コロナウイルスの影響でママがストレスを感じていませんか?そんなときHSCや発達障害の子との会話で言ってはいけない言葉があるんです。敏感な子との会話でNGワードを回避する方法をお伝えします。 |
【目次】
1.ママがコロナストレスを感じていませんか?
「今年は想定外に春休みが長くなってしまった…」そう感じているママはいませんか?
仕事の調整をしなくてはいけない
子どもの昼食の準備をしなくてはいけない
子どもの預け先を確保しなくてはいけない
普段通りの生活であったら、生じることはなかったはずの色々な「しなくてはいけないこと」。ママに負担が大きくのしかかってきて、ストレスが大きくなってしまいますよね。
先行きの見えない状況の中で、モヤモヤしたり、イライラしたりするのは自然なことです。
でも、そのネガティブな感情に影響されたまま、お子さんとコミュニケーションをとっていませんか?
実はこんなとき、HSC(Highly Sensitive Child)や発達障害グレーゾーンの子などの敏感な子に言ってはいけない言葉があるんです。
2.HSCや発達障害の子との会話でママが言ってはいけない言葉
お子さんとの会話の中で絶対に言ってはいけない言葉。それは、「あなたのせいで」です。
「あなたのせいで、やらないといけないことが増えた」
「あなたのせいで、ママが仕事を休まないといけない」
「あなたのせいで、この先の予定が立てられない」
はっきりとママがこのような言葉を口にしていなくても、すでに敏感なお子さんはママの言動から察して、自分を責める気持ちをもっているかもしれません。
また、繊細な子は親の影響をダイレクトに受けてしまいます。不安もイライラも伝染します。不安やイライラの感情をお互いにぶつけ合うような事態は避けるのが賢明です。
むしろこの時期、お子さんにかけてあげてほしい言葉は、「大変な状況だけど、あなたのせいではないんだよ」という言葉です。お子さんが安心する言葉で不安を拭い去ってあげてください。
3.敏感な子との会話でママがNGワードを回避する方法
「あなたのせいで」というNGワードを回避する方法は、ママが気持ちに余裕をもつことです。
我が家では、リビングが散らかっていると私がイライラしやすくなってしまうため、この休みの間に子ども部屋の模様替えをしました。
家具の配置を変え、おもちゃ散らかりっぱなしでもOK!勉強道具出しっぱなしでもOK!走り回ってもOK!の空間が生まれました。おかげでリビングは荒れることが少なくなり、子どもたちとも穏やかに過ごせています。
お子さんと日中べったり過ごさなくてはいけないママは、家の中の別の部屋でもいいので意識して離れて過ごす時間をとってみてください。お昼ご飯もいつもパーフェクトでなくて大丈夫。仕事もこのような状況では通常通りできなくても仕方ありません。
それよりもママが一緒にいるときにニッコリ笑っていることの方が、お子さんにとっては何百倍も嬉しいはずです。
お子さんには発達科学コミュニケーションの基本である「できたこと」に注目して褒める関わりをしてあげてください。
このような状況であっても、お子さんは、その子なりにママや家族の役に立ちたいと思っているものです。
日常のちょっとしたことでも、できていることややれたこと、頑張ったことを見落とさず、肯定的な言葉をかけてあげてくださいね。
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執筆者:渡辺カナ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)