自分の子どもに対応できなくて、みじめに思える経験がありませんか。もう「私ってダメだな」って思わなくて大丈夫です。その考え方の罠に気づくことで繊細ママにとってプラスに変化します。その秘密をお伝えしますね。
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【目次】
1.ママ1人で対応できず、人前で泣くほど悔しかった過去
子どもが気に入らないことがあると、急に大声で泣き出す。
ママ一人では手に負えなくなって、見かねた周りの人が貸してくれるほど…
そんな激しい自己主張に困っていませんか?
そんな激しい自己主張に困っていませんか?
私も発達障害グレーゾーンのふたごを一人で育てていたとき、まさに同じような悩みを抱えていました。
例えば、図書館からの帰り際。
「帰りたくない!」と床に寝そべったて動かなくなったり、双子が別々の方向に走って逃げたり、泣き叫びながら暴れる二人に、私はもうどうしていいか分からなくなっていました。
「帰りたくない!」と床に寝そべったて動かなくなったり、双子が別々の方向に走って逃げたり、泣き叫びながら暴れる二人に、私はもうどうしていいか分からなくなっていました。
そんな私を、知らないふりをする人もいれば、子どもを抱っこしてくれたり、荷物を持ってくれる人もいて…。
でも、ありがたい気持ちと同時に、情けなさと悔しさでいっぱいになり、涙がこぼれたこともありました。

言語聴覚士という専門職なのに、一人の母としては何もできなかった。
その現実が辛くて、「もう図書館なんて行きたくない」と思うようになったのです。
でも、今では子どもの自己主張が落ち着き、激しくなっても短時間で気持ちを切り替えられるようになり、親子でのお出かけやイベントも楽しめるようになりました。
今回は、そんな私の経験から見つけた「自己主張に振り回されない関わり方のコツ」をお伝えします。
2.頭の中のひとりごと「セルフトーク」が子育てに与える影響とは?
まずおすすめしたいのは、「自分の頭の中のひとりごと=セルフトーク」に意識を向けてみることです。
セルフトークとは、自分の心の中で自然に浮かぶつぶやきのようなもの。実はこれ、私たちの行動や気持ちに大きく影響を与える「心の声」なんです。
繊細で、まわりの目や評価が気になりやすいママほど、このセルフトークが「焦り」や「不安」のスイッチになってしまうことがあります。
例えば、先ほどの図書館での出来事を思い出してみてください。
「誰かに注意されるかもしれない」
「とにかくこの場から早く離れないと」
「あの人、私たちのこと見ている…」
こんなふうに、セルフトークでどんどん自分で自分を追い詰めてしまっていたんです。

でも実は、これらのセルフトークは、「役に立たない思い込み」だったりします。
自分の心の声が、今の自分を元気づけてくれるものななおか、それとも落ち込ませる罠なのか。
それに気づけるようになると、次に取る行動が変わってきます。
「役に立たないセルフトーク」に気付けたら、次は「助けになるセルフトーク」に変えていくことができるんです。
この切り替えができるようになると、子育てて感じるストレスや焦りもぐんと減っていきますよ。
では次に、「周りが気になる繊細ママが持つべき視点」についてお伝えしますね。
3.周りが気になるママが大切にしたい「視点の切り替え」
セルフトークを上手に活用すると、目の前の子どもへの声かけにも余裕が生まれます。
たとえば、子どもが泣き叫んでどうしようもないとき。
つい「早く泣き止ませないと…」と焦ってしまうこと、ありますよね。
でもそんな時は、ちょっと立ち止まってこうつぶやいてみてください。
「この子は、今なにか伝わらなくて泣いているかも」
「私に気づいて欲しい何かがあるのかも」
すると、イライラするモードから、「この子の気持ちに寄り添ってみよう」というモードに自然と切り替わっていきます。

いかがですか?
感情を押し殺して耐えるよりも、ずっとやさしくて、現実的なアプローチですよね。
「怒らないようにしよう」とガマンするのは、とても難しいことです。
でも、怒りたくなる場面に「新しい考え方」を上書きしていくことで、無理なく切り替えられるようになります。
こうして少しずつ練習をしていくうちに「私のせいかも…」と自分を責める日々から、少しずつ抜け出せるようになりますよ。
ぜひ今日から意識してみてくださいね。
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
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執筆者:戸ノ上なみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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