発達障害で愛情が伝わらない子どもの感情脳が発達する意外な対応法!

 

発達障害・自閉症スペクトラムの子どもに、愛情が伝わらない…と悩んでいませんか?なんと、子どもの皮膚からの触覚を刺激し、感情脳を育てることで、愛情が届くようになるんです!
 
 

【目次】

 

1.愛情が伝わらない子どもの育児に悩んでいた過去

 
 
私には発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)タイプで現在小学校3年生の娘がいます。
 
 
娘は、小学校1年生の2学期から学校への行きしぶりが始まりました。
 
 
娘に学校に行きたくない理由を尋ねると、「ママと離れたくないから、ママとずっと一緒にいたいから」と言われ、学校が嫌で行きたくないのではなく、私と離れたくないから行きたくないと言う娘…
 
 
「それって、もしかして愛情不足なの?」と思うようになりました。
 
 
毎朝、私との別れの時間が近づくにつれて、赤ちゃんのように甘えてくるようになり、自分でできるはずのことも「やって〜」と甘えてきました。
 
 
今までになく、母親の愛情を求めてきているように感じ、小学生になってからこれ程甘えてくるのは、今までの愛情不足が原因なの?
 
 
でも、それなりに愛情をかけてきたつもりなのになぜ?
 
 
私の今までの愛情表現では、娘には伝わっていなかったのかも?と思うようになりました。
 
 
人並みに愛情をかけてきたつもりでいたので、伝わっていないそのギャップにとてもショックを受けたことを覚えています。
 
 
では、なぜ発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんには愛情が思うように伝わらないのでしょうか?
 
 
 
 
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2.なぜ発達障害の子どもには愛情が伝わらないのか?

 
 
人並みに愛情をかけてきたつもりなのに、なぜ自閉症スペクトラム傾向の娘にはうまく愛情が伝わっていなかったのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
 
 

◆①認知やコミュニケーションの苦手さによるもの

 
 
発達障害のお子さんは、認知が独特でコミュニケーションの苦手さを抱えている場合があります。
 
 
認知とは、物事に対しての感じ方や捉え方のことで発達障害のお子さんはここに独特さが感じられます。
 
 
他人の言動に、敏感あるいは鈍感で、気にしすぎ・気にしなすぎだったり、なんでもネガティブに捉えがちな傾向もあります。
 
 
そのため、なんとなく人とのやり取りがスムーズにいかず、コミュニケーションの苦手さを抱えてしまうのです。
 
 
これは対母親であっても同じなので、幼少期からの母親の愛情表現も、本人にはうまく伝わっていなかった可能性が考えられます。
 
 

◆②幼少期からの感覚過敏によるもの

 
 
発達障害のお子さん、特に自閉症スペクトラムのお子さんには幼少期から感覚過敏が見られることがあります。
 
 
感覚過敏とは、聴覚・視覚・触覚などの外部からの刺激が過剰に感じられる反応のことです。
 
 
娘の場合は、特に聴覚・触覚に対する過敏さが見られ、花火や太鼓などの大きい音を異常に怖がる、抱っこやスキンシップを嫌がるといった症状がありました。
 
 
ここでポイントとなるのが、触覚に対する感覚過敏です。
 
 
触覚つまり皮膚からの刺激は、脳の感情に関わる部分ととても関係が深いことがわかっています。
 
 
幼少期であれば、母親に抱っこされたり、母親とスキンシップをはかったりすることで、この脳の感情に関わるエリアの発達が進むのです。
 
 
しかし娘のように抱っこや触られることを嫌がる子の場合、娘も自分から求めてこない、母親側も嫌がるから抱かない、触らないという対応を続けていくと、自然と触れ合う機会が少なくなってしまいます。
 
 
すると、皮膚からの情報が入りにくい環境を作ってしまうことになりますので、娘は感情の脳の発達がゆっくりになってしまったと考えられます。
 
 
では、どうすれば発達障害・自閉症スペクトラムの子どもにも愛情が伝わるようになるのでしょうか?
 
