↓↓↓
執筆者:中村友香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)