発達障害・グレーゾーンの小学校入学準備~話すのが苦手な子どもの「自己紹介」対策~

 

発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、人前で話すことは苦手なことのひとつです。小学校に入学すると、新しいお友だちや先生の前で早速、「自己紹介」をしなければなりません。そこで少しでも自信を持って話せるように、お母さんと楽しく準備しましょう。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもが困ってしまう「自己紹介」

 
 
新入学のお子さんをお持ちのお母さん、間もなく入学式ですね!新生活に向けて、準備は進んでいますか?
 
 
入学式の日は、お父さんやお母さんと一緒に学校へ行き、式が終わったら、一緒に教室へ入ります。
 
 
先生のお話を聞いて、お手紙をもらってすぐに下校。
 
 
 これだけでも、ドキドキなのに、 次の日からは、当然、お父さんもお母さんも学校へは行きません。ひとりで教室に入らなければなりません。
 
 
 名前の札がついている席に座って、ワクワクすることドキドキすることの連続です。そうこうしていると、突然!
 
 
 「それでは、ひとりずつ自己紹介をしましょう。」
 
 
 と、先生が言い出します。先生やみんなの前で、自分について語らなければなりません
 
 
 「1人ずつ、お名前と好きな食べ物を言いましょう。じゃあ、出席番号順で!」
 
 
 先生がやさしく笑いながら言っても、発達障害・グレーゾーンの子どもにとっては、緊張するし、怖くてたまらないでしょう。
 
 
 できるできない、やりたいやりたくないにかかわらず、順番が回ってきます。
 
 
 
 
 次に、「1年生をむかえる会」です。
 
 
 これは、5、6年生の委員会による「全校集会」で、まだそれほど慣れていない4月中に行われます。
 
 
 小規模校であれば、なんと!全校生徒会の前で「自己紹介」しなければならないかもしれません。
 
 
 5月か6月になると、今度は「縦割り班活動」が始まります。1年生から6年生まで混合の班での活動です。
 
 
 そこでまた、「自己紹介」があります。
 
 
 話すことが苦手な子どもにとって、憂鬱な時間です。
 
 
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2.自分のことといっても、話すことが見つからない

 
 
発達障害があろうとなかろうと、子どもであろうが大人であろうが、「自己紹介」の順番が回ってくると思うと、緊張しますね。
 
 
 発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、新しい環境に慣れるまでに時間が必要です。どのくらいの長さが必要か。それは、子どもによって違います。
 
 
 新しい教室で、新しい先生や新しいお友だちの前でひとりで話すという場面は、想像しただけでも大変です。
 
 
 話すことが見つからないと、ますます苦手意識が高くなります。
 
 
 それでも、入学式から1週間以内には、必ず「自己紹介」の日がやってくるのです。
 
 
 自分の名前だけでなく、突然「好きな食べ物は?」、「好きな色は?」、「好きなテレビは?」と言われても、なかなか思い出すことができません
 
 
 新しい環境に慣れていない
 
 ・人の前で話すのは緊張する
 
・「好きな食べ物」、「好きなテレビ番組」などをとっさに思い出せない 
 
・「自分の好きなものを『なんでもいいから』紹介してください」と言われたら、『なんでもいい』という曖昧な指示に迷ってしまう
 
 
話すことが苦手な子どもは、こうして「自己紹介」のたびに固まり、自信をなくしてしまうのです。
 
 
 
 
しかし、突然の自己紹介」ではなく、やったことのある自己紹介」であれば、みんなの前で緊張するけれどなんとか上手にできそうです。
 
 
「自分の好きなもの」もいくつか言語化してレパートリーを増やしておけば、思い出しやすくなります。
 
 
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3.楽しい事前練習で、苦手を乗り越えよう!

 
 
 お母さんと毎日、いろいろなおしゃべりをしますね。
 
 
そのときに、
 
 
「小学生になったら、みんなに○○ちゃんのことを知ってもらうために、1人ずつお話しする時間があるんだよ。」
 
 
「○○ちゃんも、新しいお友だちのことがわかって楽しくなるんだよ。」
 
 
このようなことを少しずつ話してあげることをお勧めします。
 
 
それから、
 
 
「○○ちゃんの好きな食べ物なぁに?」
 
 
「いちご、ドーナッツ、アイスクリーム いろいろあるね。」
 
 
「○○ちゃんの好きなテレビ番組ってなぁに?」
 
 
「ドラえもん?」
 
 
特別に構えることなく、普段の会話の中で、少しずつ「自己紹介」に役に立ちそうなおしゃべりをしてくださいね。
 
 
3月の終わり頃に、「自己紹介ごっこ」をご家族でしてみるのもいいですね。
 
 
「ぼく(わたし)の名前は、○○○○です。すきなたべものは、りんごです。よろしくおねがいします。」
 
 
これで、はなまるです。
 
 
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもにとって、事前練習しておくことは、とても重要です。
 
 
みんなの前で話すのは、誰でも緊張します。楽しく練習することで、苦手でも頑張れるようになったらうれしいですね。
 
 
これを入学前から、毎日のお風呂タイムなどに楽しくおしゃべりしていれば、1年生の「自己紹介」も上手にできそうです。
 
 
小学1年生、楽しみですね!
 
 
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 執筆者:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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