兄弟喧嘩ばかりでノイローゼ!ママがイライラしない夏休みにする3つの対策

 

兄弟喧嘩ばかりでノイローゼ寸前…夏休みが憂うつに感じていませんか?タイプの違う兄弟の喧嘩は親の関わり方と環境の工夫でイライラは減らせます。ママが壊れないための対策をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.兄弟喧嘩ばかりでノイローゼ寸前!もう限界

 
 
兄弟喧嘩ばかりでノイローゼ寸前…そんな状況に、心が折れそうになっていませんか?
 
 
夏休みは、三食の支度に子どもの勉強の心配、ダラダラした生活と兄弟喧嘩…イライラが積み重なりやすい時期です。
 
 
気づけば毎日怒ってばかりで心も体も限界を感じてしまいますよね。
 
 
兄弟喧嘩のイライラを落ち着かせるためには、兄弟それぞれの特性を理解し、子どもの気持ちに寄り添う関わりで解決できます。
 
 
わが家の兄は自閉スペクトラム症(ASD)で、静かなひとり時間を好むタイプ。
 
 
一方、弟は注意欠如多動性障害(ADHD)、かまってちゃんで常に動き回っています。
 
 
そんな2人が同じ空間にいると、火花が散ってトラブルが絶えません。
 
 
弟が兄に声をかける
兄が「うるさい!」と怒る
弟がちょっかいを出す
また兄弟喧嘩…
 
 
仲裁に入っては、つい怒鳴ってしまい自己嫌悪に陥る日々。
 
 
この繰り返しに、私自身が疲れ果て、「もう無理…」とノイローゼになってしまいました。
 
 
 
 
そんなときに、弟がポツリと「ママ、最近いつも怒ってるね」とつぶやいたんです。
 
 
その言葉にハッとし、私は兄弟を変えようとするのではなく、自分の対応や環境を見直すことにしました。
 
 
すると、喧嘩の数が明らかに減り、何より私の中の「イライラゲージ」が爆発する頻度がぐんと減りました。
 
 
この記事では、タイプの違う兄弟がぶつかる理由と、ママが壊れないための夏休みのイライラ対策をお伝えします。
 
 
 
このまま様子を見ていて大丈夫?
我が子の発達に不安を感じるママへ

学校や行政からのサポートを得られなくても
わが子への支援のはじめ時を見逃さない
おうち発達支援の入門書

↓↓
 

 

 
 

2.夏休みのイライラが増えるのはなぜ?

 
 
「どうしてこんなに兄弟喧嘩ばかりなの?」
 
 
「毎日毎日、怒ってばかりで疲れる…」
 
 
そんなふうに感じているママも多いはず。
 
 
それは育て方が悪いわけでも、ママの努力不足でもありません。
 
 
夏休みのイライラの原因は、兄弟の発達特性によるすれ違いが影響していることもあるのです。
 
 
 
 
ASD傾向の子
 
・ひとりで落ち着ける時間や空間を大事にしたい
 
・予定や順番、ルールが守られないとストレスを感じやすい
 
・過剰な接触や会話に疲れやすい
 
 
ADHD傾向の子
 
・刺激がほしい、かまってほしい、動きたい
 
・人との関わりを求めて急に話しかけたり遊びに誘ったりしがち
 
・ルールや順番をうっかり破ることが多い
 
 
この2人が長時間同じ空間にいると、 ASDの子は「静かにしたい」「話しかけないで」と感じ、
 
 
ADHDの子は「遊ぼう!」「なんで無視するの?」とぶつかります。
 
 
このズレが、兄弟喧嘩の火種になってしまうのです。
 
 
私自身、「どうして毎回こうなるの?」「もう2人を同じ空間に入れたくない」と思ったこともありました。
 
 
でも、このすれ違いは、どちらかが悪いのではなく特性の組み合わせによって起きていると気づいてから、少しずつ対応を変えることができました。
 
 
 
 

3.兄弟喧嘩を減らす3つの対策

 
 
では、どうすれば兄弟喧嘩による夏休みのいらいらやママのノイローゼやイライラを防ぐことができるのでしょうか?
 
 
以前の私は、「兄弟なんだから仲良くしてほしい」と願っていましたが、実はこれがプレッシャーになっていたと気づいたんです。
 
 
兄弟喧嘩ばかりの状態を抜け出すためには、それぞれの気持ちに共感する関わり方が大切です。
 
 
私が実践して効果を感じた、無理のない3つの工夫をご紹介します。
 
 

◆①喧嘩してないときこそ褒める

 
 
喧嘩が起きていない時間に目を向けることで、子どもたち自身も「これでいいんだ」と安心できます。
 
 
例えば
 
・ただ静かに過ごせているときに「今すごく穏やかでいいね」
 
・弟がちょっかいを出さずにいられたら「我慢できたんだね」
 
・兄が怒らなかったら「やさしかったね」
 
 
こうした小さな瞬間に目を向けることで、夏休みのイライラの予防線にもなります。
 
 
 
 

◆②別々に過ごす時間を確保する

 
 
兄弟が長時間一緒にいることでイライラが増えるなら、物理的に距離を取るのが効果的。
 
 
わが家では、
 
・部屋を「静かゾーン」と「活動ゾーン」に分ける
 
・パーテーションや布で視界を遮る
 
・タイマーを使って「ひとり時間」のスイッチを入れる
 
 
こうすることで、一緒にいなくてもいい時間を作り、イライラや衝突の頻度をグッと減らすことができました。
 
 

◆③構ってほしい子のエネルギーを先に満たす

 
 
ADHD傾向の弟は「見てほしい」「かまってほしい」が強く、それが満たされないと兄にちょっかいを出しがち。
 
 
そこで私は、弟と1対1で向き合う時間を意識的に作るようにしました。
 
 
・朝の10分だけ一緒にカードゲーム
 
・おやつの時間は弟優先で雑談
 
・できたことをたっぷり褒める
 
 
子どもが「自分に注目してもらえた」と感じることで落ち着き、兄との衝突も減ります。
 
 
結果的に私の夏休みのイライラも軽くなりました。
 
 
子どもは認められることで自己肯定感が育ち、自然と穏やかな態度が増えていきますよ。
 
 
兄弟喧嘩が続き、イライラしてノイローゼ寸前…。
 
 
そんなとき、自分を「ダメな母親かも」と責めてしまうこともあるかもしれません。
 
 
しかし何度でも伝えたいのは、あなたも子どもたちも悪くないということ。
 
 
だからこそ、関係を無理に良くしようとするより、ママが疲れ果てる前に、距離を置き、安心できる時間を作ることが大切です。
 
 
少しでもラクに過ごせる夏休みになりますように。
 
 
▼暴言がひどくて手に負えない子が穏やかになります!▼
 
▼兄弟喧嘩についての勉強会はこちら▼ 
 
 
暴言を吐く・手が出る兄弟喧嘩への対応法をお伝えしています。

▼ご登録はこちらから

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須

 
▼無料電子書籍プレゼント▼

1学期の勉強の遅れや
進まない宿題が気になるママへ

↓↓

 
 
 
 
執筆者:かねた 愛
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
小冊子無料プレゼント
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
小冊子無料プレゼント
タイトルとURLをコピーしました