グレーゾーン パステル総研お悩み相談室 対応

【お悩み相談室】発達障害の子どもをうまくほめられるようになるトレーニング、ありませんか?

更新日:

発達障害・ADHDの子どもがいます。夫も私もとにかくほめ下手で、子どものことをうまくほめられません。ほめると子どもも発達するっていうし、ほめ上手になれるトレーニングがあればぜひ知りたいです!

 

6歳・男の子のママ

子どもをほめるのって、実際にやってみると難しいですよね。ほめてはいるけどほめ方がワンパターン、以前の私もそうでした。実は、ちょっとした準備をするだけでほめのバリエーションって広がるんです。我が家で実践したほめ力トレーニングをご紹介します。

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー 森中博子

 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもを上手くほめられない、と悩むお母さんへ。

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てる相談者さん。毎日、子育てお疲れ様です。
 
 
子育てをする中で、毎日、お子さんといろんな形でコミュニケーションをとられていることと思います。
 
 
お子さんとの毎日のコミュニケーションで大切なのが、「ポジティブな声かけ」をすること。子どもはほめて育てよう、肯定的な声かけをしよう、という言葉を耳にされたことはありますよね。
 
 
発達科学コミュニケーションでも、発達障害・グレーゾーンの子どもに肯定的な声かけがとても大切だという視点は同じです。
 
 
その理由は、親が子どもをよく観察し、良い行動を見つけてほめることで、子どもはますます行動するようになるからです。
 
 
そしてどんどん行動することで、子どもはぐんぐん発達していく、というワケなんです。
 
 
そうそう、だからたくさん子どもの良いところを見つけてほめるようにしています、とおっしゃる方も多くいらっしゃるでしょう。
 
 
でも一方で、今回の相談者さんのように、「私ほめるの、実は苦手です」という方、いらっしゃいませんか?
 
 
いざ子どもをほめようとすると、「すごいねー」「えらいねー」「頑張ったねー」というくらいしか思いつかない。
 
 
いつもほめ方がワンパターンになっちゃう。
 
 
そういう方、実は案外多いのではないのかな?と思います。
 
 
もともと日本人はほめるのが下手だとか、日本にはほめる文化がない、などとよく言われます。
 
 
いざほめようとすると、なんか気恥ずかしいような、照れたような気持ちがしてしまうんですよね。
 
 
また、日本は昔から「しつけ」の文化が根強く残っています。
 
 
「しつけ」の文化は、できていないところを指摘し、教育や修行によって目標が達成できるという考え方。
 
 
うまくいかなかったことは努力不足ととられてしまう一方で、できていることには注目しづらくなるのです。
 
 
でも、ほめることで子どもが発達するのなら、「苦手だわ~」と言ってるの、もったいない気がしませんか?
 
 
 
 

2.上手にほめるコツは、子どもとのコミュニケーションに必要な○○を増やすこと!

 
 
苦手なことをできるようにしたいとき、皆さんはどうしますか?そう、準備や練習ですよね。
 
 
ほめるのが苦手な方が、いきなり上手にほめられるようになることはありません。ほめには、準備と練習が必要なんです。
 
 
でも、ほめる準備、ってなんだろう?と思ったあなたに質問です。
 
 
ほめる準備をするためには、子どもとのコミュニケーションに必要な〇〇を増やす必要があるのですが、さて、〇〇とはなんだと思いますか?
 
 
答えは、「ボキャブラリー」です。つまり、事前にほめ言葉を準備しておく、ということなんです。
 
 
「子どもをほめましょう」と言われたとき、皆さんはどういった場面を想像するでしょうか。
 
 
お手伝いができたとき?自発的に宿題ができたとき?運動会で1等をとったとき?テストで100点を取ったとき?
 
 
皆さんが、このような場面ばかりを想像してしまうなら、ほめ力はいつまでたっても向上しません。なぜか?それは、これらが全て、結果だけをほめる場面だからです。
 
 
ボキャブラリーを増やしてほめる準備をするには、子どもをほめる場面にもバリエーションが必要なんです。
 
 
もちろんお手伝いや宿題など、親の求めることや、テストや運動会などの結果をほめるのもOKです。
 
 
それだけでなく、そこに行き着くまでの過程や努力をほめたり、当たり前にできていること子どもの存在自体をほめることも重要なんです。
 
 
このように、色々な場面で子どもをほめようとすると、「すごいねー」「えらいねー」「頑張ったねー」という言葉だけでは足りないことがわかると思います。
 
 
そこで、ほめのボキャブラリーを増やすために私たち夫婦が取り組んだ、ほめ力を向上させるトレーニングをご紹介したいと思います。
 
 
 
 

3.目指せ、ほめマスター!ほめ力トレーニングに、夫婦でチャレンジ。

 
 
