発達障害・自閉症スペクトラムの子には、スキンシップが大切!! 感情の脳を発達させる方法とは

発達障害・自閉症スペクトラム、特に社会性の発達に凸凹のあるお子さんは、 感情の脳の発達がゆっくりな場合があります。大好きなお母さんとのスキンシップで、 親子で穏やかに心が整うコミュニケーション術をお伝えします!!
 

【目次】

 

1.発達障害・自閉症スペクトラムの子の感情の脳を発達させるのはお母さんとのスキンシップ!!

 
 
「親子のスキンシップって、とてもいいんですよ」こんな言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
 
 
確かに、肌と肌が触れ合うことで安心感が得られるのは、大人も子どもも同じです。
 
 
発達障害、特に社会性の発達凸凹のある自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんは、感情の脳の発達がゆっくりな場合があります。
 
 
感情の脳の発達がゆっくりだと、喜怒哀楽などの感情を表現するのが苦手なので、キレやすい、空気が読めないなど、うまく人間関係が築けない場合があります。
 
 
その結果、集団が苦手、人嫌いなど、学校でのお友達トラブルにつながってしまいます。
 
 
私の娘もASDタイプの発達凸凹があり、実年齢に比べて情緒が幼く、感情の脳の発達がゆっくりだと感じていました。
 
 
脳の中にある感情を司る部分は、皮膚からの刺激との関連が深いことがわかっています。
 
 
 
 
そしてこの部分は、一生かけて発達していく部分なのでお子さんが何歳からでも、いくらでも発達させることができるのです。
 
 
感情の脳の発達がゆっくりで、気持ちが不安定になりやすいお子さんも脳を発達させることで情緒が落ち着き、学校でのお友達トラブルも減らすことができます。
 
 
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2.なぜスキンシップが重要なのか?実は〇〇の影響もあった⁈

 
 
実は、スキンシップをはかることで身体の中では、オキシトシンという「幸せホルモン」が分泌されています。
 
 
この幸せホルモン”オキシトシン”には、こんな効果があります。
 
 
・幸福感を得られる
 
・ストレス低下
 
・痛みや緊張の軽減効果
 
・愛情や信頼を形成する
 
 
このオキシトシンの分泌を促すための一番手軽で効果的な方法が、お母さんとのスキンシップです。
 
 
人間の五感には発達の順序があります。その中でも触覚一番最初に発達し、老後も一番最後まで衰えないと言われています。
 
 
 
 
触覚、つまり”肌で感じること”は人間の一生を通してとても重要で、ある意味原始的で、動物的なコミュニケーションなのかもしれません。
 
 

3.自閉症スペクトラム(ASD)タイプには感覚過敏の子が多い?!

 
 
ASDタイプには感覚過敏があり、抱っこを嫌がったり触られるのが苦手だったりする子がいます。
 
 
その他にも、音、光や色、味覚、温度や湿度などに独特で過剰な敏感さがあり、このような感覚過敏は 生活のしにくさと直結してしまいます。
 
 
また、周囲の人や家族にはその苦痛が理解しにくかったり、過小評価されてしまうことも多いので、ASDの子にとっては日々ストレスが重なってしまうことになります。
 
 
思い返してみると、娘も小さい頃から、抱かれたがらない・音に敏感で耳をふさぐなどの感覚過敏がありました。
 
 
これは、脳の感覚のエリアが未熟で、うまく処理できていないために、過敏な反応、または鈍感な反応として現れていると言われています。
 
 
脳の感覚のエリアの発達が進むにつれて、だんだん改善される場合もありますが、いくらスキンシップがいいからと言って、嫌がる子を無理に抱きしめるのは よくありません。
 
 
 
 
ストレスにならないよう工夫していく必要があります。
 
 
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4.抱っこやスキンシップを嫌がる感覚過敏を伴う発達障害の子へのコミュニケーション法とは?

 
 
感情の脳を発達させられるのなら、スキンシップを積極的に取り入れたい!と思いますよね。
 
 
しかし、抱っこやスキンシップを嫌がるASDの お子さんには少し注意が必要です。
 
 
せっかくのスキンシップも、お子さんが不快に感じてしまっていてはオキシトシンが分泌されることもなく、逆にストレスになりかねません。
 
 
身体のどこなら嫌じゃないのか、どんな触り方なら大丈夫なのかをよく観察してみましょう。
 
 
オススメは、「手を動かす触り方」ではなく「圧をかける触り方」です。
 
 
背中を、少し強めにゆっくり上から下に動かすなど、優しく触るより少し強めで圧をかけるのがポイントです!!
 
 
ASD児には特に、圧迫されることが落ち着く子がいます。
 
 
ギューっと、少しずつ圧をかけていくマッサージなどがオススメです。娘も脚をマッサージされると喜びます。
 
 
しかも、マッサージにはされる側はもちろん、する側にもオキシトシンが出るので、リラックス効果も期待できますし、子どもが大きくなって、抱っこができなくなっても取り入れやすいスキンシップです。
 
 
でも、マッサージってする側は結構大変ですよね。
 
 
ですから、私は子どもが横になっている状態で、その上に乗っかるようにして圧をかけています。
 
 
朝、子どもを起こすときなど、少しの時間でもスキンシップがとれるのでオススメです。
 
 
お互いが触れたい!と思っていることこそが重要なので、無理せず行えばいいのです。
 
 
 
 
また、幸せホルモン”オキシトシン”はスキンシップだけでなく、「優しい声かけ」など 相手への思いやりでも出ると言われています。
 
 
日常的にポジティブな会話をすることで お子さんが思春期青年期になっても、心のスキンシップを大切にしていきたいですね。
 
 
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執筆者:永作瑛里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
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