カウンセリングの会話&成功体験
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第25回 【新学期】不安が強い子 新しい環境に慣れるためには?
春休みを迎えた今の時期、不安が強いお子さんは、
・落ち着かない
・イライラしていることが多い
・心配なことをよく話している
など、いつもと違った様子はありませんか?
今回、この春休みにママに実践してほしい!
不安が強い子どもの新学期を安心に変えるためのとっておきの方法をご紹介しています。
◆不安が強い子\POINT解説/
不安が強いって?
不安が強い子は、脳へのストレスがかかりやすいのが特徴です。
目の前の恐怖だったり、これから起こることへの不安が少し過剰になる状態で、生活に影響を及ぼしてしまうくらい程度が強いというのが不安が強い子と言われます。
子どもの場合、不安の理由を言葉で伝えることが苦手なので、身体症状として表れたり、学校への行き渋りに発展しまったりするため、不安が強い状態が4週間くらい続くようなら、子どもからのSOSを見逃さずに、早めに相談をすることをお勧めしています。
注意してほしいこと
ママは子どもの不安を早く解決してあげたいと思うあまり「何が不安なの?」と聞いてはいませんか?
不安の正体は、対象がはっきりしないもの、理由がないけど何となく不安に感じるというものです。
そのため、子どもに理由を聞いても答えられないということを知っておいてほしいんです。
ママができる対応方法
1つ目は、不安を軽くする対応です。
カウンセラーのように会話をしたあげるのがポイントで、話し始めるときに「保留」、「理解」、「共感」の順番でお話ししてください。
例えば、子どもが「学校行きたくない」と言ったとき
「じゃあ、お休みする?」とか「行ったら楽しいよ」とママの提案を伝えるのはNGです。
①一旦、ママの気持ちは「保留」して、
②「学校、行きたくないんだね」と子どもの気持ちを「理解」したことを伝え、
③「いつも頑張ってるから疲れちゃうよね」や「慣れないクラスだと不安だよね」と子どもの気持ちに「共感」を示します。
そうすることで、子どもは、「ママに気持ちが分かってもらえた」と満足し、不安を軽くすることができるんです。
2つ目は、ミッションとアクションを与えることです。
学校で「お友達におはようって挨拶しよう」などミッションを与え、帰宅後に「どうだった?」と会話をして、できたことを肯定することで成功体験を増やすしていきます。
この成功体験を積み重ねることで、子どもの自信につながり、不安が軽くなっていくんです。
ポイントは「ちょっと頑張ればできること」をミッションにすることです。
不安をゼロにすることはできませんが、不安を軽くする関わりや、成功体験の自信を育てることで、子どもが不安はあるけど行動できるようになっていくんです。
新学期に不安を持ち越さないためにも、春休みから対応を始めてくださいね!
パステル総研では不安が強い『繊細ちゃん』の折れない心を育てる小冊子を無料でリリースしています。ぜひご覧ください。

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