「何度言っても片づけられない…」その困りごと、実は性格やしつけではなく脳の“覚えておく力”が関係していることがあります。声かけと環境を少し変えるだけで、叱らなくても“できる行動”は増えていきます。この記事では脳に合った3つの関わり方をご紹介しています。
【目次】
1.「言ってるのにできない」は、叱り方の問題じゃなかった
2.返事はできるのに動けない理由は“覚えておく力”だった
3.出しっぱなしだった娘が“自分で戻せる子”になった理由
4.叱らずにできる行動が増えた3つの関わり方
1.「言ってるのにできない」は、叱り方の問題じゃなかった
「使ったら元に戻そうね」 そう声をかけると、素直に「はーい」という返事。
でもしばらくすると使ったものはそのまま。
・制服脱ぎっぱなし。
・お弁当箱出さない。

毎回毎回、注意するのって嫌になりませんか?
実は、これらの困りごとは叱らなくても、声のかけ方を少し変えることで少しずつ“できる行動”が増えていきます。
それは、子どもの脳の育ち方に沿った関わり方があるからです。
怒っているわけでも、聞いていないわけでもなさそうなのに、同じことが何度も繰り返されるとママの心は少しずつ疲れていきますよね。
実はこの困りごと、 しつけや性格の問題ではないケースがとても多いのです。
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2.返事はできるのに動けない理由は“覚えておく力”だった
実はこの背景には、子どもの脳の「覚えておく力」の育ち方が関係しています。
この「覚えておく力」を、発達科学ではワーキングメモリと呼びます。
ワーキングメモリとは、 「今やることを一時的に頭に置いておく力」。
・使った
・戻す
・次の行動に移る
この一連の流れを保持したまま動くことが難しいと、言われた瞬間は理解できても、次の刺激で情報が抜け落ちてしまいます。
だから
✔ 返事はできる
✔ でも行動が続かない
これは「怠け」ではなく、 脳の処理特性によるものなのです。
3.出しっぱなしだった娘が“自分で戻せる子”になった理由
わが家でも、まさにそうでした。
使ったあとに戻すところまで、なかなかつながらなかった時期です。
でも、中学に入学してから、少しずつ変化が見えてきました。
・制服をハンガーにかけられるようになった
・お弁当箱を、自分から出すようになった
・靴をそろえる行動が定着してきた
どれも小さく見えるかもしれません。
でもこれは、とても大きな成長です。
なぜなら、「毎日くり返す行動」が 自動化され始めているサインだからです。
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4.叱らずにできる行動が増えた3つの関わり方
意識したポイントは3つです。

① 行動を一つに決める
「あとで片づけよう」ではなく、「飲み終わったら、コップを流しへ」。
ワーキングメモリに残る量を最小限にします。
② 生活動線とセットで覚えさせる
・制服は「脱いだらハンガー」
・お弁当箱は「帰ったら流し」
考えなくても動ける形を作ります。
③ できた行動を事実で拾う
「ちゃんとできたね」ではなく「制服、ハンガーにかかってるね」
脳は事実のフィードバックで育ちます。
「わかった?」と確認しない関わりも、ワーキングメモリへの負荷を減らす大切な工夫です。
一気に完璧になるわけではありません。
でも、
✔ できる行動が少しずつ増える
✔ 注意や声かけが減る
✔ 親子の空気が安定する
中学入学という環境の変化とともに、脳の回路もゆっくり育っていきます。
「片づけられない子」ではなく、「今、生活スキルを積み上げている途中」。
そう捉えられると、ママの心にも余白が生まれます。
成長は、静かに、でも確実に進んでいます。
子どもは、できないのではありません。
できるようになる順番を、いま脳が学んでいるだけです。
その順番に寄り添う関わりが、明日の「できた」をつくっていきます。
ママは、今できているところに気づくだけで大丈夫。
完璧に育てなくても、脳はちゃんと育っています。
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執筆者:瑞上 ようこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)



