自閉症で言葉が出ない息子が、7歳で初めて「ママ」と言えました。療育に通っても変わらなかった息子が、ママの笑顔と声かけで3ヶ月で変化したのです。言葉が育つまでのストーリーと、毎日の関わりで言葉を引き出せた『おうち療育』を紹介します。
【目次】
1.自閉症で言葉が出ない息子。どうにか言葉を増やしたいと願っていました
2.療育に通っても言葉が出ない。泣いてばかりの息子に何もできなかった日々
3.おうち療育との出会いで、「私にもできることがある」と気づけました
4.ママの笑顔と声かけで息子が変わった!3ヶ月で「ママ」と言えた瞬間
5.自閉症の息子が変わった!おうち療育で広がった親子の未来とは?
1.自閉症で言葉が出ない息子。どうにか言葉を増やしたいと願っていました
「子どもの言葉をもっと増やしたい」
「おしゃべりを楽しみたい」
そう願っているママは多いのではないでしょうか。
私もずっと「子どもの言葉を増やしたい」と願うママの一人でした。
言葉が出なくて、わかることもほとんどない。毎日かんしゃくを起こしていた長男が、3ヶ月で「ママ」って言えるようになったんです。
その経験からわかったのは、療育に丸投げするのでも、ただ様子を見るのでもなく、ママの声かけで言葉は増えるということ。

この記事では、そんな私と息子のストーリーとともに、
・言葉が出ない息子がどう変わっていったのか
・毎日の関わりでできる『おうち療育』のポイント
を、私の実体験をもとにお伝えします。
2.療育に通っても言葉が出ない。泣いてばかりの息子に何もできなかった日々
息子の言葉の遅れを感じたのは、1歳半ごろでした。
たくさん褒めても、たくさん言葉のシャワーを浴びせても、思うような変化を感じられませんでした。
「発達支援のプロに任せるしかない」
「療育の先生が対応してくれれば、きっと子どもは成長できる」
そう信じて、2歳のときから1日6時間、週5日、療育に通わせました。
しかし年長になっても、息子は5歳で発達年齢1歳程度。それでも大きな変化を感じることはできなかったのです。
「成長とともに、そのうちしゃべるようになるよ」
「子どものペースを待ちましょう」
そう言われても、待っても待っても成長を感じられない日々。
「あーあーあー」と声を出しても不明瞭で、『喃語』という言葉の意味さえわからないほどでした。
まるで、ずっと赤ちゃんを育てているような感覚があったのです。

当時、私は証券会社に勤務していました。
子どもの発達の遅れを考えるのがつらくて、なるべく仕事の時間を増やし、子どものことを考えないようにしていました。
朝いちばんに保育園に送り届け、夕方いちばん最後に迎えに行く。そんな日々を繰り返していました。
おしゃれをしても「どうせ汚れるから意味がない」。
公園に行くのも大変で、買い物に行けるのは、家族が寝静まり、夫が帰宅したあとの夜中だけ。
毎日のかんしゃくに疲れ切り、やりたいことも、楽しみも、何ひとつ見つけられない。
このまま一生、何も変わらないのかもしれない――
そう感じて、人生を諦めかけていました。
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3.『おうち療育』との出会いで、「私にもできることがある」と気づけました
3人目の育休を終える2週間前。
「職場復帰する前の今しかできないことはないかな?」
そんな思いで出会ったのが、発達科学コミュニケーションと、おうち療育でした。
他のお子さんの変化を聞いて、「うちの子も変われるかもしれない」と思えました。

保育園でも療育でも、息子と同じような子はいなかったので、同じようなお子さんの話を初めて聞けて、初めて希望を持てたのです。
育児が少しでもラクになるかもしれないのなら、私にもできることがあるなら、やってみよう。
震えながら決意したあの瞬間を、今でも覚えています。
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4.ママの笑顔と声かけで息子が変わった!3ヶ月で「ママ」と言えた瞬間
それから、発達科学コミュニケーションで学んだことを素直に実践する毎日が始まりました。
まずは笑顔で息子を励ますようにしました。
笑顔で過ごすことをやってみると、それまでは「できているつもり」になっていただけだと気づけたんです。
なぜなら、表情筋を使っている感覚があったからです。
料理をする時、掃除をする時、子どもが一人で遊んでいる時、私は真顔だったことに気づきました。
すると、それまで名前を呼んでも振り向かなかった息子が、1週間で振り向いてくれるようになったんです。
それから、「ママだよ、ママって言ってごらん」と言葉を練習させるのをやめました。
代わりに「〇〇してるんだね」「頑張ってるね」とそのままの姿を伝えるようにしました。
すると息子に、「わかることが増えてきたな」という感覚が私の中に生まれました。
たとえば、それまで靴下を脱ぐとかんしゃくを起こしていた息子は、靴下を履いたままお風呂に入り、靴下を履いたまま寝る毎日。
指示が通らないから、お風呂まで引きずって連れていくような日々でした。
それが2ヶ月後には、「お風呂行くよ〜」の声かけだけで、大好きなゲームアプリを中断して自分からお風呂に向かい、靴下も脱いで入れるようになったのです。
わかることが増えただけでなく、私の言葉に反応して動けるようにもなっていきました。
「カカカカ」「パパパパ」「ママママ」など、喃語の種類も頻度も増えていきました。
私は「ママママ言えたね〜」と実況中継を続けました。
そして3ヶ月後、息子が「ママ」と言えたんです。
いつものように「ママ言えたね〜」と言いながら、心臓がバクバクしました。
――ママって言った!?もし勘違いだったら悲しすぎる。
期待して落ち込むことを何度も繰り返してきたので、その瞬間は過度に喜ぶことができませんでした。
だけど翌日、スマホを私に渡しながら「ママ」と言ったんです。
その時、ようやく確信に変わりました。
7年間待ち続けた「ママ」。ついに、その言葉を聞くことができたんです。

療育の先生からも「急成長していますね!」と言われ、5年ほど同じだった支援計画の目標も、3ヶ月で1年分を達成するほどの変化でした。
様子を見るしかない。
療育でどうにかしてもらうしかない。
そう思っていたけれど、親の関わり方が変われば、言葉を引き出すことができる。
そう確信を得た瞬間でした。
5.自閉症の息子が変わった!おうち療育で広がった親子の未来とは?
待てない。
行きたくない方向に行こうとすると癇癪。
手をつなげず、すぐ走り出してしまっていた息子。
そんな息子が成長して、今では公園にも、買い物にも、外食にも行けるようになりました。
そして来月は、家族で海外旅行に行く予定です。指示が通るようになったから、パスポートの写真も撮れるようになりました。
行き先は――香港ディズニーランド。数年前には想像もできなかった未来です。

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執筆者:ひがし ひかる
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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