学校ストレス?登校直前の「行きたくない」を回避する3つの対応法

 

登校前になると、表情が暗くなり元気がなくなる子どもに困っていませんか?繊細なタイプの子どもは、無意識のうちに学校でストレスをためていることもあります。「学校に行きたくない」となる前におうちでできる朝の習慣をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.登校前になると人が変わったようになる息子

 
 
朝、学校に行く時間が近づくにつれて、表情が固くなり元気がなくなっていく子どもに困っていませんか?
 
 
何か嫌なことがあるのかな?と考えても、思い当たる節もなく、学校には渋々だけど行けているし、トラブルもないようだし、帰宅後は普段どおり。
 
 
だけど、この朝の状況のままだと、行きしぶり不登校につながってしまうかも…?と不安に思っている親御さんも多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
実は、わが家もそうでした。
 
 
小学校3年生になる息子は、普段はとても陽気でおしゃべり好き。おうちでは、キレッキレのおしりふりふりダンスも披露してくれるようなひょうきんな子です。
 
 
しかし!登校前の朝は一変。
 
 
とくに週明けの朝は、緊張した面持ちになり、口数も減り動きも超スロー…。
 
 
人が変わったようになるので、普段の様子を知っている人が見たらきっと驚くでしょう。
 
 
ですが、これが現実なのです。
 
 
それには、息子の”繊細さ”に理由がありました。
 
 
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2.繊細な子が登校前になるとひと一倍緊張する理由

 
 
繊細なタイプの子どもは、外からの刺激に対して脳が敏感に反応します。
 
 
例えば、特定の音や匂いが苦手だったり、肌にふれるものの感覚や食べるものの好みが偏っていたり、雰囲気や人の感情を察知し過ぎたりします。
 
 
赤ちゃんの頃から、泣き止まない、食べない、寝ない、など、育てにくさを感じていませんでしたか?
 
 
無意識のうちに外界の情報をたくさんキャッチしてしまったり、感覚をうまく処理することが難しいのです。
 
 
 
 
そんな子どもは、その敏感さゆえに学校のような集団活動に苦手さや不安さを感じやすい傾向があります。
 
 
・学校特有のざわざわした感じ
 
・教室のチカチカした蛍光灯
 
・給食の匂い
 
・先生の注意する声
 
 
など、子ども本人は気が付かず、言葉にできないような些細なことに不快感があることもあります。
 
 
友達もいるし、勉強もそこまで苦ではない、先生も信頼できる…なんだけど、繊細な子にとっては、学校は嫌いじゃないけれど疲れてしまう場所なのかもしれません。
 
 
そんな場所だけれど、「頑張りたい」と思うのも、「行かなくてはいけない」と分かっているのも、繊細な子の特徴です。
 
 
自分にストレスがかかる環境に行くのは、大人でもしんどいですよね。
 
 
ですので、繊細な子にとって登校前の朝は、不安に押しつぶされそうな思いと必死に戦っているので、緊張が高まりやすいのです。
 
 
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3.ストレスに今対応することで、不登校や不調を防げる!

 
 
渋々でも学校に行けているから大丈夫だと思っていた
 
 
この言葉は、子どもの行き渋りが悪化したり、不登校になってから当時を振り返って親が言うセリフ、ナンバーワンです。
 
 
実は私も、幼稚園時代に息子が分離不安になった時にそう言っていました。
 
 
不登校が不幸なわけではありません。
 
 
ですが、それが原因で親子関係が悪くなり、子どものメンタル不調につながってしまうこともあります。
 
 
また、繊細なタイプの子は自分が学校に行けないことで、先生や友達に迷惑をかけたり、なにより大好きなお母さんを悲しませてしまっていると思い、さらに不調が悪化してしまうケースもあります。
 
 
 
 
ですので、繊細な子どもの日常のケアとして、気持ちの負担を減らしスムーズに登校できる朝になれば、親子ともに気持ちがラクになり顔が増えると思いませんか?
 
 

4.「学校に行きたくない」を回避する朝のおうち習慣3選

 
 
繊細な子どもは、自分の気持ちにエンジンをかけるのに、大きなエネルギーが必要です。
 
 
そんな子どもの、登校前の負担を和らげる過ごし方の鉄則は、子どもにストレスを与えないこと!
 
 
当たり前と思うかもしれません。ですが、意外とできていなかったり、普段の生活の中でしていることも、実は繊細な子どもにとってはストレスの種だったりするのです。
 
 
そこで、息子を学校へ送り出すまでの朝時間に、わが家で実践して効果がある習慣をご紹介します。
 
 

◆①生活音をできるだけ抑えて過ごす

 
 
足音、ドアの開け閉め、食事の準備の音、テレビからの声や音、掃除機や洗濯機の音など、とくに朝は、生活音のオンパレードですよね。
 
 
それが、大人にとっては刺激がなさそうなものでも、感覚が敏感な子どもの脳へは強い刺激となっていることがあります。
 
 
ですので、その一つひとつの動作を、できるだけ静かにするように注意します。
 
 
例えば、
 
 
・廊下や階段は忍者歩き
 
・テレビは付けない、または音量を小さくする
 
・掃除機の代わりに、掃除用ワイパーを使う
 
 
など、少しだけ気を遣うだけでも生活音が和らぎます。
 
 
 
 

◆②見た目や声のトーンに気を配る

 
 
生活音と同じように、繊細な子どもは些細な刺激をキャッチします。
 
 
忙しい朝は余裕がないのは百も承知ですが、親の身だしなみや表情、声色を意識するだけで繊細っ子たちの心は安定します。
 
 
子どもに何かしてほしいときは、近づいて、笑顔で、ゆっくりと柔らかい声で話すことで伝わりやすくなりますよ。
 
 
また、ママのひとり言も実は注意が必要です。
 
 
「あ~!!卵焼きが焦げた~」「また雨~?もうイヤ~」
 
 
などと、言っていませんか?(私がそうでした。)
 
 
不機嫌そうな声だと、その雰囲気だけで子ども自身が怒られていると勘違いすることもあるので、ひとり言もできるだけ言わないように意識します。
 
 
私は、朝はできるだけしゃべらない、を意識しています。その代わり、笑顔でうなづいたり、拍手のポーズやグッジョブサインなどのボディランゲージを多めにしています。
 
 

◆③今日の「楽しみ」宣言をする

 
 
「今日の図書の時間が楽しみ!」
 
「給食は大好きなカレーだ!」
 
「帰ってきてから録画してた番組を観たい!」
 
 
など、なんでもOK!
 
 
今日一日の「お楽しみ」「ご褒美」を朝に決めておきます。
 
 
わが家は、「今日は○○が楽しみ!行ってきま~す!」とお楽しみ宣言をしてから登校する習慣ができました。
 
 
このときに、気持ちが切り替わり笑顔になることが多いです。
 
 
 
 
ほんの少し、外界からの刺激を減らす工夫や、前向きな気持ちをセットするお手伝いをすると、登校前の朝時間がグンとラクになりますよ。
 
 
繊細ちゃんも、繊細くんも「よし!今日も良い日になりそう!」と、笑顔で出発できますように^^
 
 
 
 
 
 
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執筆者:ひきのなつき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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