「脳の得意」を活かせ!のらりくらり発達障害グレーゾーン男子を行動に移させるアクションプラン

ダラダラしてやる気がないと思われがちな発達障害・グレーゾーンの男の子。実は、お母さんのちょっとした工夫で子どもがさっと動けるようになるんです。脳のデコボコに着目して、子どもがお母さんの指示に注目できる方法を探しましょう!
 

【目次】

1.発達特性の子どもは脳のデコボコが大きい!?
2.脳の得意を活かした指示だしで発達障害グレーゾーン男子がさっと動ける!

 

1.発達特性の子どもは脳のデコボコが大きい!?

 
 
発達障害の子は、時に「やる気がない」「気力が感じられない」と言われることがあります。
 
 
ダラーっとしている姿を見ると
 
「ダラダラしないで!」
「早くやりなさい!」
 
と言いたくなるお母さんの気持ち、とっても分かります。
 
 
このやりとりを何百回と繰り返している!というお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
でも…実はこれ、まったく効果がありません!むしろお互いイライラして険悪なムードばかりが漂います。
 
 
実は、発達の特性がある子は脳の「得意」と「不得意」のデコボコが大きいのです。
 
 
視覚が優位な子もいれば、聴覚が優位な子もいるので、お子さんの脳の「得意」を刺激する指示だしが重要になります。
 
 
 
 
例えば…視覚優位のお子さんにとっては、「聴覚情報」であるお母さんの言葉を処理するのは不得意。一方、その時に見ているスマホやテレビの画面(視覚情報)は、優先して脳で処理されます
 
 
そうなると、お母さんの指示に対して返ってくるのは
 
「おー…」「んー」
 
といった、生返事ばかりになるわけです。
 
 
では、脳の中で「得意な情報が優先される」特徴を活かして、どのような指示だしをすると良いでしょうか。
 
 
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2.脳の得意を活かした指示だしで発達障害グレーゾーン男子がさっと動ける!

 
 
遠くから用事をしながら「早く着替えなさいよー!」なんて怒鳴ってももちろん効果なしです。
 
 
視覚優位のお子さんには、目線をコントロールしながら指示をするのが有効です。
 
 
近くにいって(注意を引きやすい距離感で)
笑顔で(怖い顔は拒否感を与えます)
 
 
お子さんの視線を自分にむけて指示を出してみましょう。
 
 
 
 
得意な「視覚」からの情報が入ることで、行動に移しやすくなります。
 
 
笑顔はちょっと…というお母さんは、指示だしをするときの手の動きや、子どもに見せるものを工夫してみても良いでしょう。
 
 
スマホに没頭していて視覚がフル稼働の場合は、皮膚刺激注意をこちらに向けるという方法もあります。隣にどっしりと座って、肩や手をペチペチ叩きながら声掛けすると、こちらに視線を向けてくれますよ。
 
 
お子さんの脳の「得意」を活かして、脳が注目してくれる声掛けを探してみてくださいね!
 
 
あなたの子育てのお役に立てたら幸いです。
 
 
執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー学術博士、臨床発達心理士)
 
 
子どもの得意に合わせた指示だし、まだまだあります!

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