不安の強い知的障害キッズとの外出がもっと楽しくなる!パニック対応の秘訣

 

「出かけたい!」と言うのに、外出先でパニックになってしまう知的障害キッズ。出かける度に疲れ果てたり、後悔したりしているママはいませんか?不安の強い子どもの特性を理解し、パニックを予防・軽減するための具体的な関わり方をご紹介します!
 

【目次】

1.不安が強くても外出が大好き!なのに毎回パニックで心が折れそう
2.不安が強い知的障害キッズは予期せぬ状況が苦手
3.パニックを減らす!外出前にできる事前準備
4.パニックはどこへ?今では予定変更があってもパニックにはならない子に!

 
 

1.不安が強くても外出が大好き!なのに毎回パニックで心が折れそう

 
 
「公園行きたい!」「電車に乗りたい!」「高速道路に乗りたい!」と週末はお出かけ派の我が家です。
 
 
知的障害キッズの息子とのお出かけの際、高速道路に乗る日もあれば乗らない日もあります。
 
 
高速に乗るか乗らないか決めないで出発すると車の中でパニックになります!
 
 
 
 
運転しているパパに容赦なく蹴りを入れたり、思い切り叩いたりと危険です。
 
 
「今は運転中だからやめて」
「事故しちゃうから危ない」
 
 
なんて言えばもっとヒートアップ。
 
 
危険すぎてそのまま家に帰ることもありました。
 
 
不安が強いお子さんにとって見通しが持てない状況になると、このあとどうなるの?という不安がどんどん大きくなってしまうのです。
 
 
お出かけを避けられない我が家は、事前準備をいう対応に変えることで、パニックがなくなりました。
 
 
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2.不安が強い知的障害キッズは予期せぬ状況が苦手

 
 
不安が強い知的障害キッズの特徴として、急な予定変更や予期せぬ状況にパニックになりやすいということがあります。
 
 
パニックとは突発的に不安や恐怖心、ストレスを受けることにより、心理的に混乱してしまう状態をいいます。
 
 
・頭が真っ白になってフリーズする
 
・感情が抑えられず大暴れする
 
・落ち着いた状況判断ができなくなる
 
 
などがあります。
 
 
特に不安が強い知的障害キッズはいつもと同じ状況にいることで安心感を得ています。
 
 
いつもは高速道路に乗るのにいつもと違うとなったら一気に不安が爆発してしまうことがあるんです。
 
 
パニックになる原因は、特性として脳が未発達であることが影響しています。
 
 
 
 
そのため、
 
 
・見通しの立っていないことや予期しない出来事に強い不安を感じやすい
 
・感覚過敏などの特性により脳に負荷やストレスがかかる
 
・過去の嫌な記憶が鮮明に残りやすい
 
 
といった特徴が見られます。
 
 
大切なのは、我が子の「苦手」は何か?を知っておくことです。
 
 
苦手を知り、子どもの不安を事前に和らげる対応の秘訣をお伝えします。
 
 
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3.パニックを減らす!外出前にできる事前準備

 
 
パニックになってしまうと、周囲の人の声かけや指示は入らなくなります。
 
 
無理にとめようとしたり落ち着かせようとすると、暴れて攻撃されたり、ストレスに耐えられず余計に混乱してしまったりすることもあります。
 
 
そんな時は、危険がないように見守ることが大切です。
 
 
そこでやってほしいのが、見守りながら子どもを観察することです。
 
 
なんでパニックになったのか?その前の状況を考える時間にしてみてください。
 
 
我が家の息子がパニックになった原因は、見通しが立たない不安からくるものでした。
 
 
本当に目的地に着くのかな?このままどこに向かっているのか分からなくて不安…というものでした。
 
 
脳の特性として、自分ではどうすることもできない不安があるので、我が家で行なった不安を和らげるための対応をご紹介します。
 
 
 
 

◆スケジュールを「見える化」し事前予告をする

 
 
この方法は、不安があり気持ちの切り替えが苦手な知的障害キッズに効果てきめんです。
 
 
朝、子どもと出かける前に手書きで紙に書いたものでいいので、1日の流れが分かるスケジュール表を見せます。
 
 
「今日は○○公園に出かけるよ」
「何時に家を出て○○インターから高速道路に乗るよ」
 
 
と声をかけながら、事前に行く順番、高速道路に乗る場所、降りる場所、目的地などをスケジュールにして子どもに視覚からの情報を伝えてあげます。
 
 
この事前予告をすることにより、子ども自身が見通しを立てられるので、状況を理解できるようになります。
 
 
状況を理解することにより、子どもも気持ちの準備ができ、安心できるのです。
 
 
自分でスケジュールを確認し、次はここだね!と確認をしてくれるようになります。
 
 
クリアしたところにはハナマルをつけて達成感も味わってもらいました。
 
 
何度も繰り返していくことで、安心が積み重なり目的地に着くことを学習してくれます。
 
 

4.パニックはどこへ?今では予定変更があってもパニックにはならない子に!

 
 
何度も繰り返しスケジュールを書いて見せたことで、確実に目的地に着けることを学習してくれた息子。
 
 
「今日は高速道路が渋滞だから下道で○○まで行こうか」と急な予定変更があっても、すんなり受け入れてくれるようになりました。
 
 
 
 
事前予告していたスケジュールもすっかり要らなくなり、楽にお出かけを楽しめるようになりました。
 
 
お子さんとのお出かけを、より楽しくするために事前予告をぜひお試しください!
 
 
 
 
知的障害キッズの行動力と会話力を引き出す対応をお伝えしています。

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執筆者:みやび 楓
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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