「そのうち追いつくよね…」と不安を抱えている早産児ママへ。実は、気になった時が子どもの発達を加速させる最高のチャンスです。困りごとが起きる前に対処しましょう!おうちで簡単『予防的支援』をお伝えします。
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【目次】
1.「そのうち追いつく」と様子見で済ませていませんか?
「言葉が遅いな…」
「落ち着きがないな…」
「みんなと集団行動するのが苦手みたい…」
そんな子どもの様子に「ちょっと気になるな」と感じていても、ママ友や先生に「そのうち追いつきますよ」と言われると、「じゃあ、大丈夫かな」と安心しますよね。
でも、本当にそれで大丈夫でしょうか?
「いつになったら追いつくの?」
そんな不安が心のどこかにちらついていませんか?
その「気になる」という感覚は、ママだけがキャッチできる子どもの小さなSOSかもしれません。
2. なぜ、早産児には『予防的支援』が必要なのか
早産児は、お腹の中で育つはずだった時期を、外の環境で過ごします。
呼吸・体温の調整、重力や光、音の刺激、医療的処置などに対応するだけで精いっぱい。
本来「発達」に使うエネルギーを、環境に適応するために使わなければならないため、発達がゆっくりになりがちなのです。

子どもの脳は、行動することによって発達します。
しかし、早産児は「できないこと」が多くなりがち。
その結果、「叱られる」→「自信をなくす」→「行動しなくなる」→「脳が育ちにくくなる」という悪循環に陥ってしまうことがあります。
この悪循環に陥る前に、良い方向に導いてあげること。
それが、早産児ママだからできる『予防的支援』なのです。
3. 「様子見」で済ませて後悔しないで!
「あの時、もっと早く始めていれば…」
「あの時、私の関わり方を変えていれば…」
多くのママたちが、子どもの困りごとが大きくなってから、そう後悔しています。
早産児の子育ては、人一倍不安がつきまとうものです。
だからこそ、「そのうち追いつく」という言葉に安心したくなりますし、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせてしまう気持ちもよく分かります。

しかし、ママの『今の関わり』で、子どもの発達の未来が変わります。
「困りごとが起きてから」ではなく、「ちょっとでも気になった今」こそが、最高のスタート地点なのです。
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4. 今日からできる!脳を育てる3つの「予防的声かけ」
子どもの行動力を引き出すカギとなるのは、「自信」です。
「できない」が続くと、子どもはどんどんチャレンジしなくなり、脳を育てる機会を失ってしまいます。
そのために、ママができることはとってもシンプル!
【脳を育てる3つの「予防的声かけ」】
①今している行動を言葉にする
「自分で靴はけたね!」
「宿題やってるんだね!」
②やろうとしたことを言葉にする
「宿題のプリント、カバンから出したんだね!」
「着替えようとしてるんだね!」
③結果より「できたこと」を言葉にする
「字はちょっと曲がっちゃったけど、最後まで書ききれたね!」
「負けちゃったけど、諦めずにボールを追えたね!」
この関わりを続けることで、「できた!」→「やってみよう」→「行動が増える」→「脳が育つ」という、最高の成長サイクルが回り始めます。

いかがでしたか。
「この子、ちょっと気になるかも…」
その感覚があるなら、もう始められることがあります。
“困ってから”の支援ではなく、“困らないように”育てる予防的支援へ。
まだ確定診断がなくても、まだ先生に何も言われていなくても、子どもと一番近くにいるママの関わりが、最高の予防になります!
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執筆者:大島さくの
(発達科学コミュニケーション トレーナー)
(発達科学コミュニケーション トレーナー)