発達障害の特性を持ちながらも診断名がつかないグレーゾーンの子どもたち。支援が必要なのに得られない状態が続いています。お母さんが「自分の手で子どもを発達させよう!」と決心して適切な対応をすれば子どもがぐんぐん伸びていきます! |
【目次】
1.公的な支援が得られない軽度発達障害・グレーゾーンの子どもたち
子どもの発達が気になって発達相談に行ったり検査を受けたりしても、ハッキリと診断がつかないケースもたくさんありますよね。
発達障害の子どもと似た特性を持っているのに、診断がおりない、グレーゾーン(パステル)の子どもたち。
診断がおりないことで「障害ではない」とみなされてしまうので、公的な支援が受けられないことがよくあります。軽度発達障害やグレーゾーンの子どもたちの支援は、家庭に丸投げされている状態です。
グレーゾーンの子どもたちの発達を加速させるには、お母さんの力が不可欠なのです!
とはいえ、どんな支援をしたらいいの?とお悩みの方もいらっしゃると思います。私の門下生のなかにも、グレーゾーンの お子さんを持つお母さんがたくさんいらっしゃいます。
公的な支援が得られないなら、「自分の手で子どもを発達させるんだ!」と決意して私の元にやって来てくださった方たちです。
どうしたら子どもを発達させられるのかお悩みのお母さんへ、ある門下生からのメッセージをご紹介しますね。
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私の長男は 小さな頃からやや落ち着きが無く、
でも、 目に見えて発達障害!という感じでも無く。時々、あれ?この子多動の気がある?と思う状態でした。
多分そんな感じのお子さんって、元気があるタイプのお子さんをお持ちのママなら、一度は思った事があると思います。
そして、彼は好奇心旺盛で、感性や考え方も人とちょっと違うところがあり、発想力もあります。ちょっと変わってるな、こんな風に感じるんだと驚かされることも多く、時には天才?!なんて思うくらいのことをやったり、発言することもありました。
でも、 人と感性が違ったり好奇心旺盛なことは、集団生活の場では、時としてうまくいかない原因になることもあります。当時「普通」であることを望んでいた私は、それが歯がゆく思い、叱っていました。
それでも、通わせていた幼稚園が個性を尊重してくれたこともあり、彼の変わっているところを、長所として関わり、潰すことなく伸ばしてくれました。
ところが二年生の時、違う小学校へ転校し、周りが彼のことを受け入れてくれない環境に変わってしまいました。この変化により、彼はストレスを抱えることとなり、不安定な状態に陥ってしまったのです。
家でも反抗的になり、学校でも問題行動があり、私は毎日「叱る」という間違った対応をしてしまいました。
学校でもストレス、家でもストレスの辛い環境でさらに不安定に。このことから、学校から専門機関への受診を勧められました。
結果、発達障害ではないが、多動の傾向はあるとのことでした。
ここでお伝えしたいのは、息子は「ハッキリとした障害はなかった」ということです。
でも、私や周りの間違った対応により、発達障害を疑われるほどに、不安定になってしまったということです。
軽度の凸凹のある子や、グレーゾーン・パステルゾーンの子などは気付かれにくく、息子のように環境の変化により不安定になってしまったり障害を引き起こすことが少なくありません。
だからこそ!グレー・パステルだからこそ!!親がやってあげなくてはならないことがあります!
パステルゾーンの子ども達の未来は”育ち”にかかっています。
発達障害は、二次障害のリスクが高いのも事実ですが、天才の原石だと言う人もいます。
確かに、アインシュタインなど著名人の中にも、発達障害の人が多いということも知られていますよね。人と違うからこそ、他の人にできないことができるんですよね!
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以上、門下生からのメッセージでした。どうしたら発達凸凹の子どもたちが力を発揮することができるのでしょうか。
2.グレーゾーンの子どもの発達のためにお母さんができる支援
将来的に困りごとが増えていき、二次障害を起こしてしまうのか?
良いところを伸ばし、社会で活躍する人生を歩むのか?
それは、後天的な影響で決まります!
どんな影響かといえば、、、、脳に入った情報!!!これで決まります!
だからこそ、周りにいる大人がどう対応してあげるか?どうコミュニケーションをとっていくか?がとても重要になります。
親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもの発達を加速させる!
「発達科学コミュニケーション」は、そんな願いの元に生まれた、科学的な方法です。
ぜひ、ホームページの中や、本の中に散りばめたノウハウの中からあなたのお子さんにぴったりの方法を探して、実践してみてくださいね!
発達科学コミュニケーションは本でも学ぶことができます。
2018年6月20日発売
『<発達障害とグレーゾーン>子どもの未来を変えるお母さんの教室』
『<発達障害とグレーゾーン>子どもの未来を変えるお母さんの教室』
よかったら、こちらも手にとってみて下さいね。
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)