外で子どもが大声で泣き出すたびに「また上手に対応できなかった、恥ずかしいな、この場から逃げたいな」と思ってしまう。そんな時に周りの人の目が気になる繊細ママに試していただきたい習慣が1つありますのでご紹介しますね。
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【目次】
1.専門職なのに自分の子どもに優しくできない事に、自信を無くしていた過去
2.ママの「これぐらい分かるでしょ」を変えると上手くいく理由
3.繊細ママだからこそできる子どもへの接し方
1.専門職なのに自分の子どもに優しくできない事に、自信を無くしていた過去
子どもと多い時間を一緒に過ごす中で子どもの思い通りにならないと激しく泣きわめく様子に「もうどうしたらいいの」って思うことありませんか。
ママだって人間、ずっと泣かれるとしんどいですよね。
そして子どもが長い時間泣くほど「いつまで泣いてたら泣き止むの?」と言いたくなりますよね。
ママの考え方と接し方をいつもより少しだけ工夫してみるとその悩みは解消されます。
私はもともと言語聴覚士として療育現場に入っていた経験があります。
ですが、自分の子育ては全くうまくいきませんでした。
産後休業後に職場の方に負い目を感じながらも子育てをしていく中で、子どもが徐々に激しく泣きわめく状態が続きました。
次第に家庭の中がどんよりした雰囲気になっていき、毎月のように家族の誰かが体調不良になって
夫も扁桃炎で入院したりと家庭が回らなくなり私は言語聴覚士の仕事を退職しました。
子どもと長い長い時間を一緒に過ごしたところで状態は全く変わりませんでした。
むしろ子どもと接する時間が長くなり、私もイライラする時間が増え、泣いている子どもに「うるさい」とまで言うようになりました。

「私って子育てには向いていないんだ」と思うようになり、こんな状態で「仕事を始めたら、またうまくいかない」とまで考え込むようになりました。
だけどそんな私でも今は仕事をしながら心の余裕がなくなりそうな時はあらかじめ自分でケアを出来るママになれました。
子育ても楽しめるようになり「どんな子たちになるかな」と楽しみに変わっていきました。
その私が変われた秘密をお伝えします。
2.ママの「これぐらい分かるでしょ」を変えると上手くいく理由
まずは子どもが思い通りにならなくて泣いているのではなく、「子どもは分からないから・納得していないから泣いている」
こんな風に、ママが子どもに対する考え方を変えることで上手くいきます。
なんでも子どもの思い通りにできない時もありますよね。
ママの「これぐらい分かるでしょ」と暗黙の了解なども難しいのが、発達障害グレーゾーンの子たちなんです。
思い通りにいかない状態に子どもが泣いて、すぐに子どもの願っていた状況に変えると子ども達は「泣いたら叶えてくれる!」と勘違いをしてしまい、場所もお構いなく泣いて訴えるパターンが定着してしまいます。
つまりママが子どもに分かるように接してあげると、子どもの理解が進み、たとえ子どもが思っていた状況と異なっていても泣いて訴える事が減らせるのです。

これをママたちが「あ、今はまだ子どもが分かっていないかも!」と自分で自分に教えるセルフトークが出来れば、子どもに「うるさい‼」と感情的にならないで済むんです。
ポイントは怒りの場面をセルフトークという新しい考え方で置き換えていくことです。
セルフトークとはママの頭の中のひとりごと、つまり自分とのコミュニケーションを高める方法に繋がります。
そんな繊細ママの上手くいないサイクルを打ち消す方法をご紹介させていただきます。
3.繊細ママだからこそできる子どもへの接し方
◆ママがやろうとすると嫌がるシーン
ママがやろうとするとこどもが「~がしたかったのに」と泣き出す状況ってありますよね。
この状況での子どもの本音は、
そういう風にやるって分かれば出来たんだよ。
自分がやれるんだよ。
っていう気持ちなんです。
ですから、この場合は「トントンする?」などの擬音語や動作を合わせて説明をすると子どもに伝わりやすいです。
◆ママが子どもに「片づけなさい」と伝えても動かないシーン
子どもがまたが「イヤだ、やらない‼」と言われてしまう場面ってありますよね。
これって「片づけなさい」の言葉だけでは、
「片づけるモノを選ぶ」
「片づけるものをどこかに入れる」
2ステップもあって子どもは何をどうすればいいか分からない状況なんです。
発達障害グレーゾーンの子たちは「楽しそう」と思わないとなかなか動き出さない子たちでもあるので、この場合は「このカゴにシュートしよう」とママが具体的にやって見せれば、子どもは「たのしそう」と思い、サッと動けます!

◆予想外に予定が変更になるシーン
変更してそのまま受け入れてほしいけど、子どもは「いや、こっちがいい‼」となかなか受けいれないことありますよね。
そもそも予定が変更になった内容が分かっていないかもと考えると、「HP検索して見せる」などママが工夫すると子どもの理解力UPして納得していきますよ。
このように子どもの思うようにならないと「ぎゃー、ぎゃーうるさくてしんどい」が、ママの察知能力の高さと敏感さを強みに、考え方を変えるセルフトークを取り入れたことで、子どもへの対応に「できた」と変わることができます!
ぜひセルフトークを活用しながら、発達障害グレーゾーンの子たちと「できた」が増える経験を増やしていきましょう。
繊細ママが発達凸凹キッズの子育てを良くするためのヒントが多数あります!
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
\子どもが素直になる朝の声かけ35つき/
癇癪・暴力がスッとおさまる!
脳科学に基づく接し方
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執筆者:戸ノ上なみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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