お母さんが一人で出かける。これには、ちょっとした壁がありますよね。でも、その壁を越えた先には思わぬ変化・成長が待っています。北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手講演会をきっかけにその壁を乗り越えてみませんか? |
【目次】
1.お母さん1人での外出に罪悪感を感じていませんか?
2.パステルキッズのお母さんこそ、1人の時間を大切にしてほしいワケ
3.「参加してよかった!」~パステル総研・講演会 参加者の声~
4.1人の時間を過ごしたからこそ気づけた息子の成長
5.成長するチャンス!北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手の講演会を開催します
1.お母さん1人での外出に罪悪感を感じていませんか?
多くのお母さんが、休みの日にお子さんを預けて出かけることに抵抗があるのではないでしょうか?
子どもを預けることをお願いしたら、嫌な顔されるかも…
子どもに「ママといたい!」って泣かれたらどうしよう…
預かってもらっている間に子どもの機嫌が悪くなってしまったら…
考えるだけで疲れてしまいますよね。 だったらもういいや、私が我慢すれば…と多くの方が、1人での外出をあきらめた経験があるのではないでしょうか。
でも、いつまでこんな風にあきらめ続けますか? 子どもが大きくなったら…と考えているあなた、あと何年でしょうか。
その間ずっと、 「本当は行きたかったのに…」と落ち込んだり、 「何で私だけ!」とイライラしたりすることになるのです。
2.パステルキッズのお母さんこそ、1人の時間を大切にしてほしいワケ
子どもにとってお母さんの存在はとても大切です。
このパステル総研の土台となっている、『発達科学コミュニケーション』というメソッドでは、子どもの最も近い存在であるお母さんとのコミュニケーションをスムーズにすることで、子どもの発達を加速させ、子育ての困りごとを解決することができます。
子どもの発達を加速させるには、お母さんが子どもにどう接するか、どんな声をかけるのかがポイントになるのです。
そのためにも、お母さんには常にポジティブにいてほしいと思っています。
お母さんがいつも元気で笑顔で前向きでいられたら、お子さんは安心して新しい活動に取り組むことができます。新しい体験を重ねることでどんどん発達が加速していきます。
一方、お母さんが落ち込んだりイライラしたりすると、ネガティブな雰囲気は必ずお子さんに影響します。
お子さんまでイライラしたり泣き出したり、お母さんの顔色を伺うようになったり。こんな状況では発達を加速させることはできません。
だからこそ、お母さんはネガティブになる原因を作らないことが大切です。
一人で出かけたいのに子どもがいるから出かけられない、というのがストレスになって、ネガティブな気持ちになるのであれば、勇気をだして、お子さんと離れてみてはいかがでしょうか。
3.「参加してよかった!」~パステル総研・講演会 参加者の声~
パステル総研では、昨年から講演会を開催しています。 教育評論家の親野智可等先生、女子マウンテンバイク競技でアトランタ五輪に出場された、小林可奈子選手をお招きして、子育てのヒントをいただいてきました。
参加者もほぼ100%が子育て中のママ。お子さんを預けて参加してくださっています。
当然、講演終了後に回答いただくアンケートには
”日曜日に一人外出していいものか、と迷いました。”
”子どもを預けなければならないから、申込むか悩みました。”
という回答も見られました。
そんな風に迷いながらも、参加された方の満足度は非常に高く、「迷ったけど参加してよかった」という声を多数いただいています。
1人の時間を有効に使ってお母さんが満足すると、気持ちが安定します。お母さんが穏やかな気持ちで子どもに接することができるので、子育てにもプラスになるはずです。
お母さんが1人で自分の好きなことをする時間を持つことに、罪悪感を持たないでほしい。お母さんが自分の時間を過ごすことでお子さんにも大きなメリットがあるのです。
4.1人の時間を過ごしたからこそ気づけた息子の変化
我が家の長男は、注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)と診断された発達障害児です。
幼稚園の頃は、賢いけど変わった男の子。いつも自分のペースで幼稚園でも家の中でも変わらない。いわゆる「オンとオフがない」タイプでした。
そんな息子が小学校4年生になり、去年の12月半ばから学校に行かなくなってしまいました。しかし行かないと決意しながらも、本人の中で苛立ちや不安があり、精神的に不安定になっていました。
イライラした気持ちを自分で処理できず、夜中まで怒っていたり怒って弟をいじめたり…。
そんな状況のなか、1月26日、小林可奈子選手の講演会に参加するため、私は両親に子どもたちを預けて出かけることになりました。
不安定な状態の息子に私は出かける前日、両親に迷惑がかからないようにと、夜は早く寝ること・弟とけんかしないことという約束をさせました。
そして、講演会に参加し、感動で心を動かされ、優しい気持ちで帰宅しました。
母からもずっといい子だったとの報告を受けていたので、安心して子どもたちを迎えに行ったのですが…
待ち合わせのショッピングセンターに行くと、息子がいない!母に聞くと「本屋さんに行っちゃった」本好きの息子は、一人で本屋さんに行ってしまったそうです。
私はそのとき悪い予感がしました。息子は切り替え下手で本を読むのをやめられない子。案の定、私の「帰ろう」の声も無視し、閉店まで本屋さんに居座りました。
ここで、あなたはどう思いますか?
やっぱり、お母さんが子どもを置いて出かけると子どもが不安定になるのよ!やっぱり、講演会になんか参加できないわ!と思いませんか?
でも、そうではないんです。
私は「ずっといい子だったよ」という母の言葉を思い出しました。ずっといい子だった?あれ?私がいないときには、いい子だった?あれ?
そうです。常にオフ状態で過ごしていた息子がオンにできたのです。
私と一緒にいるときがオフになって、一緒にいないときがオンになっていたからこそ、私に会って「疲れた!」という気持ちが本屋さんでの居座りという形で出たのです。
そして、学校に行かなくなったのも、学校がオンの場所になったから疲れるようになってしまった。だから、行きたくなくなってしまったということに気が付きました。
ずっと一緒にいたから気づけなかったことも、一度離れて、私が講演会に参加することでパワーをもらい、冷静に息子を観察したからこそ、この息子の変化に気づくことができました。
お母さんが一緒にいることも大切ですが、時にはお母さんが離れて、新しい世界を知ることで子どもの変化成長に気づくきっかけになりますよ!
過去に参加された方に「講演会はどんな人がオススメですか?」と伺ったところ、
”子育て中で、何か始めたいけど何かよくわからない状態の人や、よりよい子どもへの対応を模索している人”
”子どものためにだけではなく、お母さん自身が変わりたい、とちょっとでも思っているお母さん。”
”挑戦したいけど、どうしたら良いか分からないと思っている人”
など、ご意見をいただきました。
次はあなたの番です!
5.成長するチャンス!北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手の講演会を開催します
次回の講演会は3月14日。土曜日の午後、数時間だけお子さんと離れて、新しい世界を見に来ませんか?
今回は、北京パラリンピック柔道代表・初瀬勇輔選手にお越しいただきます。
初瀬選手は、大学生の頃に視力を失い弁護士になる夢をあきらめました。周りの方に助けられながら、ポジティブにできないことをあきらめ、今は自分の強みで戦っています。
初瀬選手のように、できないことをポジティブにあきらめて、強みで勝負する方法は、発達凸凹の子の人生にも置き換えられるポイントがあるはずです。
ぜひ、お子さんのためにも学びに来てください。
このようにパステルキッズの発達を加速させるヒントをメール講座でお伝えしています!
執筆者:神山彰子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)