【不登校小学生】心の回復を早める家での過ごし方と行けるようになったきっかけ

 

不登校小学生が、家での過ごし方や親の関わり方次第で心が元気になり、自分から学校に行けるようになったきっかけを実体験で紹介します。家庭でできる簡単サポートや効果的な声かけ方法も分かります。
 

【目次】

1.不登校小学生の心を回復させる大切な時間
2.不登校になる理由とNG対応
3.不登校小学生の心が回復!家での過ごし方と親のサポート法
➀家を安心基地にする声かけ
➁好きなことに没頭させる
➂家庭でできる楽しい体験・学び
4.心の回復サインと学校に行けるようになったきっかけ
➀心の回復サイン
➁学校に行けるようになったきっかけ(実例)
5.今日からできる不登校回復サポートチェックリスト

 
 

1.不登校小学生の心を回復させる大切な時間

 
 
不登校の小学生を前に、「いつになったら学校に行けるのだろう」「このままで大丈夫かな」と不安になるママは多いでしょう。
 
 
でも安心してください。不登校は“心”、つまり“脳”を回復させるための大切な時間です。
 
 
家での過ごし方や親のサポート次第で、心の回復はぐっと早まります。
 
 
私の息子も低学年のころ、学校に行けない時期がありました。
 
 
授業中の小さな注意や先生の「ダメでしょ」という言葉の積み重ねで、
 
 
息子は「自分がダメなんだ」「学校が怖い」と感じるようになり、朝になると「お腹が痛い」と泣き、学校の話題には目をそむける日々でした。
 
 
 
けれど、家を安心基地にし、一緒に楽しむ時間を作ると少しずつ笑顔が戻り、1ヶ月ほどでまた元気に学校へ行けるようになりました。
 
 
では、なぜ不登校になってしまうのでしょうか。
 
 
次の章では不登校になる理由と不登校になった時のNG対応について説明していきます。
 
 
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2.不登校になる理由とNG対応

 
 
不登校の原因は「甘え」ではありません!
 
 
脳が「これ以上つらいことを経験したくない」と体を防衛している状態です。
 
 
脳の仕組み
 
 
・ 扁桃体:不安を感じると過剰に反応
 
・前頭前野:感情を整理する機能が未発達
 
・海馬:嫌な記憶が強く残りやすい
 
 
つまり、学校に行けないのは、脳が「ストレスから守って」と警報を鳴らしているサインなのです。
 
 
 
 
次に、不登校の子どもにしてしまいがちなNG対応について。
 
 
✅NG対応
 
 
・「少しでも学校に行ってみる?」と誘う
 
・「みんな行ってるよ」と比較する
 
・過度に叱る・責める
 
 
これらは逆効果で、安心感の回復を妨げます。
 
 
家での過ごし方を見直し、まずは安心できる環境を作ることが大切です。
 
 
 

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3.不登校小学生の心が回復!家での過ごし方と親のサポート法

 
 
ここでは、不登校小学生の心が回復する「家での過ごし方」「親のサポート法」を我が家の実体験をもとにご紹介します。
 

◆ ➀家を安心基地にする声かけ

 
 
親ができる一番のサポートは「安心感を取り戻させること」
 
 
表情・声かけ・否定しない態度が大切です。
 
 
✅ 効果的な肯定の声かけ例(♡マークを意識して話す!)
 
 
・「電車が好きなんだね、ママも知りたいな♡」
 
・「生まれてきてくれてありがとう♡」
 
・「おはよう!今日も会えてうれしいな♡」
 
・「大好きだよ♡」
 
・「返事してくれてありがとう♡」
 
 
特に、寝る前に「生まれてきてくれてありがとう♡」を伝えると安心感がさらに高まります。
 
 

◆➁ 好きなことに没頭させる

 
 
心のエネルギーを回復させるには「好きなこと」を通して脳をリラックスさせることが効果的です。
 
 
・絵本やゲーム、YouTubeなど、興味のあるものに集中する
 
・ 親も一緒に楽しみ、「楽しい」を共有する
 
・興味に沿った外出(電車好きなら駅やミュージアム、動物好きなら動物園)
 
 
ワンポイント!肯定のテクニック♡
 
 
息子が動画を見ているときには実況中継のように声かけしました!「電車の動画見てるんだね♡」 と伝えるだけで、「僕のことを見てくれている」と感じ、安心感が生まれます。
 
 
 
 

◆➂家庭でできる楽しい体験・学び

 
 
次に、家庭で楽しく脳を育てる遊び、体験、学びをご紹介します。
 
 
 
簡単クッキング:市販生地にソース・チーズ・ハムなどを子どもが好きなようにトッピングして、トースターで焼くだけでウキウキのごはんタイムに♡
 
 
ミニパフェ作り:ビスケット・果物・ヨーグルトなどを重ねるだけでワクワク♪
 
 
体を動かす遊び:音楽に合わせてバランスボール・トランポリン、じゃんけんグリコ
 
 
遊びを通した学び:絵本クイズ  
(例:「何が来たのが分かりましたか?」「何個持っていきましたか?」)
 
