この夏、繊細すぎる小学生の行動力をアップさせたくはありませんか?旅育は子どもの新しい行動を引き出し、行動力をアップさせるのに最適です。この記事では、脳の発達メカニズムを知り、旅育の効果を最大限に引き出すお出かけ術をお伝えします。
【目次】
1.夏休み!繊細すぎる小学生が見せた成長にびっくり
2.旅育の秘密。なぜ、子どもの行動力がアップするのか
3.子どもの脳を発達させる旅育のプロデュース!
①旅育のテーマを決める
②「できたね!」の声かけで旅を成功体験で満たす
③ワクワク「思い出写真」の活用で記憶に刻む
1.夏休み!繊細すぎる小学生が見せた成長にびっくり
私には、繊細な小学3年生の息子がいます。毎年1学期は、新しい環境でなかなか緊張がとれず、固い表情で学校生活を送りがちでした。
ですが、夏休みのお出かけ体験(=旅育)で子どもの脳を発達させると、休み明けには表情も明るくなり、行動力が大幅にアップした姿を見せるようになりました。
本当は好奇心も旺盛でとても活発な息子。けれども、繊細すぎる特性のゆえに、学校では緊張していることが多く、自分をうまく表現することができません。
当初の私は「夏休みは息子が好きなところへお出かけをして、ストレスを発散させよう」くらいの気持ちで旅行を計画していました。
初めての場所へ旅し、新しい体験をして、思いっきり楽しみました。
すると、私の付き添いがないと登校できなかった息子が、夏休み明けには付き添いなしで登校ができるようになるなど、行動力が格段にアップしたのです。
これは、もう旅育を活用するしかないと思いました。

小学2年生の夏休みは、子どもの行動力をあげることを目標に、旅を計画しました。
自然豊かな島でキャンプを満喫。昼間は海水浴や釣りを存分に楽しみ、夜には浜に輝く夜光虫の光に感動しました。
すると、夏休み明け、突然「オレ、学童から自分一人で帰ってくるわ」と宣言したのです!今では、夏休みに旅育で子どもを発達させることが私の楽しみになりました。
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2.旅育の秘密。なぜ、子どもの行動力がアップするのか?
ではなぜ、旅をすると子どもの行動力がアップするのでしょうか。
それは、旅が新しい体験をもたらしたり、「新しい行動」を促すことで、子どもの脳が大いに発達するからです。
脳が発達すれば、子どもはこれまでできなかった新しい行動をとるようになり、行動力アップの好循環が生れるのです。
では、脳の発達メカニズムを見ていきましょう。
脳が発達するとは、新しい行動を通し、いつもと違う脳の場所を使うことで、脳の中に新しい神経回路ができることを意味します。
または、普段あまり使われていない細い神経回路が使われることでより太くなり、脳は発達します。

旅では、見たことのない景色、川の水の冷たさ、鳥のさえずりや初めての食材などに出会いますね。それらの全てが、五感を豊かに刺激し、脳を発達させます。
「大浴場でお風呂に入る」ということだけでも、脱衣所やシャワーの使い方が家とは異なり、新しい行動が促され、脳を働かせることにつながります。
旅先では、海水浴をしたり、釣りやサイクリングなど、新しいアクティビティに挑戦する機会も多いでしょう。
例えば海水浴では、打ち寄せる波、海水の流れ、海の深さなど、多くの情報をその都度、処理しながら、自分の行動を調整する必要がありますよね。
こういった体験を通し、いつもとは違う脳の場所がたくさん使われます。
つまり、旅は子どもの新しい行動を促し、脳を発達させるのに最適な活動と言えるのです。
3.子どもの脳を発達させる旅育のプロデュース!
では、どうやって、子どもの脳を発達させる旅育を実践すれば良いのでしょうか?旅行に出かける前、旅行中の関わり、帰宅後の3つのシーンに分けて、ポイントをお伝えします。
◆①旅育のテーマを決める
まず、旅行の計画の段階で「テーマ」を設定することをオススメします。新しいこと、驚くようなこと、面白いこととの出会いを、ぜひテーマにしましょう。
ワクワクするようなテーマこそが、子どもの新しい行動を引き出してくれます。
「島へキャンプに行き、シュノーケルで魚を見てみよう!」のように、これまで知らなかった体験をして、子どもの世界を広げるテーマ設定。
「大好きなマグロを〇〇水族館で観察しよう」など、子どもの好きなことを深めるテーマ設定も良いですね。

「子どもの世界を広げる」と「子どもの関心を深める」の2つの方向を参考に、感動体験のプロデューサーになったような気持ちで、考えてみてくださいね。
◆②「できたね!」の声かけで成功体験に
2つ目のポイントは旅行中、お母さんが子どもの良いところ、挑戦したこと、できたことにたくさん注目をして、褒めてあげることです。
夏休みのお出かけを成功体験にすることで、子どもの自信が築かれ、行動力が育っていきます。
「たくさん歩けたね」
「巨大迷路攻略、諦めずに頑張ったね」
「うさぎさん、上手に抱っこできたね」
「妹のことをよく見てくれて、ありがとう」
繊細なお子さんはネガティブな記憶が残りやすい傾向がありますが、お母さんの声かけで、「僕・私は〇〇できたんだ」と子ども自身が認識し、成功体験として記憶に残りやすくなります。
お子さんが、疲れて癇癪を起こしたり、機嫌を悪くすることもあるかもしれません。そんな時は、お母さんが子どもの感情に巻き込まれないことが大切です。
お母さんが気にせず、お出かけを楽しみ続けることで、子どもも切り替えるタイミングをつかみやすくなりますよ。
最終的には、必ず「たくさん、楽しめたね」と成功体験にして終わらせましょう。
◆③ワクワク「思い出写真」の活用で記憶に刻む
楽しい旅は、帰宅して終わりではありません。ぜひ、旅で撮った写真や動画を活用しましょう。
振り返ることで、記憶にしっかりと刻めば、旅育の効果を2倍にすることができます。
・子どもと一緒にお気に入りの写真や動画を選びましょう
・コラージュのように壁に写真を貼ったり、子どものコメントを書き添えるのもいいですね
「ポニーに乗るの、最初は怖かったけど、乗れたよ」「ポニーの目、優しかった」「背中は結構ごつごつしてたよ」など、写真を見ながら、子どもと会話をしながら楽しみましょう。
ストーリーのある記憶は脳に定着していきやすいです。
楽しかった成功体験を心に刻むことで、自信が育まれ、行動力がさらに引き出されます。
この記事を読んで下さった方が旅育を楽しみ、繊細なお子さんの行動力がぐんとアップした姿に出会えることを心から願っています。
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執筆者:春風なおみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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