わが子が小さな心配事でつらそうにしていると、ママの心も苦しくなりますよね。でも、ママの一言が子どもの脳に“安心”を届け、また一歩踏み出す力になります。この記事では、その関わり方をご紹介しています。
【目次】
1.不安な子が一歩踏み出せる安心とは
「学校に行く前にお腹が痛くなる…」
「明日のことを考えるだけで涙が出る…」
ちょっとした不安や心配事が、大きな“壁”のように見えてしまう子は少なくありません。

でも大丈夫。
脳の安心スイッチを押してあげる関わり方を身につけると、不安が強い子でも、ほんの一歩ずつ、確かに笑顔を取り戻していきますよ。
実はこれ、特別な才能や覚悟はいらないんです。
「ママの声のかけ方」が変わるだけで、子どもの脳は“安全だ”と判断し、行動できる力を取り戻し始めます。
あなたのお子さんも、その力をすでに持っています。
この記事では子どもの心が整う声のかけ方をご紹介しています。
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2.脳が安心を受け取る理由
不安が強い子は、 脳の扁桃体(危険センサー)が過敏になりやすい という特徴があります。
扁桃体が「危険!」と判断すると、胃痛などの身体症状・行きしぶり・眠れない・予期不安
といった反応が自然と起こります。
そして、もう1つ大きなポイント。
言葉での安心が脳に届きにくいということ。
理由は、 不安が大きいと、前頭前野の“理解・判断・記憶”の働きが弱まりやすいから。
いくら「大丈夫だよ」と言われても、その言葉を脳の中で「そうか、安心しよう」と処理できないのです。
そこで効果を発揮するのが “安心が先、行動は後”の関わり方。
安心感が積み重なると前頭前野が働きやすくなり、 不安の波が自然とおさまり、行動できる状態に近づいていきます。
3.不安で眠れなかった夜が変わったわが子
私の娘も、高学年の頃、 不安で眠れない夜が続きました。
理由のわからない不安が止まらなくなり、布団に入っても眠れない。
当時の私は、 「大丈夫だよ」 「心配しすぎだよ」と励ましているつもりなのに、逆に娘には「ママにはわからないよ…」との言葉。
今振り返れば、 娘の脳は“不安モード”に入っていて、 私の言葉が入る状態じゃなかったんです。
でも、関わり方を変えたら、少しずつ変化が出ました。
“伝え方を変えたら、安心が届き始めた”その経験が、今日のこの記事につながっています。
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4.心が整う安心スイッチの使い方
不安が強い子には「3つの安心スイッチ」が効果的です。

◆①行動を促す前に、感情を先に受け止める
×「なにが不安なの?」
⬇
〇「なにかわからないけど不安になるときあるよね」
気持ちをわかってもらえたと感じると、 扁桃体の興奮が落ち着き、前頭前野が働き出します。
◆②できたことを“先に”見つけて言葉にする
不安が強い子は、 自分の頑張りを自覚しにくい脳の働きがあります。
だから、ほんの小さなことでもOK。
・昨日より早く起きれた
・布団から起き上がれた
・朝ごはん全部食べれた
これらは全部、脳を育てる“成功体験”です。
◆③ ママの“落ち着いた声”が子どもの脳のセンサーを鎮める
脳は言葉より“音の質”を拾います。
ママの声が穏やかだと、 扁桃体は「敵じゃない」と判断し、 自律神経が整い始めます。
声の内容より、呼吸の深さ・間・テンポが大事なんです。
この3つのスイッチを続けていくと、子どもはこんな変化を見せ始めます。
・不安の波に飲まれにくくなる
・朝の準備に取りかかれる日が増える
・友達や先生とのやりとりが少し楽になる
・「できた」が積み重なり、自己肯定感が上がっていく
・夜の不安がやわらぎ、眠りやすくなる
ママの関わりひとつで、子どもの脳は“安心で動けるモード”に確実に育っていきます。
ママの安心が満ちたとき、子どもの心はそっと軽くなり、自分の力で前に進みはじめますよ。
不安が強い子どもを心配しているママ!対応策をご紹介しています!
執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)



