知的障害キッズが療育に通っても言葉が伸びない本当の理由と対応

 

知的障害の子に療育を通わせているのに、言葉が伸びないと悩んでいませんか?発達特性を理解し、普段の親子の会話を少し工夫するだけで、コミュニケーションが上手く取れるようになりますよ!この記事ではその対応を紹介しています。
 

【目次】

1.知的障害キッズが療育に通っても言葉が増えず焦る日々
2.知的障害キッズの療育で言葉が伸びない原因
3.言葉が伸びないなと思ったら今すぐ対応を変えてほしい想い
4.好きを活かした関わりで、会話が広がった我が家の実践法

 
 

1.知的障害キッズが療育に通っても言葉が増えず焦る日々

 
 
療育に通っているから、小学生に上がったら言葉が伸びてくると思っていませんか?
 
 
療育に通うことと大切な視点に気付いて対応すれば、言葉は必ず伸びていきます!
 
 
現在小学4年生の知的障害のある息子は、3歳から療育や言語訓練に通っていました。
 
 
療育には週に3日、言語訓練には週に1回と週の大半を息子の療育にあてていたんです。
 
 
「これで言葉が増える!」と信じて、私は時間もお金も息子にかけてきました。
 
 
ところが、小学生になっても返事が返ってこな
 
 
会話も続かない。
 
 
周りの子は次々と会話が上達しているのに、どうしてわが子だけやりとりができないの?と不安ばかり募っていたんです。
 
 
 
 
「なんで?」「こんなはずじゃなかった」と焦り、息子には話し方が違うと、
 
 
「そうじゃないでしょ!」「言葉で言ってよ!」強く怒ってしまうこともあり、 親子ともに疲れ切ってしまいました。
 
 
療育は子どもの発達を支える大切な場ですが、たくさん通っていたとして苦手を克服しようとする療育であると、大きな変化を感じるのは難しいものです。
 
 
あの時間は無駄だったかも…とずっと療育のせいにしてしまっていましたが、実は自分自身の療育への向き合い方を間違えていたんですね。
 
 
そこに気がついてからは、私の対応を変える挑戦をしました。
 
 
すると、息子との会話がどんどんできるようになってきたんです。
 
 
 
親子のコミュニケーションをスムーズにして
子どもの発達を加速させる!
声かけ100選
↓↓
 

 

 
 

2.知的障害キッズの療育で言葉が伸びない原因

 
 
なぜ、療育に通っても言葉が増えなかったのか?
 
 
我が家の場合、その理由は「苦手な部分ばかりを直そうとしていたこと」でした。
 
 
・「ちゃんと発音して」と言い直させる
 
・気持ちが言えない息子に、「なんでこんなことするの?」と返事を言葉で求める
 
 
など、言葉が苦手な子に、言葉を求めるような関りをしていたんです。
 
 
 
 
できない部分を繰り返し指摘していたら、息子は自信をなくしていきました。
 
 
「どうせ言ってもママには伝わらない…」と感じたのか、ますます言葉が減ってしまったのです。
 
 
当時の私は「通っているのだから、周りに影響されてそのうち伸びるはず」と思い込み、家庭では苦手練習ばかりしてしまっていました。
 
 
それこそが言葉を遠ざけてしまう対応だったのです。
 
 

3.言葉が伸びないなと思ったら今すぐ対応を変えてほしい想い

 
 
我が家の場合、小学生になったとき、もっと困ったことが起きました。
 
 
気持ちがいえない息子は小学校生活で、どんどん不安が強くなっていきました。
 
 
なぜなら、できないことをやらされて断れないから、自信を失うことが増えていったのです。
 
 
私もフォローするどころか、これぐらいできるようにしないとというスタンスだったので、
 
 
息子は本当の気持ちを出せる場所がなくなり、不登校になってしまいました。
 
 
 
 
その当時は、息子がどうして不登校になったのか分からなかったんです。
 
 
でも、息子の本心が知りたい!という想いから、自分が変わろうと決意しました。
 
 
何度言っても変わらないなら…
指示出しゼロで
暴言・暴力・癇癪を
根本的に卒業する方法
↓↓↓

 

 

 

 
 

4.好きを活かした関わりで、会話が広がった我が家の実践法

 
 
息子には「苦手の克服」ではなく「好きなことを通じて言葉を育てる」関わりを始めました。
 
 
1日1回だけは息子に興味関心を持って、話しかけることをしました。
 
 
YouTubeを見ている息子に、「いまどんな動画を見てるの?」「一緒にみてもいい?」と最初は戸惑い気味の息子も、すぐに受け入れてくれました。
 
 
息子が大好きな電車の図鑑を見ながら「この鉄道は何鉄道だろう?聞いたことないね」「こっちのルートもあるみたいだよ」と息子が興味のあることを話すことをしました。
 
 
好きな歌を一緒に歌って「この曲好きなんだね!ママも好きだよ」「一緒に歌おう!」と気持ちに共感し、一緒に会話をする経験をコツコツ積むことをしました。
 
 
すると「ママに教えてあげたい!」という気持ちから自然に言葉が増え、「ママ、見て見て!」と自分から話しかけてくれるようになったのです。
 
 
そんな風に話しかけられたとき、とても嬉しかったです。
 
 
 
 
私からの質問に対しても考えて返事が返ってくるようになり、会話のラリーも続くようになりました。
 
 
楽しかった気持ちも、嫌だった気持ちも隠さずに話してくれる親子関係になれたのです。
 
 
療育でできることも増えるし大切ではありますが、家庭での「言葉が生まれやすい関わり」を積み重ねることこそが効果を発揮する近道でした。
 
 
「療育に通っているのに言葉が増えない」と感じたら、家庭での関わりを少し変えてみてください。
 
 
言葉は、“ママとの毎日”の中でこそ、育っていきますよ。
 
 
まずは1日1回だけ、子どもの興味に寄り添う会話から始めてみてください。
 
 
 
 
知的障害キッズの行動力と会話力を引き出す対応をお伝えしています。

▼ご登録はこちらから

メールアドレス ※必須
名前(姓) ※必須

 
▼無料小冊子プレゼント▼

脳の育ち方を知れば
育てにくい男子の子育てが
ラクに楽しくなる♪

↓↓↓

 
 
 
執筆者:みやび 楓
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
小冊子無料プレゼント
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない 世界一シンプルなおうち発達支援
小冊子無料プレゼント
タイトルとURLをコピーしました