 
 
 
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3.愛情が伝わらない発達障害・自閉症スペクトラムの子どもの対応法

 
 母親からの愛情表現がわが子には伝わっていなかった…とわかると、とてもショックですよね。
 
 
発達障害・自閉症スペクトラムの子どもにも、愛情を伝えるために我が家で行った対応法をお伝えしますね。
 
 

◆①独特な認知は、理解し受容する

 
 
まず、認知やコミュニケーションの苦手さに関しては、理解し受容してあげることが大切です。
 
 
周りの人からすれば独特だと感じる認知も、その子にとっては当たり前の感情や思考なので、そこはどうしたって変えることはできません。
 
 
そう感じること自体、仕方がないのが自閉症スペクトラムの特性でもあるため、そこを軌道修正させようとしてもうまくいきません。
 
 
一番近くにいる母親が理解し、受け入れ、生活上の工夫や教育的な配慮をしてあげることでカバーできます。
 
 
「そっか、そう思ったんだね」と一旦受け入れ「でもママならこうするかも?」と提案してあげる。
 
また、 臨機応変に対応することが苦手なので「こういうときはこうするんだよ」とマニュアル化して教えてあげるのも効果的です。
 
 
 
 

◆② 触覚を刺激して、感情脳を育てる

 
 
幼少期から感覚過敏の為、スキンシップがうまくできず、感情の脳のエリアが未発達であるなら、どんどん、皮膚からの刺激を多く与えましょう!
 
 
子どもが「心地よいと感じるもの」を、とにかく沢山触らせればよいのです。
 
 
本人が触っていて落ち着く、癒されるという感覚が、ダイレクトに感情の脳の発達に繋がっていきます。
 
 
感情の脳を発達させてあげれば、子どもの愛情の受け皿を整えてあげることができるのです。
 
 
水ハケが良過ぎてカラカラの土を、栄養を蓄えられるふかふかの土に耕してあげるイメージです。
 
 
母親からの愛情を受け取る、お子さんのストライクゾーンを広くしてあげるのです。
 
 

4.感情の脳が発達した我が子は、スキンシップもスムーズになった!

 
 
私の娘は、小さい頃から触覚に対して強いこだわりもみられ、お気に入りの毛布を手放さない、着るものも着心地が悪いと嫌がるといった症状もみられました。
 
 
反対に、粘土あそびや泥遊びが好きで、不思議な感触のするものに心惹かれていました。
 
 
そこで、私は、本人が心地よいと感じるものを、積極的に触らせました。
 
 
 
 
具体的には粘土遊び、砂・泥遊び、クッキーやパン・ピザなどの生地作り、卵の殻を崩す、スライムやスクイーズ、泡風呂などです。
 
 
使い終わった卵の殻を見つけるとグシャっと崩し、目をキラキラと輝かせていたのを覚えています。
 
 
またスライムに至っては自分で手作りし、自分好みの感触に仕上げる程、夢中になっていました。
 
 
このように、遊びの中で、触覚からの情報を多く脳に入れてあげると、知らず知らずのうちに娘の感情の脳はどんどん発達していったように感じます。
 
 
今でも、相変わらず生地作りやスライムが大好きな娘ですが、感情の脳が発達してきた今では、スキンシップも自分から求めてくるようになるほどに成長しました。
 
 
もう、こうなればこっちのものです!親子のスキンシップなら、感情の脳をますます発達させることもできちゃうんです。
 
 
発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんへのスキンシップに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてお読み下さい。
 
 
 
 
このように、皮膚感覚からの情報が多い遊びを積極的に取り入れることで、感情の脳の発達を促し、愛情を受け取る子どもの器を広く・大きく成長させてくれるのです。
 
 
愛情不足なのは自分のせいだとご自分を責める前に、ぜひ一度、試してみて下さいね!
 
 

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執筆者:永作瑛里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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