夏休みの過ごし方がカギになる!人前で固まってしまう子が動けるようになる安心スイッチとは

 

発表が苦手で、人前に立つと固まってしまう…そんな繊細な中学生の娘が、2学期に自分から手を挙げられたんです。 その変化のカギは、夏休みの過ごし方とちょっとしたママとの関わり方にありました。「安心感」が育つ声かけと過ごし方で、子どもは勇気を出せるようになります。
 

【目次】

1.発表が苦手な子に見られる“サイン”とは?
2.繊細中学生が安心して発表できる脳のしくみ
3.夏休みの過ごし方!2学期を変える関わり方
4.娘の登校渋りが始まった夏、私が迷走した理由
5.発表の勇気を育てた“安心スイッチ”3つの工夫

 
 

1.発表が苦手な子に見られる“サイン”とは?

 
 
「発表のとき、声が小さくて何を言ってるか分からなかった」
 
 
担任の先生にそう言われたことはありませんか?
 
 
家ではおしゃべりな子が、教室では声が出ない。
 
 
それは、「発表が苦手な子」が出す、不安のサインかもしれません。
 
 
 
 
 
多くのママは「緊張してるだけかな」と軽く受けとめがちです。
 
 
「間違ってもいいから、言ってごらん」と励ましても、 返ってくるのは、うつむいたまま無言の子どもの姿。
 
 
実は、正しさで背中を押そうとするほど、子どもは自信をなくしてしまうのです。
 
 
でも、大丈夫。
 
 
その不安は、ママの関わりで“安心”に変えていくことができます。
 
 
この記事では、発表が苦手だった娘に小さな変化をくれた、 安心の関わり方についてお話ししていきますね。
 
 
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2.繊細中学生が安心して発表できる脳のしくみ

 
 
「発表が苦手な子」の多くは、ただ緊張しているのではなく、「失敗したらどうしよう」という強い不安と向き合っています。 
 
 
とくに繊細でADHDタイプの子どもは、 「どうなるか分からない状況」に脳が反応しやすく、 頭が真っ白になったり、声が出なくなったりすることがあります。
 
 
それは“やる気のなさ”でも“努力不足”でもなく、脳が“戦闘モード”に入っている状態なのです。
 
 
 
 
 
この状態では、いくらアドバイスをしても、届きません。
 
 
だからこそ、今必要なのは 「正しさ」より「安心感」なんです。
 
 

3.夏休みの過ごし方!2学期を変える関わり方

 
 
そしてその安心感を、一番育てやすいのが夏休みです。
 
 
 
 
 
成績や提出物に追われず、親子でゆったりと過ごせる時間がある今こそ、 子どもの「心の安全基地」を築くチャンス。
 
 
この時期に「できたね」「わかるよ」といった小さな安心の積み重ねが、2学期に「ちょっとやってみようかな」と思える“勇気の土台”になります。
 
 
夏休みは苦手を克服する期間ではなく、安心を貯金する時間として過ごしてみてくださいね。
 
 

4.娘の登校渋りが始まった夏、私が迷走した理由

 
 
私自身が、それを知らなかったママのひとりでした。
 
 
あの夏、私は娘の発する「発表が苦手」というサインを見逃していました。
 
 
  家では元気だったのに、教室では声が出ない。 先生に当てられても固まってしまう。
 
 
それが脳がフリーズしている状態だとは知らず、 「間違ってもいいよ」「声に出してごらん」と、正しさで関わってしまっていたんです。
 
 
 
 
 
夏休み、私は焦りながら「登校しぶり 声かけ」などとネット検索を繰り返す毎日。
 
 
どうすればいいのか分からず、ただ時間だけが過ぎていきました。
 
 
そして迎えた2学期。娘は無気力のまま登校をしぶるようになったのです。
 
 
あの時、「脳のしくみ」と「安心の育て方」を知っていれば。
 
 
その思いが、今の私の原動力になっています。
 
 
必要なのは「正しいアドバイス」ではなく、「脳に安心を届ける関わり方」。 
 
 
次章で、その具体的な工夫を見ていきましょう 。
 
 
 
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5.発表の勇気を育てた“安心スイッチ”3つの工夫

 
 
娘の登校しぶりはすぐに終わったわけではありません。
 
 
2学期の初めは、行けたり行けなかったりの日が続きました。
 
 
それでも、夏休みのあいだに少しずつ“安心の土台”を作り、2学期に入ってからもそれを継続して関わることで、娘の中に少しずつ「やってみよう」の気持ちが芽生えていきました。
 
 
そんな変化を支えたのは、安心スイッチ3つの工夫です。
 
 
 
 
 

◆①「正しい言葉」ではなく「わかるよ」で安心を伝えた

 
 
「うん、わかるよ」「それでいいんだよ」という安心のメッセージ
 
 
言葉より、表情と声のトーンで“安全”を届けることを意識しました。
 
 

◆② 家の中で「言えた体験」を積み重ねた

 
 
夏休み中は、宿題の話や好きなイラストのこと、推しの話など、娘が自由に話せる時間をたっぷりとりました。
 
 
「家なら言える」を繰り返すうちに、脳が「話すって安全なんだ」と覚えていったようでした。
 
 
 
 
 

◆③ 「あとでママにこっそり教えて」で先回りの安心を渡した

 
 
2学期、授業で当てられることを不安がっていた娘に、私はこう声をかけました。
 
 
「発表しなくていいよ。あとでママにこっそり教えてくれたら、それで十分だよ」
 
 
その“逃げ道”が、かえって娘に「やってみようかな」という気持ちをくれたのだと思います。
 
 
そしてある日、授業中。
 
 
先生の「これ分かる人?」という問いかけに、娘はそっと手を挙げたのです。
 
 
「発表が苦手」というのは、やる気や性格の問題ではありません。脳が安心できていないだけなんです。
 
 
安心を少しずつ育てていけば、どんな子でも、自分のタイミングで、勇気の手を挙げられる日がきっと来ます。
 
 
 繊細で勇気が出せない子どもたちに、安心をくれるママの関わりが届きますように。
 
 
 
 
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執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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