プリント学習をしなくても国語の読解力は遊びながら楽しく身に付きます。子どもにクイズ問題を考えてもらうのもオススメ!脳が楽しく育ちます。
 
 
不登校キッズの育て方を動画で分かりやすく解説しています!▼▼▼
 
 

4. 心の回復サインと学校に行けるようになったきっかけ

 
 
家を安心基地にすることで、不登校小学生の心は少しずつしていきます。
 
 
子どもの様子を観察して、子どもの心の復サインを見逃さないようにしましょう。
 
 
「回復のサイン」「学校に行けるようになったきっかけ(実例)」をご紹介します。
 
 

◆➀心の回復サイン

 
 
回復サイン初期、中期、後期の3つに分かれます。
 
 
初期
 
 
・笑顔が増える
 
・家での会話が戻る
 
・ゲームや遊びに集中できる
 
 
中期
 
 
・外に出られる
 
・買い物に付き合える
 
・少し遠出できる
 
 
後期
 
 
・勉強を自分から少しする
 
・「行ってみようかな」が出てくる
 
・学校の話題を聞けるようになる
 
 
 
 

◆➁学校に行けるようになったきっかけ

 
 

息子がもう一度外へ出る力を取り戻すきっかけとなったのは、おでかけ写真で作るアルバム習慣でした。

 



電車でのおでかけのたびに、一緒に写真を選んで1冊のアルバムを作っていました!

 



少しずつ 「できた」「楽しかった」という成功体験が積み重なり、自信と安心が育っていきました。

 

ある日息子が、「このアルバム、先生やお友達に見せたい」と自分から言い出したのです!

 



その言葉をきっかけに、息子は「学校へ行く!」と宣言。

 

私は、再登校の前に電話で担任の先生へ事前打ち合わせをしました。

 



当日はアルバムを見てもらい、先生から温かくほめてもらうことで達成感が高まりました。

 



さらにクラスでも先生が紹介してくれたことでみんなが興味を持ってくれ、息子は誇らしそうな表情でした。

 

この経験が大きな自信となり、不登校から1ヶ月で、再び、毎日笑顔で登校できるようになりました。

 
 

5. 今日からできる心の回復サポートチェックリスト

 
 
ここまでの内容を読んで、「うちでもやってみたい!」と感じた方へ。
 
 
今日からすぐに始められる心の回復サポートチェックリストにまとめました。
 
 
心の回復サポートチェックリスト
 
 
◻︎ 家を安心基地にする
 
◻︎ 笑顔で肯定的な声かけを増やす(♡マークを意識して)
 
◻︎ 好きなことに没頭する時間を作る
 
◻︎ 簡単クッキングやミニパフェ作りなど一緒に楽しむ
 
◻︎ 体を動かす遊びを取り入れる
 
◻︎ 遊びを通して学びを取り入れる
 
◻︎ 「ありがとう」「うれしい」を積極的に伝える
 
 
 
不登校小学生が心の回復を早める「家での過ごし方」と「行けるようになったきっかけ」はいかがでしたか?
 
不登校は「止まっている時間」ではなく、心が回復するための大切な期間です。
 
 
家庭での安心感親の関わり方好きなことへの没頭楽しい体験を通して、
 
 
子どもは心を回復し、自分から行動し始め、笑顔で学校へ行けるようになります!
 
無理に学校へ戻すのではなく、まずは好き」「楽しい」を重ねていくこと。これが再スタートの土台になります。
 

不登校小学生についてよくある質問

 
 

Q1. 不登校は甘えですか?

 

 

A1. いいえ。不登校は甘えではなく、心(脳)が「これ以上つらいことを経験したくない」と防衛反応を出している状態です。扁桃体や前頭前野、海馬など脳の仕組みが影響しています。 

 
 

 Q2. 家での過ごし方で何をすれば良いですか?

 
 

A2. まず家を「安心基地」にし、否定せず肯定的に接することが重要です。好きなことに没頭させる、簡単クッキングやミニパフェ作りなど楽しい体験を取り入れる、短時間の体を動かす遊びや絵本クイズで学びを遊びに変えるなどが効果的です。 

 
 

Q3. 親がやってはいけないNG対応は?

 
 

A3. 急に「少しでも学校に行ってみる?」と誘ったり、「みんな行ってるよ」と比較したり、過度に叱る・責めることは逆効果です。まず安心感を取り戻すことを優先しましょう。

 
 

Q4. 行けるようになったきっかけはどんなものがありますか?

 
 

A4. 記事の実例では「大好きな電車のおでかけの写真を先生や友達に見せたい」という気持ちが原動力でした。写真をアルバム風に一緒に作ることで自己決定感・達成感が育ち、前向きな行動につながりました。

 
 

Q5. 今日からできる簡単なサポートは? 

 
 

A5.家を安心基地にする/肯定的な声かけを増やす/好きなことに没頭する環境づくり/一緒に楽しむクッキング/短時間の運動遊び/絵本クイズなど遊びと学びの統合/「ありがとう」「うれしい」を日常的に伝えることなどがすぐに始められます。

 

 

不登校小学生の家での過ごし方について、発達科学コミュニケーション代表 吉野加容子 が動画で解説しています!▼▼▼

 

 
 
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執筆者:北島 由梨
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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