冗談が通じず、言葉を真に受けて泣いたり怒ったりする繊細な子に困っていませんか?繊細な子は言葉をそのまま受け取りやすく、感情も強く反応します。そんな繊細な子が「冗談って楽しい!」と感じられる心の土台を育てるヒントをお伝えします。
【目次】
1.冗談が通じず泣いてしまう繊細な子
お子さんに冗談を言ったら、通じなくて怒ったり泣いてしまうことはありませんか?
あまりに冗談が通じないと、集団生活や人間関係でのトラブルを心配してしまいますよね。
実は私も、息子に冗談が通じなくて困っていました。
5歳の息子と話しているとき、「○○だったりして~」と軽く言ったつもりの冗談で突然怒り出すことがたびたびありました。

特に、好きなものに関する冗談には敏感で、泣いてしまうこともありました。
家族での楽しい会話のはずが、空気がピリッと重たくなるのを何度も経験しました。
でも、ちょっとした関わり方で「冗談って楽しい」と思えるようになるのです。
この記事では、繊細な子が冗談を楽しめるようになる「心の土台づくり」をお伝えします。
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2.繊細な子が冗談を真に受けてしまう脳の理由
子どもの脳は「言葉」よりも「表情や声のトーン」などの非言語情報を先に感じ取るようにできています。
特に繊細な子は、相手の表情や声のトーンをとても敏感に感じ取っています。
でも、冗談などで、言葉で伝えられる内容と、表情や声のトーンが合っていないと、「どっちが本当なの?」と混乱してしまうことがあるのです。
たとえば、大人がちょっと冗談のつもりで「もう知らないよ〜」と笑いながら言っても、声のトーンに少しでもネガティブな感情が混じっていると、
繊細な子の脳は言葉を真に受けて「怒られた・・・」と感じてしまいます。
繊細な子は相手の表情や声のトーンに敏感だからこそ、「冗談」と「本気」を区別するのが難しいのです。

でもこれは、性格の問題ではなく、まだ「言葉と気持ちを結びつけて理解する力」が育っている途中だからです。
ママやパパが安心できる関わりを重ねていくと、少しずつ「この言い方は冗談なんだ」「笑っていいんだ」と理解できるようになっていきます。
こうして、繊細な子も冗談を楽しめる心の土台が育っていきます。
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3.繊細な子が冗談を楽しめるようになる心の土台づくり
冗談を楽しめるようになるには、安心感と、わかりやすさがカギです。
まず、わが家で取り組んだのは声かけの工夫でした。
「走らないで」→「歩こうね」
「あとちょっとで終わりだよ」→「長い針が6になったら終わりだよ」
言葉を具体的にすることで、誤解を減らすようにしました。
そして、わが家では、「冗談」を目で見てわかる形で体験したことで、大きな変化がありました。
それは、パパが披露した「みかんが浮く手品」でした。
ある日、パパが「パパはみかんを浮かせられるんだよ!」と冗談まじりに手品を見せました。
息子は最初「指ささってるじゃん!」と怒りましたが、「よく見てごらん」と言って見せると、「うっそ〜!」と大笑い!
視覚優位の息子には、言葉より「見てわかる冗談」のほうが理解しやすかったのです。
それ以来、息子は少しずつ冗談に笑って返せるようになり、自分でも冗談を言うようになりました。

朝の支度やお風呂の中でも、ちょっとした冗談で笑顔になることが増え、家の中の雰囲気も柔らかくなりました。
「まだ体洗ってないけどお風呂出ていい?」
「ダメだよ!」
「うっそ〜!もう洗ってたよ!」
そんな微笑ましいやりとりができるようになりました。
繊細な子の「冗談が通じない」は、まだ心の土台が育っている途中なだけです。
安心感と成功体験があれば、冗談を楽しめる子に育っていきますよ。
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執筆者:くぼ あかり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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