集団生活が苦手な子たちは何に困っているのでしょう?集団で必要とされる力は十分に育っているでしょうか。2つの方向からのアプローチで子どもに力をつけてあげられます。繊細な子の脳の特徴・個性を知って心と脳の土台を築いてあげましょう!
【目次】
1.繊細な子どもを成長・自立から遠ざけていた守りすぎていた過去
2.集団生活で必要な力を育てられていますか?
3.脳のメカニズムを理解すること・変化させることで子どもは驚くほどの変化を見せる
1.繊細な子どもを成長・自立から遠ざけていた守りすぎていた過去
繊細な子のママになり、「この子を守りたい」一心から子どもを守ることに必死な、過保護なママになっていました。
しかし、守りすぎる親子関係は子どもの脳をストレスに弱くし、乗り越える心の力が高まらず、自分から行動する力が育たない、子どもの成長、自立には逆効果だったと知りました。
このままでは私がいないとこの子は生きていけないのでは…と本気で怖かったあの頃。
「ママママ」ばかりな繊細くんを、ママがいなくても大丈夫な子に1日でも早く育ててあげたい!
これは今でも私の譲れない軸です。
大好きだからこそママがいなくても自分の力で幸せになれる子に育ててあげたい。
それにはどんな力が必要なのでしょうか。
私は、子どもたちにお家、ママ、パパ以外の安心できる居場所と味方を見つけられるようにしてあげたいと思っています。

繊細な子の行き渋りがどんどん増えている今、本当のところ、子どもたちは何に困っているのでしょうか?
その時代背景には、2つの大きな要因があります。
1つ目は子育てを取り巻く環境により、集団で必要とされる力が十分に育っていないこと。
2つ目は繊細な子の脳の特徴です。
集団生活で必要な力とはどんな力なのでしょうか。
2.集団生活で必要な力を育てられていますか?
繊細な子が集団でラクに楽しく過ごすには実はたくさんの脳の力が必要です。
・愛着を築く力、感情のコミュニケーション力。
・ストレスのコントロール力
・聞く→理解→行動と繋げる力
・見る→理解→行動と繋げる力、といった、言語理解力、状況判断力。
・我慢する力
など
生まれつきの影響は約50%と言われ育つ環境による影響が残り50%です。
子どもの脳の力の土台は親子の愛着関係です。
愛着とは、親子の絆のようなもので心の土台そのもの、脳の成長と働きに大きく影響するものです。
愛着関係は築けていますか?
脳の力の土台がグラグラだとその上に育つものも育ちませんね。

次にお話ししたいのが、困りごとの要因2つ目、「繊細っ子の脳の特徴・個性」について。
繊細な子の脳の個性の1つとして「感覚の敏感さ」があります。
外からの刺激や情報をキャッチする力が強いので脳の処理が追いつかず、刺激あふれる集団生活やお友だちとの関わりは負担が大きいのです。
刺激、ストレスというのは実は脳の成長には必要不可欠なのですが、ストレスをコントロールする力がないままだと良い方向には働きません。
かといって繊細な子の脳を、心を強くしてあげるためには休ませよう、寄り添おうだけでは何も変わりません。
対処療法を繰り返したら免疫力が落ちる一方です。
自分から踏み出せるようになる「脳の回路」を創るには、脳の個性による困りごとを正しく理解して対応することがものすごく大事です!
今から対応していけば、進級の頃にはお子さんは大きく変化していますよ!
3.脳のメカニズムを理解すること・変化させることで子どもは驚くほどの変化を見せる
個性、性格、気質、特性と一般的に言われているものは脳の「個性」です。
その個性は育つ環境により大きく変化します。
環境と言っても最も影響力があるのは私たちと子どもたちの繋がり。
ママの接し方によって、脳の成長がなんと2倍以上に変わったというアメリカの研究があります。
つまり、私たちと子どもの繋がりは子どもの心と脳の最高の「発達サプリ」ということ!
発達科学コミュニケーションを創設した脳科学者 吉野加容子は「科学的に脳を成長させる教育がしたい」という夢がありました。
しかし、研究や医療の世界では技術は困ってる人には届かず、お家でわが子の脳を育てる「発達科学コミュニケーション(発コミュ)」を開発、ママたちへ直接届けているのです。
発コミュは今では6000組の親子に届き、私のココロ科学ラボは心の専門家チームを任せてもらっています‼︎
吉野さん監修の元、私が開発した、「ココロファインダー」では繊細っ子400人以上の心と脳のタイプ分析に基づき心を見える化しました。
繊細っ子の心のコンディションと脳の育て方が分かる、5つの力<親子の愛着・ストレスコントロール・心のブレーキ・心のアクセル・適応力>を軸にお子さんの心と脳をチューニングしてあげられます。
今「できない」と思ってることも「できる」に変えることができます!
だから子どもたちがたった数日でも、たった数週間でも驚く変化を、数ヶ月、1年、2年と経つと別人のような変化を見せてくれるのですよね。
何よりも大事なのは心と脳の土台の準備。

繊細さが一気に増すか?環境に適応していけるか?は心と脳の力次第。
脳科学とか馴染みのない新しいことにはブレーキをかけたくなりますね?
それも脳の仕組み、脳の個性です。
だったらまず知ってほしい!だったらまず体験してほしい!
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執筆者:むらかみりりか
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)