実は我が家も、子どもをほめることに苦戦した家庭です。
 
 
我が家の息子は発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの小学校2年生。ほめられるのは大好きです。
 
 
でも、私も夫も、ほめ言葉がいつもワンパターン
 
 
夫に至っては、いつも棒読みでほめるので、いまひとつ子どもに伝わっていないな、ということは明らかでした。
 
 
子どもが「ああ、今自分は、ほめられてるんだ!」と思えないと、子どもは行動してくれず、もちろん発達もしてくれませんよね。
 
 
そこで私たち夫婦が取り組んだほめトレーニングが、「ポジティブワードであいうえお」です。
 
 
やり方は簡単です。まず、横10行、縦5段の表を作ります。表の1段目に、50音の2つの行を選んで書き入れます。
 
 
例えば、「あいうえおかきくけこ」といった具合です。
 
 
そして、それぞれの文字の下の段に、その頭文字で始まるポジティブなほめ言葉を書き入れていきます。
 
 
例えば、「あ」の行の下には、「ありがとう」「あ〜、いいね」「愛してるよ」などの言葉を書きます。
 
 
思い浮かぶポジティブワードは多いにこしたことはないのですが、だいたい1つの頭文字につき4〜5個程度でOK。
 
 
ポジティブワードを選ぶ最大のポイントは、実際に子どもにその言葉を使う場面を想像すること。
 
 
子どもの今の状況に合わせた言葉を選ぶとよいでしょう。
 
 
表が完成したら夫婦で対決!日常生活の中でできるだけお子さんにそれらのポジティブワードを使っていきましょう。
 
 
ポジティブワードを使えたら、その言葉を丸で囲んだり、シールを貼ったりします。
 
 
より多くのポジティブワードを使えた方が勝利!勝ったらごほうびがもらえるようにすると、ゲーム感覚で楽しくやれますね。
 
 
勝利をおさめるコツは、子どもにぴったりなほめ言葉をいかに思いつくかによります。でも、なかなかいい単語を思いつかない場合もあります。
 
 
ネットで調べると、ほめ言葉はたくさん載っています。しかし気をつけていただきたいのは、それらは皆さんのお子さんのためのポジティブワードではないということ。
 
 
お母さん、お父さんが、お子さんに響く、お子さんのためだけのポジティブワード集を作ってあげるとよいですね。
 
 
また、夫と妻で、ほめのポイントが違うのも面白いところ。
 
 
我が家では、例えば「み」という頭文字に対し、夫「見事だ!」「ミラクル!」、妻「見せてくれてありがとう」「みんなとできたね」など、お互いでは思いつかないようなワードが浮かびました。
 
 
夫も一応、使う場面を想像して選んだとのことでしたが、結局そのワードが使われることはありませんでした(笑)
 
 
夫婦で取り組んだこのトレーニングのおかげで、子どもをうまくほめられるようになった私たち。
 
 
当然息子の笑顔も増え、今では親も驚くほどの成長を見せ続けてくれています。
 
 
そしてなんと、息子自身もほめ上手になり、家族同士で自然にほめ合える、楽しい家庭になりました。
 
 
このトレーニングに取り組むことで、ほめ下手さんも、ぐっとほめ力を向上させることができますよ。
 
 
特に、ほめるのが苦手なパパさんにはオススメのトレーニングです。
 
 
夫婦でやらなくても、一人でやることもできます。その場合は、表を壁に貼っていつでもみられるようにしておくと、ほめ言葉を意識して生活できますね。
 
 
まさに思い描いていた場面に出くわすと、「よっしゃきたー!」と思って、ほめ言葉を使えます。
 
 
このトレーニングの良いところは、
 
 
・ほめ言葉を準備する過程でお子さんをよく観察できる。
 
・準備されたほめ言葉を使うので気持ちの余裕がもてる。
 
 
そう、トレーニングを通してお子さんを理解し、さらにほめ力がアップしちゃう、まさに一石二鳥のトレーニングなのです。
 
 
 
 
ほめの実力は、実際にほめていくことでついてくるもの。
 
 
相談者さんもお子さんとのコミュニケーションを楽しみながら、ほめ力をどんどん向上させていってくださいね。
 
 
ここで、今回使ったトレーニング、「ポジティブワードであいうえお」を無料でダウンロードできます。
 
 
コロナ休校で家族の時間が増えている今、ぜひぜひ使って、皆さんのほめ力を楽しく鍛えてくださいね。
 
 
ダウンロードはこちらから▼▼▼
 
 
ほめるテクニックを増やすコツを多数お伝えしています。ぜひご登録ください。
▼ご登録はこちらから!
▼小冊子プレゼント中です!
▼講師に困り事の相談もできる!
Nicotto!塾生募集中
 
 
執筆者:森中博子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

-グレーゾーン, パステル総研お悩み相談室, 対応
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2020 All Rights Reserved.