こんにちは!発達科学コミュニケーショントレーナー ここのひなたです。
今日は、発達障害の子どもの脳を発達させながら、記憶力をサポートして、子どもが自分の携帯を持っていなくてもお母さんとちゃんと連絡が取れるように、お母さんの携帯番号を確認する方法について、お話しします。
発達障害の子どもの記憶力をサポート~「携帯電話を忘れてもお母さんと連絡がとれる方法を伝授します!」
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レッスンスクリプト
「お母さんの携帯番号、言える?」と、小学生に聞くと、たいていの子が、「知らない。」と答えます。
「じゃぁ、迷子になったら、どうするの?」と、聞くと、「キッズ携帯があるもん。」と、自信たっぷりに答えます。
「充電が切れていたら?」と聞くと、無言になります。
いざというときに、子どもが自分の携帯を頼らないでお母さんに確実に連絡が取れる準備をしませんか。
どうして、子どもが家の電話番号も、お母さんの携帯番号も知らないかというと携帯電話に慣れているからです。
ボタンひとつで電話がかけられて、とても便利です。
でも、携帯がないと誰とも連絡が取れないって、心配ですよね。
おうちでお母さんとお子さんとが楽しくおしゃべりしながら、電話番号を確認する方法をご紹介します。
まず、ひとつ目です。これは、お子さんが数字を記憶することがそれほど苦手ではない場合の遊びです。
電話番号を3けたと4けたに分けます。お母さんとお子さんが交互にこれを言ってみるのです。
まず、お母さんが「080」
お子さんが「1234」
お母さんが「5678」
このときに、
「080」
「1234」
「5678」
手を叩いたり、頭を叩いたり、声と動作を合わせてみると覚えやすくなります。
次に、お母さんとお子さんが交代します。
これを繰り返すのです。
それから、お子さんがよく知っている歌の替え歌にするのもおすすめです。
例えば、『パプリカ』
「080 1234 5678 おかあさん~」
「090 1234 5678 おとうさんに届け 」
こんなふうにです。
そして、お子さんとこんなふうにお話ししてみてください。
「もう電話番号を覚えられたからね。もし迷子になっちゃったら、近くの交番やお店で『お母さんに電話をかけたいから電話を貸してください』ってお願いしてみようね。それで、電話をかければ大丈夫だよ。」
こうやって話しておくと安心です。
ふたつ目は、お子さんが数字を記憶するのがちょっと苦手な場合です。
そのときは、お母さんとお子さんで楽しくおしゃべりしながら、ネームタグを作ってあげてください。
これをお子さんのカバンの外から見えないところにつけてあげましょう。
それから、お子さんとこんなふうに話をしてください。
「もし迷子になって携帯を持っていなかったら、近くの交番やお店で『お母さんに電話をかけたいから電話を貸してください』とお願いしよう。それでこれを見ながらかければ大丈夫だよ。」
携帯を持っていなくても、お父さんやお母さんと必ず連絡がとれるように、としっかりお子さんと話し合ってみてくださいね。
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講師:ここのひなた
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)