集団での会話が苦手な発達障害・グレーゾーンキッズの会話力UPの特効薬とは?

集団での会話が苦手な発達障害・グレーゾーンキッズにイライラ。友達としゃべっていても一方通行な会話で微妙な顔をされている…そんなとき、無理に子ども同士の会話の時間を増やそうとすると失敗します!それはなぜでしょうか?
 

【目次】

 

1.集団での会話が苦手な子どもにイライラする理由

 
 
集団での会話が苦手な発達障害・グレーゾーンキッズにイライラ。
 
 
他の子どもはお友達と上手にやりとりしているのに、うちの子だけマイペース。お友達としゃべっていても、会話のキャッチボールが全くできておらず一方通行な会話で微妙な顔をされている…
 
 
まさにこれは、1年くらい前の息子の様子です。このときの私はまだ発達科学コミュニケーションを学ぶ前でした。ですから、つい周りのお子さんと比べてしまい、
 
 
「どうしてみんなのお話聞けないの?」
 
 
こんな言葉をぶつけていました。なぜかというと…
 
 
そう、それは私が不安だったから。同年代の子どもと同じようにお話できないわが子への不安がイライラとなっていたんです。
 
 
ですから、当時を振り返ると息子には本当にかわいそうなことをしたと思っています。今はそのような対応は脳の発達に良くないとわかっているので、そんな指摘は絶対にしません。
 
 
では、集団生活の中で会話が苦手な子どもは、本当のところは何に困っているのでしょうか?
 
 
 
 

2.発達障害・グレーゾーンキッズの会話の苦手ポイントはここ!

 
 
発達障害・グレーゾーンキッズが集団での会話が苦手と感じてしまう理由…
 
 
それは、臨機応変に対応することが苦手だから。会話、つまりコミュニケーションというと、私たちの場合、特に意識することなんてないんじゃない?と思いますよね。
 
 
でも考えてみてください。人と話すときって、シナリオがありませんよね。毎日、毎回、ぶっつけ本番。アドリブなんです。
 
 
例えば何気ないママ友との会話。私たちなら相手との関係性や、表情、声色、身振り、手振りを手がかりに相手の思いを想像することでスムースに会話をすすめることができます。
 
 
でも発達障害・グレーゾーンキッズは脳の発達のアンバランスさから、相手の立場や気持ちを考えたり、表情や態度を読むことが苦手です。
 
 
そうすると、本人は一生懸命会話をしているつもりでも、
 
 
・自分の興味のない会話につきあえない
・自分の話ばかりを一方的にしてしまう
・冗談が通じない
 
 
そんなちょっとした毎日のやりとりが積み重なり、相手に誤解されてしまいます。そして、その誤解をとくことは意外にむずかしいのです。
 
 
幼児や小学校低学年の場合は特に
 
 
「言ってること、よくわからない」
「お話きいてくれないから遊びたくない」
 
 
とハッキリ言われ、コミュニケーションに対してますます苦手意識ができてしまいます。
 
 
こんなときお母さんに一番してほしくないのが、無理やり子ども同士での会話を強要すること。練習しないからうまくならない!と思って集団に入れても、これでは逆効果。
 
 
さらに傷つき体験が多くなるだけです。
 
 
では発達障害・グレーソーンキッズの会話力をアップさせるにはどうすればいいのでしょうか?
 
 
 
 

3.会話力UPの特効薬はママの○○です!

 
 
それは、ママとの会話を充実させることです。一番身近にいるママと会話の土台作りがきちんとできると、集団の中での会話もだんだんと上手になってきます。
 
 
それには、まずお母さんの言葉を聞いて、スッと行動できるようになる回路を頭の中に作る必要があります。
 
 
その回路を作るのに必要なのが「褒め(肯定)」です。
 
 
ですから、お母さんにはお子さんが思わず動き出したくなる声かけを意識的にしていただきたいと思います。
 
 
そしてじつは褒めといっても、たくさんの声かけのパターンがあるんです。
 
 
すごい、えらい、かっこいい、のほかにあなたはいくつ褒め言葉を持っていますか?それ以外思いつきません…という方!
 
 
 
 
そして、褒めにはなんといってもタイミングが重要です。たとえば着替えのシーン。
 
 
・あ、着替えようとしてるの?
・ズボン右足、はけたの?あとは左足だね!
・やった、全部できたね!
 
 
というように、全部終わってからほめるのではなく、取り掛かりはじめたらすぐ褒める、取り掛かっている途中で褒める、終わったら褒める…
 
 
こうやって徹底的に褒めることで、お子さんの行動がグングン引き出され、だんだんと会話力も向上していきますよ。
 
 
いかがでしたか?いま、お友達と上手に話せなくても焦る必要は全然ありません。
 
 
そんなことよりも、ママの声かけでどんなふうに会話がひろがるだろうか?とワクワクしながら、今しかできない会話を楽しんでみてくださいね!
 
 
 
 
▼集団活動成功のカギはおうちでのコミュニケーションにあり!▼
 
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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